ローソン野村オーナー
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バー経営からローソンオーナーに転身!ワークライフバランスを整え仕事と子育てを両立

広島県広島市でローソンを経営する野村健太オーナー。バーの経営から転職し、ローソンオーナーとしてキャリアを築いていった異色な経歴の持ち主です。彼がローソンオーナーとして歩み始めたきっかけはどのようなものだったのか。そして、オーナーとして働く際の心掛けや今後の目標とは。思いの丈を語っていただきました。

働くことで見えてきた、ローソンの仕事の魅力

ローソン野村オーナー

「好きな仕事を自分で舵取りを続けたい」(野村オーナー)

そう語るのは、ローソンのファミリー独立支援制度を活用し、晴れて一国一城の主として独立を果たした野村オーナー。ローソンのフランチャイズに加盟する前はバーの経営をしていた野村オーナーが、ローソンで働き始めたきっかけは、ワークライフバランスを充実させたいという思いからでした。

「当時、子どもが産まれたばかりだった私は、妻から昼間の仕事に転職してはどうかと相談されていました。そんな折、ローソンオーナーとして店舗を経営していた父から店の手伝いをお願いされ、そこで働くことにしたんです」(野村オーナー)

こうして、ローソンとの繋がりを持った野村オーナーでしたが、当時のオーナーであった父親が引退することになり別のローソンに移動することに。しかし、紹介された別の店舗のオーナーも程なくして引退が決まり、このままでは勤務先を失うという状況になってしまいます。

「ローソンの仕事に魅力を感じていた私は、このままローソンとの関わりを絶ってしまうのがもったいないと思いました。また近くでオーナーの仕事を見ていたので、好きな仕事を自分で舵取りしていきたいという気持ちが強くなっていったんです。ローソンへの加盟を検討していると父に話した際には、経営の厳しさを知っているからこそ「覚悟が必要だ」という厳しい言葉ももらいました」(野村オーナー)

父親という身近な経験者からの念押しを受けても決意を揺るがせなかった野村オーナー。こうして、覚悟を決めた野村オーナーは、当時勤務していたローソンのオーナーからファミリー独立制度の活用を推薦してもらい、見事独立を果たします。

オーナー一人ではなく、クルー全員でお店を作り上げていく意識

野村オーナー

元々は、ワークライフバランスを充実させるためにローソンで働き始めた野村オーナー。独立に際し、シフトに穴をあけずに店舗を運営できるのかが最大の不安だったと言います。

「オーナーになっても、休みなく長時間働かなければならないのであれば本末転倒です。オーナーとしての責任は果たさなければならないし、かといって自分や家族を犠牲にするのも違う。こうした考えが堂々巡りになってしまい、なかなか答えを見つけることができませんでした」(野村オーナー)

そんな野村オーナーを救ってくれたのが、先輩オーナーからもらった一つのアドバイスでした。

「これまでの私は、オーナーがすべての責任を負わなければならないものだと思っていました。しかしその先輩オーナーが教えてくれたのは、共に働くクルーを大切にしていれば必ず助けてくれる、というもの。責任を自分一人で背負うのではなく、みんなで協力してやっていくことが大切なんだということを教えてくれたんです」(野村オーナー)

クルーと共に、全員でお店を作り上げていく。自身のオーナーとしての方向性を見出した野村オーナーは、人財育成に関しても、いかにクルー一人ひとりがやりがいを持って充実感を持ちながら働けるかを大切にしていると言います。

「指示に従って動くだけでは、楽しさもやりがいも感じることはできません。指示は最低限にし、クルーに自分で考えて行動してもらいながら、努力をしっかりと評価することを大切にしています。仮に失敗しても、努力の末の結果であれば咎めるようなことはしません。そうしてクルー一人ひとりが当事者意識を持って店舗運営に参加することで、仕事そのものを楽しいと感じてもらいつつ、お客様にとっても魅力的なお店作りができるよう努めています」(野村オーナー)

自分で企画を立てて実現できる喜びを実感

野村オーナー

オーナーになったことで、予想に反して自分の時間を多く作れるようになったという野村オーナー。家族と協力し合いながら、仕事と子育てを両立できていると語ります。

「人財採用がスムーズに進んだこともあり、当初想定していた以上に余裕を持った体制で運営することができています。私は休みの日でも仕事をしたくなるため、余裕のできた分はいつも仕事を協力してくれている妻にしっかり休んでもらえるよう調整しています。独立前にアドバイスいただいた“クルーさんを大切にしていれば助けてくれる”ということが正しかったと実感できました」(野村オーナー)

そんな野村オーナーの仕事のやりがいは、自分で考えた企画をお店全体で実現できること。前職では自身で企画しても個人裁量の範疇でしか実現できませんでしたが、野村オーナーが経営者としてクルーの協力を得られるようになったことで、大きな企画を一緒に動かせるようになったのです。

「オープンしたばかりの頃、オフィス立地である私のお店である企画を実現しました。それは“販売する野菜の種類を増やす”というもの。オフィスと野菜は一見ミスマッチですし、マニュアル通りの経営であれば取り組まないであろう企画でしたが、クルーさんの協力を得て成功させることができました。この時、型通りではない独自の企画にチャレンジできる喜びを知りましたね」(野村オーナー)

そして、運営する中で徐々に出来てきた常連さんたちとのコミュニケーションも楽しんでいると笑顔を見せます。

「常連さんから気さくに挨拶していただいたり、世間話で盛り上がったりした時は、この地域の一員として認めていただけたと感じ、とても嬉しい気持ちになったことをよく覚えています。また、クルーさんに対してお褒めの言葉をいただくケースも多く、オーナーとして喜ばしい限りです」(野村オーナー)

人を大切にして、地域に愛されるお店を作りたい

野村オーナー

オーナーとして着実に成長し、仕事の喜びを日々実感している野村オーナーの夢は、今とは異なる立地での多店舗展開。地域のお客様のニーズに合ったお店を経営し、地域社会に貢献することが目標です。

「多店舗展開を進めることで、お客様やクルーさんとの出会いの輪を広げて、より地域に根差したお店へと成長させたいです。そのためにも、まずは今のお店のレベルを上げて、今以上にお客様に愛されるお店作りを達成したいですね。現在のお店を理想形としての事例にすることが大切だと考えています」(野村オーナー)

理想とするお店作りのためには、人財育成が何よりも重要になると野村オーナーは考えています。

「私の性格もあるかと思いますが、お店の空気が和気あいあいとしすぎていると感じることもあるんです。楽しく働ける環境にするのはもちろん大切ですが、時には厳しく、ビジネスの意識を強く持ったクルーさんに成長してもらえるよう試行錯誤していきます」(野村オーナー)

地域に愛されるお店作りのために成長を続ける野村オーナーに、ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージを伺いました。

「インターネットなどにはコンビニの仕事に対してネガティブな情報も書かれているようですが、他の様々な仕事と比べてとりわけ大変だというイメージは間違っていると思います。分からないことや不安なことがあれば、どんな些細なことでも遠慮なく本部の方にぶつけてみてください。きっと、皆さんの悩みに寄り添ったアドバイスをしてもらえると思います。

独立後もSVさんが継続してサポートしてくださるので心強く、はじめての独立という方にも安心です。人が好き、接客が好きという方であれば、経験やノウハウは後から身につけられますし、出会う人を大切にしていればクルーさんや本部の方がきっと助けてくれますよ」(野村オーナー)

お客様やクルーを大切にすることで、理想的なお店を作り上げている野村オーナー。これからの活躍に目が離せません。


バー経営からローソンオーナーに転身!ワークライフバランスを整え仕事と子育てを両立(2021.4.12公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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