自己責任
(ジコセキニン)

フランチャイズの世界ほど自己責任が問われるところはないのではと思われます。考えさえられると言っても良いかも知れません。
ご存じのように、フランチャイズ本部と加盟店は対等の関係です。お互いに契約を交わし共同して事業を推し進めていくわけです。売れ行きが良くない場合、本部へ対策を求めたりということもあるでしょうが、それでも改善しない場合、最終的にはオーナー自身で解決していかなければなりません。
そして解決できない場合には最悪の場合は閉店に追い込まれることになるでしょう。しかし、いわゆるこれは納得して契約した方の自己責任です。
しかし、一方でとても良い面もあります。自己責任であるということは、ある意味自己裁量も大いにあるということです。会社員ではないのですから、自己の判断で売れる物を仕入れ、売れるようにしていき、売り上げにつながれば、自分の収入もそれに応じて増えていくわけです。

自己責任という言葉に対峙するためにはそれだけ強靱な精神が求められると言うことになります。
フランチャイズはそれだけ厳しい世界だという自覚で加盟されることをお勧めいたします。
但し、昨今はこの自己責任に行き過ぎた解釈が見られるようになったと考える人も出てきているようです。与党民主党の一部からFC法制定化の動きが出ています。いくら自己責任といえども、いくら対等といえども、例えばコンビニエンスストアなどの場合にはあまりに本部と加盟店の間に資本の差がありすぎるので、法的に保護救済すべきではないかという意見です。
安全には束縛がついてまわります。果たして法の網を被せることが良いことなのかどうか、これからの推移を見守っていきたいものです。

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