株式会社PEOPLE&PLACE 代表取締役松下 雅憲
2017-04-09 専門家が語る。フランチャイズ・独立開業コラム
株式会社PEOPLE&PLACE 代表取締役 松下 雅憲

継続は力なり!目標達成への第一歩、三日坊主を防ぐたったひとつのコツ

 このコラムのポイント

仕事でもプライベートでも、なんとしても達成しなければならない・叶えたい目標には、絶え間なく努力ができるものです。では、なぜ達成できなかった目標があるのでしょうか? 今回のコラムでは、その理由を紐解きながら、目標を達成するために欠かせない「継続」させる秘訣について知ることができます。

フランチャイズWEBリポート編集部

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誰もが感じる、目標達成までの「継続」の難しさ

「どうやったら、三日坊主ならずに続けることができるのかを教えてください」

コンサルティングを行っていると、どこの会社からも必ず求められるのが、この『継続』についてのアドバイスです。

確かに、『継続』って難易度が高いですよね。
しかし『継続』をしないことには、目標は達成できません。

前回の「部下の目標実現力を高める!リーダーが備えるべき、確かな『予言力』」でもお話ししましたが、やや高めのハードル、つまり目標を達成しようとして、計画を立て、集中し徹底しても、それを短時間ですぐに止めてしまっては、目標には到達しません。

簡単に達成できるのであれば、それは目標とは言えないのです。

目標達成には、毎日の継続した行動が不可欠なのです。

しかし、人は飽きっぽく、あきらめやすく、すぐに面倒くさくなります。

結果を出さなければならない、仕事だから「継続」できる

私も、すぐに飽きたり、あきらめたり、面倒くさくなったりして、途中で止めてしまうことが良くあります。

例えば、ダイエット…
例えば、英会話…
例えば、ゴルフ…

やり始めは、凝って、凝って、凝りまくるのですが、長続きしないのです。

正直に言うと、この3つは、始めた頃はかなり夢中になったのですが、今はずっと棚の上に上げたままです。体重は元に戻り、英単語はすっかり忘れてしまい、ゴルフクラブは錆び付いています…

でも、仕事の方はそうは行きません。

独立して会社を経営している私には、誰かが自動的に仕事をくれるわけではありません。

営業活動も、コンテンツ作成も、コンサルティングも、研修も、経理も、出張手配も、やり続けなくてはなりません。飽きるわけにも、あきらめるわけにも、面倒くさがるわけにもいかないのです。

だから、起業してこの5年間、これらの仕事は全てきちんとやり続けています。
あたりまえですけどね。

できない訳ではない…「継続」を妨げる壁もある

では、私に「継続方法」のアドバイスを求めるクライアントさん達や、私の仕事以外の目標は、何故「継続」ができないのでしょうか?真剣さが足りないからなのでしょうか?

違います。それは、

1)優先順位と目的が不明確
2)上司が無意識に邪魔をする
3)上司が目標達成に強い関心が無い
4)達成時の喜びがイメージされていない 

これらの点が、継続を邪魔しているのです。
これらが、障害となって、わかっていながら継続ができなくなるのです。

内なる障壁を砕き、目標を見据え「継続」し続けるコツ

では、これを防ぎ、継続させ続ける秘訣をお話ししましょう!

…それは!「ひとりでやらない」という事です。  

基本的なコツについては、拙著「『これからもあなたと働きたい』と言われる店長がしているシンプルな習慣」(同文舘出版)をお読みくださいね。

前進あるのみ!著者がとった具体策

私の場合でいうと、ひとりでしていた仕事を、他社や仲間を巻き込んだプロジェクトに発展させました。

そうすることで、プロジェクトを継続できるように、いや継続させざるを得ないようにしたのです。それが「店長ナビ・店舗力診断プログラム」です。

ひとりだと、もうあきらめたり面倒くさくなって、止めてしまっているかも知れません。

しかし、非常に多くの仲間を巻き込んでしまったので、もう前進するしか方法がありません。
停止や後退、撤退などは許されないのです。

他社や仲間ですから、上司としての思惑・立場では無く「ビジネス」や「共感」「協力」という立場で関わってくれるわけです。そこには、「無意識に邪魔をする」という行動そのものがありません。また「目標」に対して強い関心を持ってくれています。

私自身も、彼らに対する責任から、『目標』に対する関心度はより一層高まっています。なので、目標達成時の嬉しさについては、言わずもがな… ですよね。

目標達成の鍵は「ひとりでできる」と思わないこと

しょせん、私たちは「ひとり」では何もできません。

「ひとりでできる」「ひとりでしなくてはならない」という考えがそもそも大きな障害なのです。

継続できない… つまり、三日坊主というのは「ひとりでできる」と勘違いしてしまっていることが、一番の問題なのです。

継続できる… それは、「ひとりではできない」ということを自覚することで、スタートラインに立てるのです。

さて、あなたはいかがでしょうか?

仲間を巻き込んでいますか?
それともひとりでやっていますか? 

ところで、誰かダイエットと英会話… 一緒にやってくれませんかね?

 

次回は「部下をドンドン誉めて、ドンドン調子に乗らせよう」というテーマでお話しします。お楽しみに!

 

  • 参考「『これからもあなたと働きたい』と言われる店長がしているシンプルな習慣」松下雅憲著(同文舘出版)

株式会社PEOPLE&PLACE 代表取締役 松下 雅憲

大阪出身。1980年日本マクドナルド(株)入社。店舗運営の現場と全社の出店戦略に関わり、2005年4月とんかつ新宿さぼてんを運営する(株)グリーンハウスフーズに入社。すぐに経営情報室を立ち上げ、経営情報の見える化、出店戦略システムの構築、さらにエリアマーケティングをベースにした店長教育システムを導入し大きな成果を上げた。2012年4月株式会社PEOPLE&PLACEを設立。代表取締役に就任。マクドナルドとさぼてんで確立したノウハウを独自の形に仕組み化した「店長ナビ®」を提供し、人材育成を通じて多くの外食企業や小売・サービス企業の業績向上に貢献している。