今さら聞けない「格安スマホ」とは? MVNOビジネスに参入続々

フランチャイズWEBリポート編集部 |2018年04月26日 公開 (2018年08月25日 最終更新)
エックスモバイルのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

月々の携帯料金が高い……、スマートフォンにしたいけど毎月の支払いが高そう……。近年、そんな悩みを解決するかのように「格安スマホ」という言葉を耳にすることが増えていませんか?安いスマホへの需要の高まりとともに成長市場としては、今がビジネスチャンスでもある「格安スマホ業界」。

今回は、いま注目の的である格安スマホと、格安スマホ業界で加盟店数・店舗数No.1(2018年4月現在)の実績を誇るMVNOベンチャー「エックスモバイル」をご紹介します。

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国民だけでなく行政の期待も高い格安スマホ

格安スマホはヒット予想ランキング第1位

「格安スマホ」という言葉は近年よく耳にするようになりましたが、数年前まではあまり馴染みのない言葉でした。しかし、博報堂が毎年発表するヒット予想ランキングで「格安スマホ」は2017年第3位、さらに2018年には第1位を獲得するなど、世間の注目は確実に「格安スマホ」に向いていることが伺えます。あなたの身近な人も格安スマホを利用している人が増えてきているのではないでしょうか。

博報堂生活総合研究所「生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想”」より

国民の不満の声を受け、国が格安スマホを後押し

今や生活の必需品となった「スマートフォン」。その利用率は71.8%(平成29年総務省調査より)にまでのぼっています。しかし一方で、月々の料金に不満を持っている人は、86.5%に。(MMD研究所「2017年携帯電話の利用料金に関する調査」より)

平成29年総務省調査「スマートフォン個人保有率の推移」より

そもそも、携帯電話業界といえば数年前までは大手3キャリアと呼ばれるほど「ソフトバンク、KDDI(au)、NTTドコモ」が市場を独占していました。しかし、国民の不満の声をうけて安倍晋三首相は、「携帯料金の家庭負担が課題」と発言し、消費回復を促すため負担軽減に向けた施策を検討しました。その後2015年に、総務省によってSIMロック解除が義務化されたことで、格安SIM市場は大きく躍進しました。

さらに、総務省は2018年「大手3キャリアの2年縛り」に対しても問題視。「解約月」以外に解約すると約1万円の「違約金」の支払いが求められる、いわゆる2年縛りを、2019年3月までに改善をするよう指示がありました。大手3キャリアが顧客を囲い込む手段を封じて「格安スマホ」に乗り換えしやすい環境を行政が整えようとしています。

スマホ料金に対する不満
MMD研究所「2017年携帯電話の利用料金に関する調査」より

なぜ格安スマホにすると月々の通信料金が安くなるの?

スマホが安く使えるようになるから需要が高まっている!ということはわかっても、そもそも格安スマホにするとなぜ安くなるのか、大手3キャリアと契約する普通のスマホと何が違うのか、気になりますよね。

そもそも格安スマホとはなにか

格安スマホとはその名の通り、安くスマホを使うことができます。スマホ本体は今使っている端末のまま、スマホの中に入っているSIMカードを【格安SIM】に取り替えるだけ。SIMロック解除が義務化されていなかったころは、契約した各キャリアのSIMカードしか使用することができませんでした。

また、SIMロック解除される以前は、SIMカードとセットで販売されていた端末ですが、解除後は機能を最小限に抑えたSIMフリー端末も登場しました。格安SIMと合わせて利用することで大手3キャリアより、月々の利用料を3分の1程度に減らせる可能性もあります。

MVNOが提供する格安SIM

格安SIMを提供しているのはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる、仮想移動体通信事業者です。MVNOは自社で通信回線を持っていないため、他社から携帯電話回線などの通信インフラを借りています。エックスモバイルであれば、NTTドコモの回線を使用しています。

通信回線を持っている大手3キャリアはアンテナや基地局といった、通信設備の開発や整備を行うため通信量が高くなっています。しかしMVNOはインフラを借りるため、新たな通信設備への投資や、設備運用のための人件費がないので通信費を安く抑えることが可能です。

電波塔

格安スマホビジネスに異業種からの参入続々

現在、日本におけるMVNOは800社(2017年12月時点)にものぼると言われています。

ブランド名 会社名 キャリア
UQモバイル KDDIグループ au
楽天モバイル 楽天 NTTドコモ
mineo ケイ・オプティコム NTTドコモ・au
LINEモバイル LINE au・ソフトバンク
エックスモバイル エックスモバイル NTTドコモ

しかし、その参入や運営には大きな資本が必要なほか、主要な格安スマホキャリアは30社程度な現実を聞けば、参入に手を上げることはできても、ゼロからの新規参入は決して簡単なことではないでしょう。

格安スマホ事業を専業とするMVNOベンチャーも登場

そんなMVNOのうちの一社がエックスモバイルです。エックスモバイルは、創業者である木野将徳 代表が以前に滞在していたころに、アジア初のLCCでもある「エアアジア」の創業者、トニー・フェルナンデス氏のセミナーに参加して、「モバイルのLCCをやりたい!」と考えて設立した会社です。まだ格安スマホが注目をあびていない2013年に創業し、業界を引っ張る企業にまで成長しています。

現在は無店舗で販売をおこなっている加盟店と実店舗をあわせて約260店以上を展開し、今や、店舗数・加盟店数ともに格安スマホ業界No.1(2018年4月現在)です。そんな、「格安スマホ」を販売するエックスモバイルは、国民からのニーズのみならず、総務省が普及を促進していることもあり、将来が期待されるビジネスのひとつとして注目されています。

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