
(株)はないち 代表取締役 澤 正明 氏
このインタビューは京都にておこなったものになるのだが、現在京都の建築業界でも注目されている京町屋の話も出てきたり、話は多方面に展開していく。
京町屋については保存するという事ではなく、解体時に出る古材を再利用するという点で、出店コストを抑える事や現代ならではのECOのニーズにも答えているようだ。
弊社も京都に本社を置いているので、どうしても関西の話し方に親近感が湧いてしまう。そのせいかインタビューが終わって受けた印象としては「同じ目線で話してくれる熱い社長」というものだった。
歯に衣着せぬ話し方からは、澤社長のまっすぐな気持ちやFC展開への姿勢を表しているように感じられた。
フランチャイズとのかかわり
今から20数年前に関西で約30店舗を直営で営業していた某居酒屋チェーンのFC展開の第一号フランチャイジーとしてこの業界をスタートする事になる。
その後着実に店舗を増やし、円満な形で脱退する事になるのだが、その経歴からもわかるようにフランチャイズとの関わりは常に身近にあった。
外食チェーン各社が従業員などを対象に独立支援制度を拡充していたり、既存店の委託経営者の募集やライセンス販売などを含め、今現在FC本部はさまざまなカタチでのFC展開を模索する時期にさしかかっているわけだが、実際「はないち」では2店舗の社内独立を実施済みで今回のFC展開への手ごたえを感じているようだ。
これからのFCチェーンとは
個人の嗜好(しこう)がこれまでのように一極に集中する事はないと言われ、業界では今後1000店を超えるようなチェーンは出てこないだろうとも囁かれている。
フランチャイズの社会だけに留まらず、現代のニーズは「個」に向かっていくと言われている。
芸能人をはじめ、誰でも簡単に個人の意見を表現できるブログの爆発的普及からもわかるように、今後ますますその流れは加速するだろうと言われている。
さて、今回インタビューをおこなった「はないち」はというと、澤社長の口から度々登場してくる「仲間」という言葉が物語っているように、加盟希望者を商売としてとらえるというよりも、一人の新しい仲間探しをしているようにさえ聞こえてくる。
また、「法人であっても個人に近いような方を考えております。個人の底ぢからは十分知ってるし、いいお店が出来るんです」という発言からもわかるように、大手チェーンとの違いをイメージして「個」を意識したようなFCパッケージになっているようだ。
人間のあたたかさ
「居酒屋を20年間やってきて思うのは最終的には人なんですよ。結局居酒屋ってアナログなんです」という発言からも、多くのお客様の心に響く営業をしてきたのだろう。
人と人との関係が稀薄になってきている現代。きっと、人々の乾いた心に居酒屋というカタチで潤いを与えていくのだろう。
フランチャイズと向き合いフランチャイザー、フランチャイジーその両方の側面をみる澤社長のフランチャイズ論とはどういったものなのだろうか。
20数年間あたためてきたノウハウを存分に活かし満を持してフランチャイズ展開をおこなう。今後が期待出来そうだ。
[名 称] 株式会社はないち
[英文名称] Hanaichi Co.,Ltd.
所在地 [本社] 〒606-8356 京都市左京区二条通東大路西入ル石原町280-2 グランタック東山二条201
TEL 075-762-1222 FAX 075-762-1232
代表取締役 澤 正明
資本金 3,000,000円
ホームページ http://e-hanaichi.com
澤 正明(さわ まさあき)
1968年 滋賀県大津市に生まれる1987年 京都私立東山学園卒業
1990年 20歳で、居酒屋フランチャイズに加盟し初出店を果たす
2009年 創業20周年を機に、直営店の運営の他にFC本部を開設し、飲食店に関わる総合コンサルティング業務を開始
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