2019-05-09

地域高齢者の健康寿命延伸を支援するモデルケースに 低栄養予防に着目した「高知市版CCRC事業」に参画

高齢者専門宅配サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 洋)が運営する高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」は、高知市がスタートする高知市版CCRC「生涯活躍のまち」※形成事業に参画し、地域高齢者の低栄養予防・フレイル予防に取り組みます。

※CCRC…高齢者が元気なうちに移住し、仕事や社会活動を通じ地域の担い手として活動しながら、必要に応じて医療・介護を受けられる共同体(Continuing Care Retirement Community)

※生涯活躍のまち…安倍政権が掲げる地方創生の地域再生プランにおける日本版CCRC(高齢者健康コミュニティ)と一億総活躍社会を推進するため、日本国政府が「ついの住みか」として選定した地方都市のこと

【高知市版CCRC「生涯活躍のまち」形成事業への貢献可能点】
当社が参画する高知市版CCRC「生涯活躍のまち」形成事業は、高齢者の健康寿命の延伸を目的に、低栄養予防・フレイル予防を組み込んだ先進モデルとなり、今後CCRC事業を申請する自治体へ波及するものと考えます。当社は1999年の設立より在宅高齢者の低栄養予防に着目し、栄養価にこだわったお弁当の提供に取り組んで参りました。この取組みを昨年秋よりさらに強化し、低栄養予防・フレイル予防に取り組んでいるほか、離島や山間部といった限界集落でのFC店舗展開も積極的に進めており、人口の少ない地方での宅配サービスのノウハウも蓄積しています。

【これまでの取り組みについて】
当社は、厚生労働省が推進する、「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン」に準拠すべく、日本の課題となっている在宅高齢者の低栄養・フレイル対策として、食が細くなりがちな高齢者でも食べきれる量で1食につき20g(±20%)のたんぱく質量を摂取可能なお弁当の提供を2018年秋より開始しています。さらに4年前から地方自治体や地域包括支援センターと連携した地域サロンによるコミュニティー作りに取り組んでおり、当社の管理栄養士による栄養講座の実施、地域と一緒にコミュニティー作りを行えるよう「ちぎり絵教室」や「折り紙教室」など、元気な高齢者が新しい趣味を見つけられるような様々なアクティビティの提供も行ってきました。また、2019年3月からは岐阜県の各務原市地域包括支援センターリバーサイド川島園と連携し「家族介護教室」を開催しました。「家族介護教室」では、調剤薬局とも連携し、当社栄養士による講座や個別相談と合わせて、地域の高齢者の健康寿命を支える上で密接な関係がある「薬」に関しての講座、個別相談も実施しています。

【今後の展開】
今回の高知市版CCRC「生涯活躍のまち」形成事業においても、管理栄養士による講座や個別相談はもちろんのこと、調剤薬局と連携し、高齢者の低栄養予防を推進し、「生涯活躍のまち」に貢献していきます。今後も、継続して「高齢者サロンによる栄養管理」の開催地域を増やし、自治体や調剤薬局と連携しながら日本の高齢者の健康寿命を支援する取り組みを拡大していきます。

この記事は株式会社シニアライフクリエイトによって掲載されました
※掲載情報は公開当時のものです。

宅配クック123はフランチャイズを募集しています

心をつなぐお弁当!高齢者専門宅配弁当チェーン「宅配クック123」

資料請求リストに追加