一般社団法人キャリア35 理事土川 雅代
2017-08-24 専門家が語る。フランチャイズ・独立開業コラム
一般社団法人キャリア35 理事 土川 雅代

業務効率を上げる仕事術!適度な「サボり方」

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こんにちは、35歳からの女性の起業を支援する、一般社団法人キャリア35の理事、土川雅代です。

キャリア35のメンバーも各自自分の事業を持ち、日々働いているわけですが、私たちの周囲でも、個人事業主の方、法人代表の方など会社勤めではなくご自身でビジネスをされている方は多数おられます。

そんな方たちからこのような話を聞くことがあります。
「世間が休んでいるときこそ、働かないと置いてけぼりをくらいそう」「休暇をとっていると、その間も頑張っている人がいると思うと、のんびりしていられない」という声です。

うーん、、、

なんだかこれって精神的にリラックスできなさそう、毎日追われてそう……、なんて思うのは私だけでしょうか?

今回は「業務効率を上げる、適度なサボり方・仕事術」についてコラム記事を書いてみたいと思います。

自分を高める「サボる」という方法!

「サボる」という単語の響きだけで、なんだか怠慢でダメな人のように感じてしまうかもしれませんが、サボるという言葉はもともとフランス語の「サボタージュ」が語源ということ、皆様ご存じでしたでしょうか?

サボるとは・・過失に見せかけ機械を破壊する、仕事を停滞させるなどして経営者に対し損害を与える事で事態の解決を促進しようとする労働争議の一種であるフランス語:サボタージュ(sabotage)の日本語の略語「サボ」にラ行五段活用を付して動詞とした造語である。(※Wikipediaより引用)

仕事にメリハリをつけることが重要

日本では「仕事などを怠けること」をサボる、と表現しますが、私はサボることは悪いことだとは思いません。むしろ、適宜手を抜く、毎日頑張らずに頑張る日と頑張らない日を決めるというメリハリをつけることがとても大事だと思います。

例えばですが、会社にお勤めの方の場合、月曜から金曜までが仕事、土日祝日は休日という方が多いかとは思いますが、起業するとその休みを決めるのは自分自身であったり、自分が設立した会社や事業に合わせて休みを取るという形式にシフトします。
つまり、「好きな日に休む」こともできれば「毎日働く」ということもできます。

私もそうでしたが、起業すると本当にきっかりカッチリ休み、というものが取りにくくなります。自分が責任者であれば、日曜だろうが夜中や早朝でも連絡がきますし、現代、ネットが発達してからはメールやSNS経由、LINEなどで四六時中仕事の連絡がきます。
つまり、心が休まらない、自分では休みにしていても相手(クライアント、お客様)が休みではない場合、ひっきりなしに連絡がくるわけです。

自分の満足の基準を設けて定期的なデジタルデトックスを!

私からまずオススメしたいのは「デジタルデトックス」です。
デジタルデトックスとは、パソコンやスマートフォン、ゲーム機器などのデジタル機器から一定時間離れることを指します。
私の場合、電波の届かない場所に数時間行く、エステやマッサージ、ジムなど強制的にスマホ等持てない用事を作るようにしています。また休日で仕事をしたくないときにはスマホの電源をオフにして、半日~1日ほど過ごすようにしています。
デジタルデトックスをして気づくのは「別に半日や一日程度、仕事連絡をしなくても大丈夫」ということでしょう。

また、独立起業している方、これから起業を考えている方にオススメしたいのは「一週間でどれくらい休めば自分は満足するか」という基準を設けることです。会社勤めの方で、会社が休日を設けている場合はそれに従っていると思いますが、自分で事業を始める場合、休日は自分で設定することになります。
しかし、「自分が一週間でどれくらい休めば、自分は満足できるか」を考えたことがある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
私の場合、一週間のうち、なにもせずに一人でぼーっとできる時間が半日あれば「休んだな」という気持ちになります。きっとこれは、人それぞれ、感覚や体力、持っている趣味、行っている仕事内容によって変わってくると思うので、ぜひ皆様、自分は一週間でどれだけ休めば体が休まるか、リラックスできるか、を考えてみていただければと思います。

以前私が会社勤めをしているときに、勤務時間中はお菓子を食べながらノンビリ仕事をしていて、夜になると急に仕事を始める同僚がいました。その方は1人暮らしをしていて、どうやら自宅に帰るのが寂しかったようで、残業をしない夜は基本的に誰かを誘って食事に行っていました。私はそういう自分勝手な時間の使い方をする人に巻き込まれたくなかったので、勤務時間中にさっさと仕事を済ませ、その方からの食事の誘いも基本的に断っていました(あまり断りすぎるとトラブルの元にもなりかねないので、半年に一度程度は同席していましたが)。

どんなに忙しい人でも、暇な人でも、老若男女皆に与えられているのは24時間です。
だからこそ、有益な時間の使い方をしたいものですが、いつも追われるように仕事をしていると、ストレスもたまりますし、体を壊してしまうことや、集中力が欠けてミスや事故を引き起こす可能性を高めることにもなるかと思います。

心と体を見つめ、集中する時を見極める

適度に手を抜く、サボる。自分の心と体を見つめ、集中する時と手を抜く時を見極める。
また、若い時には体力も手伝って、無理もきいたかもしれませんが、ある程度の年齢に達すると当たり前ですが体力も低下していきますし、物覚えが悪くなるなどだんだんと体の機能が低下してくることでしょう。自分の仕事や技術を人にも伝えながら、自分の代わりに働いてくれる人を見つける、育てる、そういったことも視野に入れて働き、そして自分の余暇を増やすようにすることを、私からはオススメしたいと思います。

世の中に数多のノウハウは出回っているとは思うのですが、ぜひ「自分にとってのベスト」「自分にとっての心地よさ」を求めて、ご自身で理想的なサボり方を探求してみてくださいね!

編集部より

起業・独立すると全ては自分の責任で事業を行っていかなくてはいけません。「身体が資本」はもちろんの事、心のケアも自分自身でしていかなければ、「良い仕事」を継続するのは難しいですよね。自分の意識を常に高い位置で保つためにも、効率よく「サボる」ことでストレスなく自分を維持できることに繋がるでしょう!起業や独立の1つの手段であるフランチャイズという仕組みを活用すると、全くの未経験でも事業をスムーズに立ち上げることができます。しかし、オーナーの本当の仕事は経営者としてお店や事業を継続すること。最前線の現場を担ってくれるスタッフの心のケアもオーナーの重要な役割と言えます。アノ人は怠けているだけなのか、コノ人は効率よく仕事をするために今サボっているのか、見極める目を育てていってください!

一般社団法人キャリア35 理事 土川 雅代

大学では心理学を専攻し、卒業後はアパレル業界、情報誌の編集を経験後、2009年にライター・プランナー として独立起業。2010年3月5日に株式会社イエティを設立。占い師、カウンセラー、スピリチュアリストなどの、セラピストのマネージメント及びイベント運営を行っている。「みずから望み、叶える女性に」を理念に掲げ、「夢」や「目標」を見つけるサポート、叶える サポートをしている。主な著書に『好きを仕事に』(ビーケイシー)