自宅開業のメリット・デメリットまとめ! 自宅で稼ぐためのお役立ち情報

フランチャイズWEBリポート編集部 |2019年01月30日 公開 (2019年04月02日 最終更新)
自宅開業のイメージ

自宅開業は初期投資を抑えることができるため比較的低コストで事業を始めることができる方法です。しかし、いきなり何のノウハウも資格もなく始めて、成功するほど甘いものではありません。また、自宅開業には向かない職種、向いている職種があるので、よく考えて行動する必要があります。せっかく決心して開業するなら、成功して長く事業を続けていきたいですよね。今回は、自宅開業を目指す人のために、自宅開業に役立つ資格や自宅開業に向いている仕事について紹介します。

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自宅開業は開業を早めることができる

自宅開業は店舗を借りる必要がなく、起業のなかでも気軽に始められる選択肢の1つです。店舗を構えて開業するには、物件を借りるにも初期費用が必要になるため、まとまった資金調達が必要なケースが少なくありません。そして資金の調達には一定の時間を要します。一方の自宅開業は、資金が必要ないかといわれるとそんなことはありません。宣伝をしたり、設備投資したり、場合によっては、自宅の改装をおこなう必要があります。しかし、これらを差し引いても、多くの場合、比較的短期間で開業を行うことができるのが特徴でしょう。

そんな自宅開業をするには、事業計画を立て、開業するために開業届を提出しましょう。必要事項を記入して管轄内の税務署に開業届を提出すれば、個人事業主としてすぐに開業することができます。会社を設立する場合とは異なり、基本的には個人事業主になるだけなら費用はかかりません。事業内容にもよりますが、こうしたメリットから開業の最初の一歩として自宅開業を選択する方は少なくありません。

自宅開業を選択するのはどんな人?

家族の都合や持病で自宅から離れられない方

自宅開業は、家族の介護や子供から目が離せない人に向いています。家を離れられないけども収入を得たいという場合には、自宅開業はぴったりの業務形態といえるでしょう。また、持病があり、継続的に会社勤めをすることが難しい人も、自宅開業は合っています。病気の程度にもよりますが、自宅なら自分の体調と相談して仕事をおこなうことができるので、継続的に仕事ができるでしょう。通勤で体力を消耗することはありませんし、体調が悪ければすぐに休むことも可能です。

開業資金を抑えたい方

自宅を事務所にして開業費用を抑えたい人も、自宅開業を考えてみましょう。自宅を事務所にすれば物件を借りる必要がないので、大幅に費用を削減できます。また、職場環境に不安がある人や、通勤の煩わしさから解放されたい人も、自宅開業を検討する価値はあります。

自宅開業を成功させるために資格は必要?

資格というよりもIT活用スキルが大事

開業自体は、特に必要な資格はなく、開業届を提出するだけで問題ありません。昨今はインターネットに接続できる環境であれば、自宅でもカフェでもどこでも仕事ができる環境が整っています。もちろん、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)などのパソコン関連の資格を持っておくと便利でしょう。しかし、それよりもITを活用できるスキルを磨くことが自宅開業、そして事業をスムーズに進めることができるでしょう。

業態によって必要な資格は違う

また、取り組む仕事によっては資格が必要になるケースもあるでしょう。例えば、飲食店などを経営する場合は、食品管理責任者の免許が必要です。ほかにも、インストラクターの資格やTOEICなど、仕事によって持つべき資格は異なります。ただし、資格があれば必ず事業が成功するというわけでもありません。資格のおかげで報酬単価が上がるという可能性はありますが、あくまで経験が大切ということを頭に入れておきましょう。

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手軽にできる自宅開業!メリットとは?

自分のペースで自由に仕事ができる

仕事の時間を自分で決められることが、自宅開業の大きなメリットといえるでしょう。会社勤めの場合、勤務時間が決まっているので、なかなか自分のペースで仕事をするというわけにはいきません。自分に合った働き方ができるのは、自宅開業の大きな強みです。

家族と仕事の両立がしやすい

また、介護や育児と両立できるので、仕事をしながら高齢者や子供などの面倒をしっかりと見ることができます。さらに、家賃や光熱費の一部を経費として計上できるので、固定費の節約になるところも大きなポイントです。

辛い人間関係も皆無

会社勤めの場合、人間関係のトラブルやストレスは大なり小なりつきまといますが、自宅開業なら上司や同僚といった人間関係がないので、余計なストレスに悩まされることはないでしょう。また、通勤時間が発生しないのも自宅開業の嬉しいメリットです。通勤時間がない分スムーズに仕事に移れたり、空いた時間で趣味を楽しんだりすることができます。

自宅開業におすすめの仕事

この段落では、自宅開業に向いている仕事をいくつか紹介します。どのような仕事で自宅開業をするのかは事業を成功させるうえでとても重要な要素なので、よく考えて取り組む仕事を決めましょう。

店舗系

飲食店、美容院、ネイルサロン、エステサロン、雑貨店、治療院など、小さく店舗を構えておこなう仕事は、自宅開業に向いています。通常、店舗系の開業は物件を借りて賃料などを払わなければなりません。しかし、自宅開業なら店舗を構えるのにお金がかからないので、開業資金を抑えることが可能です。うまく改装すれば自宅であってもデザイン性の高い店舗を作ることができるでしょう。

訪問系

訪問系の仕事は、店舗を構える必要がなく、自宅に凝った改装をする必要もないので、自宅開業に向いているでしょう。自宅は主に事務作業をおこなう事務所となり、訪問客の接待などをする必要はありません。依頼を受けてお客さんの家に訪問するので、自宅開業でありながら、ほとんど自宅を使うことなく開業をすることが可能です。訪問系の仕事としては、ハウスクリーニング、訪問医療マッサージ、リペアビジネスなどが挙げられます。

教室系

少人数制であれば、自宅の一室をそのまま使って何らかの教室を開くことができます。学習塾、音楽教室、スポーツ教室、ヨガ教室、ダンス教室、絵画・書道教室、英会話教室など、自分次第でさまざまな教室を開くことができるでしょう。教室は始めること自体は手軽にできますが、開きたい教室の種類に応じて相応のスキルや知識が必要となります。講師やインストラクターを雇えばスキル面はカバーできますが、その分人件費がかかることになるでしょう。

ネットビジネス系

ネットビジネス系の仕事はパソコンとインターネット環境さえあれば着手できるので、自宅開業に向いた仕事といえます。ネットビジネス系の仕事にはデータ入力、Webライティング、Webデザイン、プログラミング、ネットショップ、アフィリエイトなどがあります。ネットビジネス系の仕事は始めるのに必要なものが少ないですが、その分経験やスキルが必要になるでしょう。

クリエイティブ系

デザイナー、翻訳、イラストレーター、漫画家、動画制作、絵画、工芸、作詞・作曲など、クリエイティブ系の仕事なら、自宅でも開業することが可能です。クリエイティブ系の仕事は比較的少ないスペースでおこなうことができるため、自宅開業に適しています。ただし、クリエイティブ系の仕事はネットビジネス系の仕事と同じく才能と経験、スキルが必要になる職種といえるでしょう。

セキュリティに注意!自宅開業のデメリット

セキュリティ対策をしっかりしなくてはいけない

自宅の一部を店舗や教室にするということは、不特定多数の人間が自宅に入ってくるということです。そのため、ほかの部屋は鍵をかける、貴重品は人目につかない場所に置くなどの対策が必要になるでしょう。できる限りセキュリティ対策をとっておかないと、盗難事件など危険なトラブルが発生する可能性があります。

店舗型を選択した場合は集客がしにくい

自宅開業で店舗系ビジネスをする場合は、店舗が住宅街のなかにあることや、外観で店舗ということがわかりにくいため、集客に工夫が必要になります。

仕事とプライベートのメリハリがつけにくい

また、自宅で仕事をすると、プライベートと仕事の線引きがあいまいになりがちです。自分のタイミングで仕事ができるということは、サボりがちになるリスクもあるということを覚えておきましょう。さらに、自宅開業だと知名度や信頼性が低いため、集客が難しい点もデメリットです。

未経験でもフランチャイズなら自宅開業可能

自宅開業は副業にも最適

自宅開業は比較的低コストで始めることができます。しかし、ノウハウや特別な資格やスキルがないと小さく始めることはできますが、開業を成功させるのは難しいといえるでしょう。そして自身で開業する場合は、集客力や認知度がないため、自身の人脈なども大きく影響してきます。

自宅開業にフランチャイズ加盟を選択すれば、ビジネスノウハウだけでなく、認知度といったブランド力がある程度整った状態で始めることができるので、経験や資格がなくても開業を成功させやすいのが魅力です。副業として始められるフランチャイズもあるので、自宅開業を検討する場合はフランチャイズ加盟も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

自宅開業のイメージ

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