JR九州がスターバックスとライセンス契約を締結。FC方式でスタバを多店舗展開へ

フランチャイズWEBリポート編集部 |2018年04月20日 公開 (2021年11月09日 最終更新)
STARBUCKS(スターバックス)のフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

2018年4月19日、JR九州ファーストフーズが、スターバックスジャパンとライセンス契約を結んだと発表しました。

全国で1300店舗以上あるスターバックス。こんなに店舗数があるのに、じつはフランチャイズ展開はしておらず、ほとんどの店舗を直営店で運営しています。そんなスターバックスですが、2004年からライセンス展開をしています。

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スターバックスのライセンス契約

全国各地に喫茶店が立ち並ぶ昨今でも、絶大な人気と知名度を誇っているスターバックス。「サードプレイス」をコンセプトとして、こだわりの美味しいコーヒーが飲めるだけでなく、全面禁煙や時間帯によるBGMの変化、客席の配置といった空間演出を徹底したくつろげる場所を提供しています。

全国に1300店舗以上を展開しているスターバックスですが、じつはフランチャイズ展開ではなく、ほとんどが直営店として運営しています。そんなスターバックスですが、2004年からライセンス展開をしています。

スターバックスジャパンの定義するライセンス事業

スターバックスジャパンのライセンス事業は法定義上では「特定連鎖化事業」という点でフランチャイズ事業と同解釈ですが、本事業展開は直営方式での出店が困難な商圏等での出店のみに特定しているので、フランチャイズ契約ではありません。

具体的な立地としては、駅・空港・高速道路のSA/PA・レジャー施設等を想定しています。

http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/04/19/180419Newsreleasejrkffstbc.pdf

JR九州ファーストフーズとのライセンス契約の狙い

ライセンス契約締結の理由は、JR九州ファーストフーズ株式会社が検討していた、昨今の多様なニーズに対応するため自社グループ施設内での高級志向カフェの出店と、さまざまな立地への出店を進めるスターバックスコーヒージャパン株式会社、両社の方針の一致によるものです。

今回のライセンス契約で6社目

スターバックスコーヒージャパン株式会社は、駅・空港・高速道路のSA/PA・レジャー施設といった特殊な商圏等への出店について、価値観・マインドを共有でき、商品とサービスのクオリティに強い拘りを持つ企業とライセンス契約を諦結した上で店舗展開を行っています。

2004年2月にライセンス1店舗目をオープンし、空港X線ゲート内、JR 東海新幹線改札内、JR東日本在来線改札内、書籍店内、企業内、病院内、大学キャンパス内等、全国で95店舗出店になります。(2018年3月末時点)
(※JRグループとのライセンス契約締結による店舗展開は今回のJR九州ファーストフーズで3社目)

JR九州ファーストフーズはマルチフランチャイジー

JR九州ファーストフーズはJR九州グループで洋食系ファーストフードの中核企業として外食事業部門の一翼を担う企業。

じつは現在九州全域でケンタッキー、モスバーガー、シアトルズベストコーヒー、サブウェイ、オリジナルパンケーキハウス、かつやの6事業123店舗を運営している、ファーストフード業界のマルチフランチャイジー。今回のスターバックスとのライセンス契約で7事業となるようです。

気になるライセンス契約一号店は?

店 舗 名 スターバックス コーヒー アミュプラザ小倉店
住 所 福岡県北九州市小倉北区浅野 1 丁目 1-1
開 店 日 2018 年 5 月 2 日(水)
営業時 間 7:00~22:00
席 数 61 席
店舗面 積 170.81 平方メートル(51.76 坪)

アミュプラザ小倉店を皮切りに、今後は駅やJR九州グループ内の関連施設でスターバックスの出店が加速するでしょう。


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