レントドゥ 先輩オーナーの声(宇佐美 悟オーナー)

メガフランチャイジーでかつ「賃貸業のプロ」がRENT DOに加盟

レントドゥ 都内 宇佐美 悟 オーナー

株式会社ハウスポン 代表取締役

材木商から不動産賃貸、さらにFC を活用した多角経営で事業拡大に成功!

株式会社ハウスポンは、東京都江東区の門前仲町にある不動産会社です。元々は、祖父の代から続く創業70 年の材木商で、私たち兄弟がその3 代目にあたります。祖父は、千葉県の君津から出てきて、東京都の深川で材木商をはじめました。自社で所有している山は、岩手県や滋賀県、静岡県や奈良県などの大きい山もあり、そこにスギやヒノキを植林し、育て、伐採、そして、木材の販売をしていました。

しかし、祖父がしていたビジネスは、山に木を植えても50 年後に孫がその木を切るような、気の長い商売です。祖父が植えた木をやっと切れるようになった頃には、材木業界も大きく変わってしまいました。約50 年の間、木の値段は変わることはなかったのですが、木を運び出す運搬費や人件費は当時の50~100 倍にも高騰しました。このような状況のままではまったく経営が成り立たない。そこで、埼玉県や千葉県に所有している土地を造成し、そこに戸建てを建て、新築分譲販売をスタートしました。しかし、2~3 年かけて土地を造成して分譲住宅を販売しても、税金を払ってそれでおしまい、安定した利益とは言い難い商売でした。

このような状態を続けていくわけにはいかないと約40 年前、私の親世代になりますが、所有している不動産をさらに活用し、企業様に営業所や倉庫として不動産を貸す「不動産賃貸業」に、少しずつシフトしていったのです。また、所有している不動産にマンションを建て、賃貸物件として運営していくビジネスにも取り組みました。これは、税金対策にもなり、そのおかげで社員を雇えるようにもなりました。

さらに約25 年前、賃貸で貸していた不動産が契約期間満了で返ってくるようになり、それらの土地の有効活用を考えた結果、FC への加盟を検討するようになりました。そして、飲食店である「びっくりドンキー」を23 年前から3 店舗、古物商である「ブックオフ」を15 年前から5 店舗、カフェ業態の「プロント」を5 年前から2 店舗運営するようになりました。現在、社員は、アルバイトを入れると300 名以上になりました。

不動産賃貸のプロが考えた次なる戦略とは?

ハウスドゥへの加盟を検討するようになったのは、2018 年の初めの頃でした。約半年間検討した結果、加盟させていただくことにしました。

FC への加盟を検討した理由は、賃貸業で新たな目標ができたからです。現在、ハウスポンで管理している物件は約300 件。それを、1000 件に増やしたい。さらに、仲介件数に関しても、あと200 件は増やしたいという目標をたてたからです。そのため、自社ブランドでやっていくよりは、FC に加盟したほうが早いだろうと判断しました。

株式会社ハウスポンは、13 年前に設立した会社です。「探している家がポンと見つかる」という意味も込められています。実は、このネーミングは飲食店でアルバイトしてくれていたスタッフが名づけの親です。スタッフみんなで会社名を出し合い、投票して決めました。

ハウスポンのスタッフは、全員、店長経験者です。びっくりドンキーやブックオフで働いていた社員たちが次のステージで活躍できるような場所をつくりたいという重いから、社員たちに賃貸業に挑戦してもらうことにしました。みんな、宅建の資格も取得し、頑張ってくれています。そして、スピードをさらに加速させたいと想い、FCへの加盟を検討することにしたのです。

ハウスドゥではない他のFCについても調べ、比較検討していました。比較した企業のなかでハウスドゥを選んだ理由は、一番勢いのある会社であると感じたからですが、それ以上にも、ハウスドゥを選んだ理由があります。

その1つが、社員の採用や育成プランがしっかりしているという点でした。今後、社員を活躍させる場をもっとつくるためには、この要素を強化することが必要不可欠だったのです。最近では、人材を採用することも難しくなってきました。そのため、ハウスドゥの力を借りて採用を強化し、人材を未来に向けて育成していきたいと思いました。

また、管理システムの充実という点にも、魅力を感じました。私たちは、不動産賃貸の経験もあります。しかし、物件情報の登録は手間がかかってしまう。これから、管理件数も仲介件数も増やしていくためには、整った管理システムが必要でした。ハウスドゥのシステムを利用し、この問題が解消できると期待しています。

今後の目標

現在、11月1日のオープンに向けて準備を進めています。FCへの加盟は、社員たちに新たな活躍のステージをつくることが目的ですので、最初は1店舗からスタートしますが、今後は店舗数を増やしていきたいと思っています。そして、ずっとこれまで頑張ってきたスタッフたちに各店舗を担ってもらい、最終的には独立も考えられるような環境を用意してあげたいと思っています。

今、人材が採用できず、成長が止まってしまうという問題を抱えている企業も多いでしょう。私たちも同じです。そのため、ハウスドゥに加盟し、人材を採用し育てることで、一緒に企業も成長して行けたらと思っています。そんな想いを抱いて検討した結果、ハウスドゥは最適だと思いました。

ハウスドゥはテレビCMもしていますし、私自身野球が好きなもので、首都高速を走るたびにイメージキャラクターである古田敦也さんの大きな看板が目に留まります。いろいろな魅力を感じる部分があるのですが、これまでいろいろなFCに加盟してきた私たちだからこそ、信用できるFCを見極める力はあると思っています。

私が最初に加盟したFCがびっくりドンキーでした。運営しているのは北海道の会社ですが、社員を大切にする社風が伝わってくるのです。それは、ハウスポンの経営理念である「全従業員の物心両面の幸福の追求と事業活動を信じての地域社会への貢献」にも似ています。この「社員を大切にしていこう」という考え方は、ハウスドゥも同じだと思います。実際に、お会いする社員の方々に会うたびに、イキイキと仕事をし、前向きな方が働いている会社だなと思っいます。

これから、店舗数を着実に増やし、ドミナント戦略を展開していけたらと思っています。何事も最初が大事なので、まずはスタートダッシュを成功させて、次につなげたいと思っています。(2018年10月)