忍者ナイン 上戸田ラボ 永島直樹オーナー
忍者ナインのロゴ

新規事業は脳と体の幼児教育――29歳の若き経営者の挑戦

埼玉県戸田市に幼児から小学生を対象とした知育教室「チャイルド・アイズ」、スポーツ教室「忍者ナイン」を開校した永島直樹。加盟に至ったきっかけは、やる気スイッチグループのブランドの1つ、個別指導塾「スクールIE」へのFC事業に興味を持ったことでした。彼が塾経営ではなく幼児教育を選んだ理由と背景をお話します。

後を継ぐために祖母の会社へ転職——きっかけとなった1本の営業電話

幼児・小学生向けのスポーツ教室「忍者ナイン」の授業風景
幼児・小学生向けのスポーツ教室「忍者ナイン」の授業風景

「やる気〜スイッチ、君のはどこにあるんだろう〜♪」

このフレーズ、1度は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。これは、約30年の運営実績を誇る個別指導塾「スクールIE」のテレビCMのフレーズです。

「スクールIE」といえば、小学1年生から高校3年生を対象とした個別指導塾ですが、運営母体の「やる気スイッチグループホールディングス」では、未就園児や幼児などを対象としたブランドのFC展開も行っています。

知育教育や小学校受験対策を行う「チャイルド・アイズ」、科学で伸ばすキッズスポーツ「忍者ナイン」、ネイティブ英会話スクールの「WinBe(ウィンビー)」、英語で預かる学童保育「Kids Duo(キッズデュオ)」や、バイリンガル幼児園「Kids Duo International(キッズデュオインターナショナル)」。

やる気スイッチグループはこれら6ブランドにも及ぶスクールを展開。圧倒的な知名度とブランド力で、今やスクールIEを中心に世界中に1,300教室以上を展開する総合教育企業としての地位を確立しています。各ブランドの個別開校もさることながら、各ブランド間のシナジー効果を狙った「複合型開校」を選択するFCオーナーも多いといいます。

このストーリーの主人公である永島も「チャイルド・アイズ」と「忍者ナイン」の2ブランドに加盟し、ほぼ同時期に開校を果たしました。

そんな彼のファーストキャリアは、新卒で入社したアミューズメント系景品の製作会社でした。生産管理部門でキャリアを積む中で、4年程たったある日、彼に転機が訪れます。彼の地元でもある埼玉県戸田市で会社を経営する祖母が、体調を崩して入院することになったのです。

「戸田市で50年にわたって経営を続ける会社なんですが、跡継ぎがいないということで、それなら俺がと思って退職し、祖母の会社に転職することにしました」(永島)

こうして祖母の会社で次期社長候補としてのキャリアを歩むことになった永島でしたが、幸いにも祖母の病状が回復し、復帰することに。しかし、この先何が起こるかわからない。せめて祖母が元気なうちに会社のリスクヘッジも含めて新たな事業を検討しよう——そう思っていた矢先、ある電話が掛かってくるのです。2016年11月のことでした。

塾経営は競合が多すぎる——レッドオーシャンを抜け出し幼児教育にシフト

フランチャイズ・ショー2017の入場登録所前
塾経営のリサーチの為に永島が足を運んだフランチャイズ・ショー2017

「よくある営業電話なんですが、フランチャイズ展開をしているある塾からでした。新規事業を模索し始めたタイミングだったので話しを聞いてみると、『戸田市は埼玉県内でも若い世代が多い市なので、教育に関する事業は需要がある』ということがわかり、塾経営に興味を持ちはじめました」(永島)

その電話では「検討します」という返答に留めた永島。その後、塾経営についてのリサーチのために、2017年2月に開催された「フランチャイズ・ショー2017」に足を運びます。さまざまな塾本部のブースで食い入るように話を聞きいた結果、彼なりにある結論を導き出すのです。

「いろいろな塾のフランチャイズの話を聞いた結果、2つのグループ分けができると思ったんです。ひとつは、経営を重視するあまり、収益性の事しか考えていない塾本部。もうひとつはその逆で、利益や売上というよりも教育に対する思いがすごく強い塾本部。後者は私は胡散臭いと感じてしまって(笑)。ただ、やる気スイッチグループだけは、理想も高いのに経営の部分もしっかり考えているので、安心して加盟できると感じました」(永島)

塾のフランチャイズチェーンに加盟するのであれば、やる気スイッチグループのスクールIEしか考えられない——そう確信に至った永島でしたが、そんな彼の思いを打ち砕くような知らせが舞い込むのです。それは、スクールIEの商圏の問題でした。

「加盟するなら生まれ育った戸田市を希望していたんですが、すでにオーナーさんがいらっしゃるので開校できないと言われました」(永島)

せっかく見つけた有望な新規事業候補が立ち消え、新規事業立ち上げが振り出しに戻ってしまった永島。しかし、改めて戸田市内をくまなく見て回ったところ、あることに気付きます。

「戸田市内で小中高生を対象とした塾をやるには、競合が多すぎる——」

今まで意識したこともなかったので感じることはありませんでしたが、改めて街を見渡すと戸田市は様々な塾が乱立する、競合がひしめくレッドオーシャンだったのです。

「戸田市内で塾経営をするのは正直、厳しいと感じました。そこで、フランチャイズ・ショー2017でやる気スイッチグループの担当者にお話をいただいた、幼児教室の『チャイルド・アイズ』と『忍者ナイン』での開校もありかな、と」(永島)

彼が市場環境を鑑みて新規事業対象を塾経営から幼児教室へとシフトさせたのには、実はもう一つの背景があったのです。

幼児教育に携わる身内の影響もあり、忍者ナインとチャイルド・アイズに加盟

教室PRのためスタッフとともに街頭に向かう永島
開校を知らせるチラシ配布時は、親近感を持ってもらえるよう風船を携えてスタッフとともに街頭に立った永島

「弟が幼稚園の先生、妻と弟の奥さんが保育士としてイキイキと働いていたので、これを機会に自分も幼児教育に携わりたいと思いました。しかも、何かあれば身内なので気軽に相談できるので安心。そして何より、戸田市は若い世代が多いので需要があるに違いない、と」(永島)

一般的に、1つの場所で複数のブランドを開校することは少なくありません。時間によっていわば“看板を変える”ようなイメージで「複合型スクール」と言われています。

永島も知能育成の「チャイルド・アイズ」、科学で伸ばすキッズスポーツ「忍者ナイン」への加盟を決意。両ブランドを1つの場所で開校するため、物件探しを始めた永島でしたが、またしても大きな壁が立ちはだかるのです。

「2ブランドを同じ場所で開校する複合型スクールを目指して物件を探していましたが、戸田市内で希望の物件がなかなか見つからなくて……。生活動線も考えると複合での開校は厳しいと考え、まずはチャイルド・アイズのみ物件を借り、忍者ナインはレンタルスタジオなどを利用して開校しようと考えました」(永島)

そう、「忍者ナイン」は物件を構える必要がなく、地域のダンススタジオやバレエスタジオ、体育館、道場や学童スペース、コミュニティセンターなどを時間借りで使用し開校することが可能なのです。永島はこのメリットを活かし、物件探しは「チャイルド・アイズ」のみとし、忍者ナインの開校場所を確保した後、早々にポスティングやチラシ配りなどの販促活動をスタート。ここでの販促活動がその後の命運を分けることとなりました。

「やる気スイッチグループは新校開発のサポートがしっかりしていると感じたのがこの販促。初めてのチラシ配りは少なからず緊張しましたが、小学校や市役所へのあいさつの時なども、本部からサポートの方が来てくれたので安心して取り組めました」(永島)

「忍者ナインのFCオーナーの中で1位になる」という目標を掲げて動き出した永島。販促チラシを追加発注し、徹底的に配りました。

「自分はまだまだ体力のある29歳。日本全国にいる、やる気スイッチグループが提供するブランドのFCオーナーさん達と比較しても若い世代なので、経験がない分やる気と勢いだけは負けたくなかったんです。チラシをただ配るだけでなく、風船と一緒に配って親近感を抱いてもらう工夫をするなど、いろいろと試行錯誤の日々でした」(永島)

開校に向けた熱心な販促活動の結果、順調なスタート

ハロウィンイベントの様子
子どもと一緒に仮装をして楽しんだハロウィンイベント

販促活動の後、開校前の体験会開催に至ったのは2017年6月。フランチャイズ・ショーに足を運んでからちょうど半年後の事でした。戸田市内の公共施設での開校です。

十分な販促の甲斐もあり、体験会には非常に沢山の子どもたちが集まりました。体験会の段階から順当なスタートを切った「忍者ナイン」。次のステップとして見つめ先は、テナントを構えて忍者ナイン教室の開校を計画。

「場所を時間借りで運営していくことも、複合教室として運営していくこともそれぞれメリットはありますが、前者は使用可能な時間が限られますし、後者は時間による入れ替えが発生します。そうなると、両者ともスタッフが実際の授業をロールプレイングする場所が取りづらいという問題がありました。スタッフのスキルアップを図るためにも、自由に使えるテナントを構えることにしました」(永島)

そうした結果、2017年7月末には「チャイルド・アイズ」を、その1週間後には「忍者ナイン」を、それぞれテナントで開校させることが出来たのです。その後、生徒数は順調に増加・拡大しています。

この先、埼玉県南部エリアに隈なく開校し、将来的には忍者ナインのFCオーナーの中で1番のオーナーになる目標を打ち立てている永島。多くの子どもたちに入会していただいているのは、開校エリアの特性や幼児教育の需要はもちろんのこと、永島の熱心な販促活動があったからこそ。

「現在ご入会いただいている親御さんに満足度アンケートを実施した結果、ほとんどの方にご満足いただけています。他のスポーツ教室は跳び箱やマットなどの器械体操重視のスクールが多い中、忍者ナインは走る・躍ぶ・投げるなど9つの基本動作すべてを身につけることで、あらゆるスポーツに応用できる運動神経の基礎を作ることができるなど、十分に差別化ができていることを感じています」(永島)

「子どもの成長をみれるのは楽しい」と感じている永島。現在、戸田市内だけではなく、同じ埼玉県の蕨(わらび)市や浦和エリアでの開校準備も進めています。幼児教育を通して地域社会に貢献していきたい。そんな思いで永島は今日も走り続けます。


低リスクを実現!子どものスポーツ教室「忍者ナイン」法人加盟ストーリー (2018.1.12)
※掲載情報は取材当時のものです。



このストーリーに関連するビジネス

自社テナントが無くても開校OK!場所を借りて運営できるから低リスクで高収益を実現

忍者ナインの
オーナー募集情報はコチラ

忍者ナイン 上戸田ラボ 永島直樹オーナー

記事は気に入っていただけましたか?
「いいね!」で応援よろしくお願いします

新着情報をお届けします♪