おそうじ革命 越谷大袋店 吉沼利浩オーナー
おそうじ革命のロゴ

過酷な長時間労働からの脱却。元トラック運転手が転職ではなくFCで独立を選んだ理由

長時間労働など過酷な労働実態で昨今話題のトラックドライバー。このストーリーの主役である「おそうじ革命 越谷大袋店」のオーナー・吉沼利浩(よしぬま・としひろ)も、前職の運送業で長時間におよぶ拘束時間に悩まされていたひとり。そんな彼が一念発起し、おそうじ革命に加盟した背景と、競合とも差別化できている現状、今後の目標について語ります。

拘束時間は16時間!? トラックドライバーの過酷な労働環境からの脱却を決意

運送会社のイメージ
元々は運送会社のドライバーとして活躍していた吉沼

「おそうじ革命 越谷大袋店」のオーナー・吉沼利浩の前職は運送会社のドライバー。入社当初は内装に使う天井材やボードなど、建築資材を現場まで運ぶドライバーとして活躍していました。入社から数年が経過すると、今度は大手運送会社の荷物を運搬する部門に異動。

「働き方改革」で、一般的な産業の残業時間上限を年間720時間、月平均60時間と掲げながらも、トラックドライバーを含む自動車運転者は適用外とされるなど、働き方改革は物流現場の視点が欠けていることは否めません。ゆえに、過酷な労働環境で働くトラックドライバーは全国に点在しているのが現状です。

吉沼も例外でなく、長時間の労働時間に悩まされていたひとり。夜が明ける前の4時半頃に出社して荷物を運搬した後、事務所に戻ってくるのはいつも19時〜20時をまわります。実に15〜16時間も拘束されている計算です。

「その間ずっと稼働しているわけではないんですが、とにかく拘束時間が長かったですね。東京都を縦断して埼玉県の自宅に帰宅するのも1時間以上かかります。帰宅しても、睡眠時間を含めておよそ5時間後には家を出ないといけなくて……。本当にハードな毎日でした」(吉沼)

そんな、健康障害リスクが高まるとされる過労死ラインを超える生活が続いていた吉沼に大きな転機が訪れます。それは結婚です。人生で最高にハッピーな瞬間を迎えようとしていた彼でしたが、同時に母親が体調を崩してしまい、運送会社のドライバーという職業について、改めて見つめ直すようになりました。

「結婚をしたら、やっぱり普通の生活がしたい。また、母親に万が一のことがあった時にはそばにいてあげたい。これらを実現させるためには、運送会社を退職するという選択肢しかありませんでした」(吉沼)

そうして退職したのが2016年8月のこと。その後は、次なる活躍の場を求めて模索する期間に突入します。

説明会1社目でFC加盟を決意、残り4社の説明を聞かずに即断した理由

おそうじ革命の営業車とバイク
依頼に応じて使い分けるというバイクと車

吉沼が次なるキャリアとして狙いを定めたのは、勤務時間がしっかり決まっている倉庫勤務。運送会社の営業所勤務であれば、今までの経験を少なからず活かせるはず——そう考えた彼は、転職活動に向けてフォークリフトの資格を取得しようと考えます。

同時に、転職先を探すためにインターネットを検索している彼に、想定もしていなかった新たな選択肢が浮上します。それこそが、吉沼の人生を大きく変えたフランチャイズとの出会いです。

「いろいろ検索していたら、フランチャイズのポータルサイトにたどり着きました。その時はそうでもなかったんですが、何度か目にするうちに気になってきて、いろいろ調べていました」(吉沼)

フランチャイズでの独立に対して興味を持った吉沼に、またしても大きな転機が訪れます。

「ちょうど同じ時期に、10代からの親友と5年ぶりくらいに連絡をとったら、ハウスクリーニング事業を運営している会社で経理の仕事をしている、と。ハウスクリーニングと言ったら、裕福な家庭が依頼をするというイメージだったんですが、詳しく聞いてみると、共働き世代の増加や高齢化の影響でハウスクリーニング市場は8000億円の規模を誇るなど、これからも確実にシェアを拡大していく業界である、と」(吉沼)

そこで、倉庫勤務への転職からハウスクリーニングのフランチャイズでの独立にシフトした吉沼。善は急げと、ハウスクリーニング本部5社とコンタクトを取り、立て続けに事業説明会の予約を入れます。偶然か必然か、その1社目が「おそうじ革命」でした。

秋雨が降る中、説明会の会場であるおそうじ革命本社を訪れますが、呼吸器系が弱い吉沼は、朝から咳が止まらない最悪の体調……。担当者の説明がスタートしても、吉沼の咳が止まる気配はありません。しかし、この「咳」が大きなきっかけとなって、おそうじ革命に加盟するとは、この時の吉沼はまだ知りません。

せっかく説明していただいているのに申し訳ない——そんな後ろめたささえ感じている吉沼に救世主が現れます。説明会会場ではなく、会場の奥にある事務所にいた株式会社おそうじ革命の専務取締役・馬場龍太(ばば・りゅうた)が突然現れ、吉沼が座っていたテーブルに無言でのど飴を置いていったのです。

「すごい感動しました。自分自身、『与えよ、さらば与えられん』という言葉が好きで。自分だけが良くなろうと考えると何ごともうまくいかない。周りを良くしたことで自分が何倍もよくなる、という意味なんですが、まさにこれに値します。こういうさり気ない気遣いができる方が引っ張っている会社であれば間違いない。そう思って加盟を決断したので、説明会が終わって駅に行く間に、他の4社すべてにお断りの電話を入れました」(吉沼)

フランチャイズって大丈夫なの? 奥さんと周囲が吉沼のFC加盟に猛反対

おそうじ革命のオーナー同士の研修風景
おそうじ革命のオーナー同士で集まって独自の研修を行うことも

馬場専務取締役の何気ない気遣いにより心を動かされ、後に続いていた4社の説明を聞かずに即断で加盟を決めた吉沼。この一連の流れを包み隠さず奥さんに話すと、まさかというか、予想通りの大反対……。

「何を基準に決めたの? 本当に大丈夫なの?」

奥さんが反対するのも無理はありません。もしかしたら、彼にとって最適な「解」は後に続く4社だったのかもしれないのですから——。

「おそうじ革命に、というよりは、フランチャイズに対して信用がなかったみたいです。最終的には本部が儲かるような仕組みになっていて、加盟者が順調になればなるほどトカゲのしっぽ切り、というイメージを持っていたようです。でも、実際に成功している加盟者さんは全国にもたくさんいらっしゃるし、何よりこれだけのシェアがあって、これからも伸び続ける業界であることは間違いない。そんなことを言っても聞く耳を持ってくれなくて……」(吉沼)

その後、別のフランチャイズ本部で経理を担当している親友を含めた3人で食事をした際も、2人から猛反対された吉沼……。周囲からの賛同を得ることはできませんでしたが、吉沼の中にはすでに「解」があります。言うまでもなく、おそうじ革命での独立です。

「独立後に自分で仕事を確保できるのか。本部から案件の紹介もされるけど、そんなうまいことはないはずだ、と反対されました。でも、地域密着でやっていきたいと思っていたので、最初から本部案件に頼るつもりはありませんでした。正直、これと決めたら突き進む性格なので、相談した友人には悪いんですけど、あまり話は聞いていませんでしたね(笑)」(吉沼)

そうして周囲からの反対の声を押し切る形で契約まで進みます。少しでも納得してもらえるようにと、フランチャイズ本部との契約書読み合わせの際、吉沼は奥さんを連れて2人で本社を訪れます。

「連れていったことで、50%くらいは賛成してもらえた感じですね。最終的には、『自分が好きなことをやればいいんじゃない』と。あとは、実際に独立して実績を見せることで100%まで持っていこうと考えていました」(吉沼)

加盟契約を交わし、いざ研修が始まるとハウスクリーニングでの、ひいては「おそうじ革命」での独立がそう簡単ではないことを実感します。それは、掃除のプロを育てる為の徹底した研修ゆえ、異業種からの独立で、ハウスクリーニングの経験のない吉沼にとっては驚きの連続だったのです。

「自分では綺麗にした“つもり”だったんですが、視点がまったく違うんですよね。例えば、トイレだったら便器まわりを綺麗にすれば良いと思うじゃないですか。でも、スイッチの隙間の汚れまでチェックされるんですよ。最初は、おそうじ革命の徹底した掃除に驚いていたんですが、丁寧な指導のおかげで少しずつ覚えることができました」(吉沼)

本部のアドバイスでリピートを獲得し好発進——労働時間の改善にも成功

エアコン・床・トイレ清掃をする
本部の提案通り、エアコンの清掃依頼が多い時期に開業したことで順調なスタートを切った吉沼

研修を無事に終了し、念願だった「おそうじ革命 越谷大袋店」をオープンしたのは2017年8月1日のこと。開業時期についてもう少し先を見据えていた吉沼に、あることを理由に8月のオープンをアドバイスしたのはフランチャイズ本部でした。

「エアコンの依頼が多い時期のほうがスタートダッシュを切りやすいということで、8月にオープンすることにしました。すると、8月も9月もエアコンのお客さんがほとんどで、10月はエアコンでご依頼いただいたお客さんからのリピートがほとんどでした。飛び込みで押しかけてもなかなか家の中には入れませんが、エアコンを通して1度でも中に入れば、いろんな箇所を見ることができる。掃除の必要性をアピールして次に繋げることができるのです」(吉沼)

オープンから数ヶ月が経過した現在、多くのリピーターを抱えるなど、順調なスタートを切れているのはおそうじ革命の充実した研修と開業時期のアドバイスがあったから——吉沼はそう考えています。

「他のハウスクリーニングと比べ、研修期間が長いのがおそうじ革命で独立するメリット。開業までに時間がかかるという点ではデメリットかもしれませんが、実際1週間や10日の研修で現場に向かっても技術面に不安が残るのは言うまでもありません。でも、おそうじ革命は他のハウスクリーニングFCよりも研修が長期なだけでなく、営業面の研修まで網羅しているので独立してからも安心でした。他の4社の説明を聞かずに即断して正解だった——そう実感しています」(吉沼)

そして、オーナーとして自分の裁量で働くことができる為、前職を退職した理由でもある長時間の拘束時間も解消されたという吉沼。これが彼にとって、そして奥さんにとって何より幸せなことかもしれません。とはいえ、ハウスクリーニングは競合が多いゆえ、何かで差別化しないといけない業界です。

兼ねて抱いていた通り、本部からの紹介に頼ることなく自力で案件を獲得し、文字通り独り立ちを果たしている吉沼。それが具現化できているのも、彼のサービス業に対するある考えが功奏しているからこそ。

「サービス業というのは『サービスが先でそれに利益が付いてくる』というのが私の考え。1万円の仕事だったらその分の仕事をするのではなく、それ以上の価値を見出してもらえるからこそリピートにつながります。例えば、エアコンだと1時間半が平均的ですが、2時間の予定でスケジュールを入れます。あまった30分で掃除についていろいろアドバイスをするなど、お客さんとのコミュニケーションの時間にあてることで、お客様の信頼と満足度を上げれるように努力しています」(吉沼)

まだ開業して数ヶ月しか経過していませんが、3年後にはスタッフの雇用を視野に入れ、現在、多くの種蒔きをしている吉沼。4年目以降は責任者となる人間を育て、運営にも力を入れられるよう、「掃除のできる商売人」としての姿を目指します。


そうじの出来る商売人を育てる「おそうじ革命」独立開業ストーリー (2018.1.19)
※掲載情報は取材当時のものです。



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