フランチャイズ店
(フランチャイズテン)

フランチャイズ契約によって運営されている店舗のことです。
対する言葉としては、直営店、レギュラーチェーン店という呼び名があります。

フランチャイズ本部と言っても、フランチャイズ店舗だけが存在するということはなく、ある程度の直営店舗も運営しているのが通常です。例えば、100店舗を有する本部があった場合に、1店舗だけが直営店舗で残りの99店舗がフランチャイズ店舗ということもありますし、ちょうど50店舗が直営、残りの50店舗がフランチャイズということもあります。逆に99店舗までを直営店で運営してきたが、その後フランチャイズ募集を開始し、100店舗目はフランチャイズ店であったということもあるでしょう。
この、直営店とフランチャイズ店の比率というのは本部の”経営理念”、”運営思想”によって変わってきます。自己の資本でやり続けるのか、それともフランチャイズの手法も取り入れるのかは、流通関係の企業であれば常に意識していることでしょう。

よく言われるフランチャイズ運営への批判的言葉として、フランチャイズ加盟へのセールスに対して、”そんなに良いシステムで、儲かるのであれば、フランチャイズ展開などせず、全部直営でやればいいではないか”という意見がありあます。
これはフランチャイズシステムの本質をご存じない方のご意見です。
フランチャイズ展開というのは、事業形態の一つとして明らかに有意に存在するものなのです。フランチャイズ運営の方が、直営展開よりも有意に働く業態があるのです。

最近、この直営・フランチャイズの構成を考えさせる例として、日本マクドナルドが開始した全店舗の70%をフランチャイズ化しようとする経営目標の発表がありました。

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