業界5位の牛丼チェーン「神戸らんぷ亭」撤退。家系ラーメンに転換か

フランチャイズWEBリポート編集部 |2015年09月08日 公開 (2021年11月19日 最終更新)
業界5位の牛丼チェーン「神戸らんぷ亭」撤退。家系ラーメンに転換か

「神戸らんぷ亭」は、関東で50店舗ほどが展開され、根強いファンの存在もあった牛丼チェーンです。並盛290円を1995年いち早く成し遂げた牛丼屋としても知られています。しかし全店舗が2015年7月31日で閉店し、その後、業態変換となりました。

今回は神戸らんぷ亭のチェーン紹介や業態変換について取り上げました。

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牛丼業界5位の「神戸らんぷ亭」とは?

「神戸らんぷ亭」は、1993年ダイエーの和食事業として設立され、2005年にはダイエーの経営難によりITサービス企業のミツイワ株式会社の子会社に。2015年には株式会社マックの子会社に・・そしてこの度の撤退ですが、まずはどんなチェーンなのかおさらいしましょう。

関東で50店舗ほどが展開され、根強いファンの存在もあったチェーンですが、並盛290円を1995年いち早く成し遂げた牛丼屋としても知られています。 また、牛丼だけでなく定職メニューの充実をはかることで、かつてはすき家、吉野家、松屋、なか卯に続く業界5位に君臨していた、というチェーンです。

神戸らんぷ亭撤退の背景と家系ラーメンへの業態転換

牛丼チェーン「神戸らんぷ亭」、全店舗が2015年7月31日で閉店しました。2014年にはカツ丼店への転換も始まっていましたが、全店舗閉鎖はこの時期に。ネットでもさまざまな声があがっていたのですが、一定数の常連客におしまれる声が多く投稿されていました。

近年では「東京チカラめし」の既存店68店舗を承継した株式会社マックに今年の3月買収されてから、横浜家系ラーメンにほとんどが一新されました。

ただし、今月の10日には神戸らんぷ亭の銀座店が「銀座らんぷ亭」として再オープンするとの情報が入っています。フランチャイズの運営はもうないと見られますが、惜しまれつつの閉店だったので1店舗を残したのでしょうか。

いずれにせよ、牛丼業界の大手4社の顔ぶれは変わらずといったところでしょうが、一時期見られた値下げ戦争も終結し、円安の影響もあり厳しく、客単価を上げるための新たな商品開発に奮闘しているようです。

業界5位の牛丼チェーン「神戸らんぷ亭」撤退。家系ラーメンに転換か

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