日経トレンディが2016年ヒットを予想した牛カツ専門店「京都勝牛」のランチに潜入

フランチャイズWEBリポート編集部 |2015年11月27日 公開 (2019年10月28日 最終更新)
京都発祥の牛カツ専門店「京都勝牛」

京都発祥の牛カツ専門店。京割烹をコンセプトに、「和」を基調とした内外装の落ち着いた店内で、60秒でさっと揚げたミディアムレアな牛カツを、バリエーション豊富な食べ方で提案する、昔からある「ビフカツ」とは違う新しい価値を持った定食スタイルのお店。ウェブリポ編集部の拠点である京都の繁華街、先斗町(大人の街ですね)に1号店があるというのでランチの写真交え、突撃リポートとまいります!

編集部厳選!注目フランチャイズ特集

牛カツ専門店チェーン「京都勝牛」1号店がある京都先斗町に潜入!

牛カツ専門店「京都勝牛」とは?

京都発祥の牛カツ専門店。京割烹をコンセプトに、「和」を基調とした内外装の落ち着いた店内で、60秒でさっと揚げたミディアムレアな牛カツを、バリエーション豊富な食べ方で提案する、昔からある「ビフカツ」とは違う新しい価値を持った定食スタイルのお店です。

日経トレンディで2016年ヒット予測に!

日経トレンディの12月号・・ご覧になった方もいるでしょう。2016年ヒット商品が紹介されているページの中でも紹介された牛カツ専門店に「京都勝牛」というチェーン店があります。京都市、東京の千代田区、名古屋市の中区栄など現在7店舗ほどが全国展開されています。

今回は、編集部の拠点である京都の繁華街、先斗町(大人の街ですね)に1号店があるというのでランチの写真交え、突撃リポートとまいります!

千斗町

観光客に人気!?インバウンド需要にも貢献

さて、お店につきました。行列ができるほどの人気とオープン当初報じられていたので......どれほどのものかと思っていましたが、すでにお店の前に人がいて店内を伺っていました。編集部も「おひとり様でも大丈夫かしら......?」と店内をのぞきこんでみると、笑顔の素敵な男性スタッフの方が「どうぞ」とお出迎えをしてくれました。

京都勝牛店舗前

実際にお店に入ってみるとテーブル席以外にもカウンター席がズラリ。ひとりでランチをしている貴婦人、テーブル席でランチを楽しむ家族客まで、少々女性の割合が高いくらいでしたが、幅広い客層でした。会社員らしき方もおらず、立地的にも観光客がほとんどとみられます。また、外国人観光客の方が二組ほどいらっしゃっていて、インバウンド需要にも一役買っているのだなとしみじみ。トレンドの和食を味わって帰ろう!というねらいでしょうか。

気になるメニューは......?

牛カツ御膳と勝重、豪華版?の黒毛和牛カツ御膳まで

さて牛カツ専門店なので、シンプルなメニュー立てですが、どうやらグラムが選択できるようで(100g、130g、160g)店員さんに質問し、女性客がよく頼むとされる100gを選択し注文しました。

メニュー

一番リーズナブルなお値段で、牛ロースカツ膳100gの1,150円(税別)。一番高価なメニューが黒毛和牛カツ膳上で2,380円(税別)です。牛カツ単品注文もOKのようですが、ワンコインランチというわけではないので、質の良いお肉を少し食べたい方向け、というところでしょうか。あとは日本酒やビールなどアルコールメニューもありましたが、平日で仕事が残っている編集部は飲みたい気持ちをこらえました。

お味は……意外とあっさり。わさび醤油がマッチするレアな赤身肉

待つこと約5分。運ばれてきた牛カツは一口サイズに小さくカットしてあります。赤だしと麦ごはんは食べ放題。カツということでハードそう・・と覚悟してた編集部でしたが、女性客の方でも食べやすいボリューム感で一安心・・。衣もサクサク軽そうですし。
お味は意外とあっさりかつジューシー。焼き加減はミディアムレアくらい、ですかね。

定食

牛カツの食べ方にはコツがあるようで、たっぷりと乗せたわさびと醤油につけ食べた後に、カレーつけ汁、ウスターソース、山椒塩でそれぞれ食すのがおすすめなようです。編集部はわさびを醤油に溶かして食べてしまいましたが、わさびは溶かすのでなくたっぷりと乗せたうえで食べることをおすすめいたします・・。こちら失敗例です。

食べ方失敗例

はい、ここで。お肉のレア感を見ていただくためにこちらの写真も添えておきます。黒毛和牛ランプ・サーロイン、US産サーロイン使用でステーキを食べているような感触と事前にネットで見ていましたが、確かに。揚げ時間60秒でさっと揚げられているようで、お店の回転率にも貢献しているんじゃないかと予想します。

肉の揚がり加減

店内は京の割烹をイメージしているようで、シニアの方にも好まれそうな雰囲気。京都産の素材にもこだわっているようです。ただ、一見さんお断りという印象はまったくなく観光客の方でも来店しやすいと思います。

実はフランチャイズ展開している「京都勝牛」

「京都勝牛」、京都では清水寺や京都駅付近にも店舗があるのですが、どうやらフランチャイズ(FC)展開で店舗を増やしていることが明らかになりました。フランチャイズ本部は、株式会社ゴリップ(本社:京都市)。実はここ、肉料理の飲食チェーンを複数店展開している企業なのです!

株式会社ゴリップの他ブランド

例えばこちらのサムギョプサル専門店「ベジテジや」も同社が展開しているチェーン店です。ちょうど「京都勝牛」1号店の近くに店舗があったためパシャり。また、今話題の熟成肉を提供している熟成ステーキ専門店「ゴッチーズ・ビーフ」も展開している企業です。

目標は大都市中心に15店舗オープン。オーナーは飲食未経験OK

このように3ブランドの飲食チェーンを展開する株式会社ゴリップですが、フランチャイズ展開にあたってフランチャイズ支援事業を行う株式会社パワフルブレーンズとフランチャイズ加盟店開発について業務提携を結ぶことが明らかに。

「京都勝牛」に関しても、同社の支援を受けつつ大都市中心に15店舗をオープンさせることを目標としているようです。 ちなみに株式会社パワフルブレーンズとは、フランチャイズWEBリポートの専門家コラムでも好評連載中の経営コンサルタント、西山公人氏が代表を務める企業です。

西山氏は先日フランチャイズWEBリポートが開催した飲食ビジネス参入セミナーでも講師を務めた人物ですが、「フランチャイズ展開するなら不自然なほど早いスピードで多店舗展開をしないこと」という店舗展開の考えを持った経営コンサルタントで、15店舗という数字目標に関しても、無理のない範囲で練られた数字と見受けられます。

また、具体的な「京都勝牛」FCオーナー募集の内容については、株式会社パワフルブレーンズのホームページに記載してあるので詳細は同社ホームページをご覧ください。飲食業界未経験の方でもオーナーになれますが、募集は法人限定です。

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