マルチブランド
(マルチブランド)

多くの場合、一つの本部は一つのフランチャイズチェーンを展開しています。
例えば、株式会社セブン-イレブン・ジャパンは”セブン-イレブン”を、株式会社キデイランドは”キデイランド”だけを運営しています。そのため本部名とチェーン名が同じであったりします。
しかし、FC本部の中には複数のブランドを同時に展開している企業もあります。株式会社リンガーハットは、”長崎ちゃんぽん リンガーハット”と”とんかつ浜勝”という二つのブランドを運営していますし、株式会社モスフードサービスはモスバーガー以外にマザーリーフという紅茶専門店も運営しています。
こういった複数のブランドを展開しているFC本部を、フランチャイズWEBリポートではマルチブランドを展開しているFC本部ということで表示にも工夫をしています。一つのブランドが表示されている場合、その下に関連チェーンということで表示し、他の展開ブランドが直ぐに分かるようになっています。
マルチブランドを展開しているFC本部は概して飲食業が多いようです。これは飲食業の場合、一ブランドで確立したノウハウが、他の業態にも転用しやすいということがあるからだと思えます。例えば、ラーメンチェーンを展開していた本部が、餃子の人気が高いので餃子専門店の別ブランドを立ち上げて新たにフランチャイズ展開を開始したりということは、一から新ブランドを立ち上げる場合に比べるととても容易だと言えます。
フランチャイズはたった一つのブランドだけでも拡大するのはたやすいことではありませんから、多くのブランドを持つことは力が分散してしまうのではという印象があります。
しかし、独立開業や起業希望者の側から見ると、多様なブランドを一本部が有している場合、そこで選択の幅が広がるというメリットもあります。また、FC本部の側からすると、独立開業や起業希望者の希望する立地や予算に応じて提供するブランドを選択し、ベストマッチなものにすることができますし、FC加盟後、立地の関係などでどうしても現状での改善が難しいFC加盟店の受け皿的役割を担わせたりすることも可能となります。

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