飲食業界注目のダイニングイノベーションを直撃取材! FCショー出展の手応えと今後の展開

フランチャイズWEBリポート編集部 |2019年04月01日 公開
フランチャイズ・ショー2019に出店したダイニングイノベーションのブース

2019年3月6日(水)から8日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大のフランチャイズイベント「フランチャイズ・ショー2019」。独立開業を目指す個人や新規事業開拓を目指す法人が多数来場するなど、フランチャイズをはじめとしたビジネスを検討している方々が約3万人も集まる展示会となり、大変な盛り上がりを見せました。

今回はグループとして初出展ということで、メディア取材が殺到中の焼肉のファストフード業態「焼き肉ライク」をはじめ、「しゃぶしゃぶ れたす」などの有力飲食ブランドが勢揃いし、FCショーの会場でも抜群の存在感を放っていたダイニングイノベーションに、出展の手応えや今後の展開についてお伺いしました。

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会長は牛角創業者! 有力飲食ブランド郡を展開するダイニングイノベーションとは

ダイニングイノベーションが手がける焼肉ライク

大手焼き肉チェーン牛角の創業者である、西山知義氏が会長を務めるダイニングイノベーション。昨今メディアからの注目を集める「焼肉ライク」や、一人一鍋という新しいスタイルを提案する「しゃぶしゃぶ れたす」、新しい蕎麦の楽しみ方を提案する「じねんじょ庵」、やきとり屋「すみれ」など、魅力的な飲食ブランド郡を日本にとどまらずグローバルでも展開しています。

そんなダイニングイノベーションですが、昨年のフランチャイズ・ショーまでは「すみれ」単体での出展。しかし、今年のフランチャイズ・ショー2019では、グループの有力ブランドを提げての記念すべき初のグループ出展を行いました。

有力飲食ブランドFCを束ねるダイニングイノベーションに話を聞いてみた

フランチャイズ・ショー2019に出展していたダイニングイノベーション FC開発の石井康夫さん

フランチャイズ・ショー2019に出店し「焼肉ライク」や「しゃぶしゃぶ れたす」をはじめとする飲食フランチャイズブランドを手がける、ダイニングイノベーション FC開発の石井康夫さんに、イベントの感想や今後の展開についてお話を伺いました。

—— フランチャイズ・ショー2019は、ダイニングイノベーションにとって初めてのグループ出展となりましたね。
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

昨年までは、「やきとり屋すみれ」で単独出展していましたが、「焼肉ライク」や「しゃぶしゃぶ れたす」など、私たちが手がけるその他飲食ブランドが、ビジネスとしてある程度成熟してきていたことから、ダイニングイノベーションにとって初となるグループ出展に踏み切りました。

—— 単独出展から複数ブランドでの出展になって感じた変化などはありますか?
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

お越しいただける方の層が広がったように感じますね。

「やきとり家すみれ」単体で出展していた時よりも多くの方にお越し頂くことができたのはもちろんですが、ブース来訪者の層が広がったことが、ダイニングイノベーショングループでの出展の一番の効果だと言えるのではないでしょうか。

ダイニングイノベーションの飲食ブランドが並ぶFCショー2019の出店ブース
—— 続いて出展ブースですが、ダイニングイノベーションの飲食ブランド郡がズラッと並んでいてインパクトがありますね。この並びには狙いがあるのでしょうか?
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

「焼肉ライク」はメディアでも多数取り上げられており、注目を集めるという意味でとても効果的に機能しました。

その「焼肉ライク」をブース端に設置し、その反対側には試食コーナーを設けました。こうして集客力が高いコンテンツを両サイドに配置することで、間に挟まれた他のブランドにも自然と意識が向くようになりました。

—— どれぐらいの方がブースにお越しになられましたか?
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

細かい集計はできていませんが、少なく見積もっても1,000人以上の方にお越し頂けたと思います。

もちろん、興味本位で話を聞きに来られる方も少なくありませんが、それでも1割ぐらいは出店を前提にした商談を希望される方だったので、来場者の本気度が伝わってきましたね。

最初は「焼肉ライクをテレビで見たことがあったから」や「とりあえず試食だけ」という目的でお越し頂いた方が、各ブランドの話を聞くうちに前のめりになってきてくれることもあるなど、ブランドラインアップという面でもグループシナジーを感じることができました。

しゃぶしゃぶ れたす試食ブース
ダイニングイノベーションブースの左端は試食ブース。そこでは「しゃぶしゃぶ れたす」の試食が行われていました。
—— 世間では焼肉ライクに注目が集まっているように思いますが、今回のFCショー出展で人気のあったブランドはありましたか?
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

あまり極端な傾向はなかったように思います。

というのも、「やきとり家すみれ」であれば、ブランドが設立してからの歴史が長く、店舗数も多くあります。それが安心感に繋がり、それを魅力として話を聞いて頂ける方が多くいました。そして「しゃぶしゃぶ れたす」では、一人一鍋という今の日本人に刺さる食事形態と、野菜をメインに据えたヘルシー路線にすることで、一年を通して売り上げの差が出にくい仕組みが注目を集めていましたね。

その他、イタリアンの「VANSAN」はターゲットやコンセプトが明確で投資回収が早く、蕎麦事業「じねんじょ庵」は、これからの高齢化社会にこそ必要とされるなど、それぞれのブランドが独自の強みを持っているからこそ、オーナー様一人ひとりの考え方や趣向にあった提案ができ、ブランド毎の差を生まなかったのだと思います。

—— 各ブランドにしっかりとした特徴があるのは強いですね。ズバリ出展の手応えはいかがですか?
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

今回のフランチャイズ・ショー2019では、地方からお越しになっている方が多かったように思います。我々としても、地方強化はしていきたいと思っていたところでしたので、これから全国展開をしていくための良いきっかけになったのではないでしょうか。

—— 魅力的な飲食ブランドを抱えるダイニングイノベーショングループの今後の展望について教えてください。
焼肉ライクのフランチャイズWEBリポート編集部

石井 康夫

これから2023年までに直営・FC合わせて「焼肉ライク」は300店舗、「しゃぶしゃぶ れたす」は93店舗、「じねんじょ庵」は70店舗を目指しております。

引き続き各ブランドの強みや魅力を明確に打ち出し、お客様はもちろん、オーナー様にも選ばれる飲食事業運営を行っていきたいと思います。

ダイニングイノベーションへの取材を終えて

フランチャイズ・ショー2019の会期中、たくさんの人で賑わいを見せていたダイニングイノベーションブース。話題性のある焼肉ライクをはじめ、それぞれのブランドの魅力を相乗的に高めることができており、グループ出展ならではの強みを存分に発揮できていると感じました。

今後、出店目標に向けてフランチャイズ出店を加速させていくであろうダイニングイノベーションから目が離せませんね。

そして、そんな魅力的なビジネスが集まる場所「フランチャイズ・ショー」。次回は、2020年3月4日(水)~6日(金)に幕張メッセにて開催が決定しています。気になった方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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フランチャイズ・ショー2019に出店したダイニングイノベーションのブース

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