もともとアパレル関係の輸入商社をしておりまして、その一つの事業として子ども服の生産・輸入もしておりました。 2010年にイタリアの子ども服の輸入販売を日本でする運びとなり、事業として一部小売りをし始めたんです。

プレシュスタジオとの接点は、子ども服のイベントとして百貨店で撮影会を行った際にご協力いただいたことが始まりでした。 こちらの依頼にも応えていただき、その子ども服ブランドとプレシュスタジオのコラボもさせていただいたりして、それがきっかけで情報交換をするようになりました。

そうですね。東京で3店舗運営されているということは当時知っていたんですが、これからフランチャイズ展開を考えているというお話も伺っていました。私たちのスタッフのなかには販売員として子どもやそのご家族を相手に仕事をしているものもおりましたし、“こども”という繋がりもあったのでフランチャイズ展開に興味を持ち始めました。

何段階かあるんですが、代表の堀田さんとも一度面談をし、なにかチャンスがないか話す機会を持つことができました。私どもの本社が大阪にあり、関西への基盤があるということで関西エリアで協力してもらえないかという提案をいただいたのが大きなきっかけです。

イベントで知り合ってからですと1年くらいにはなるんですが、実際にフランチャイズのお話をいただいてからですと3ヶ月くらいでかね。 最初は衣装提供という形で協力をさせていただいていたんですが、イベントなどで協業するようになり、そこから徐々に話が進んでいきました。当初はこのように加盟店契約をするということは頭にはなかったのですが、展開に向けてのお話を聞く機会もいただき、フランチャイズについても説明いただいたので締結へと進んでいきました。

フランチャイズの加盟店になるということが初めてでしたので、全くわからないところからのスタートという点では不安はありましたね。プレシュスタジオ自体も特殊な業態でしたので。。。

ただ、私たちは百貨店などでの販売経験のあるスタッフも数名おり、ホスピタリティを持つ人材がいたということや、子ども服を扱っていたということもあり、ファッションの延長線といいますか、アートとしてのファッションをこの業界で生かせるのではないかという考えもありました。そういう意味ではこちらの事業もやっていけそうだなと感じておりました。

はい。ただ、自分たちで運用をしっかりしていけるのか心配ではありました。今までも広告などもしていたので服やモデルの簡単な撮影などはしていましたが、本格的な撮影は初めてでしたし、編集に関しては外部にお願いをしておりましたので。。。

また本部と加盟店という立場になりますので、問題が起きないのか不安はありました。よくニュースなどでも耳にすることもありますしね(笑)

代表の顔も見えておりましたし、本部と加盟店がwin-winの関係でということを前提に話をしていたことは大きいですね。しっかりと説明もしていただき、私たちも確認に時間を費やしてきましたので一つ一つ不安を解消していきました。もちろん描いていた通りに話が進んだわけではなく、3ヶ月の間に紆余曲折もありましたが、じっくりと話し合い今の形にたどり着いたという感じです。

はい。やはり関西と関東ですと見えない距離というものもありますので、関西拠点という意味で期待もしていただいていると思います。 事業拡大をサポートさせていただくという話になっておりましたので、フラッグショップとして私たち自身も店舗を持っていたほうがいいということでオープンしました。

店舗をもったことで本部と一緒に将来像を描けるようになりましたし、期待にも応えていきたいなと思っています。今後はさらに協業を加速させていきたいなと考えています。

本部が加盟店に営業をするということは基本だと思いますが、実際に加盟をして研修を受けた私たちだからこそできる説明もあると思います。運営に関して感じたことや考えていること、採算などについても包み隠さず具体的に説明していきたいと考えておりますし、説得力も増すのではと思っています。フラッグショップもあるので、今後関西方面では店舗見学などでも協力をしていきたいなと考えています。

どの業界も同じだとはも思うのですが、導入研修は時間とお金をかければいくらでもできますが、ある一定のレベルに到達するまでを最短期間かつ最短経費でするのがベストですよね。 そういう意味では、プレシュスタジオはもともと都内で3店舗を持つ実績があったので研修のノウハウもお持ちでしたし、しっかりしていたと感じています。また関西エリアに関してはこれから私たちもサポートさせていただくので、より充実させていけたらとは思います。

もちろんある程度のレベルまで習得できましたし、短期間の研修でしたが、涙あり、笑顔ありの劇場型の研修でしたよ笑

やはり人対人なので、いい写真が撮れる、撮れない。お子さんをあやせる、あやせないなど、そういった面でスタッフも苦労をしていました。オープンも迫っていましたし、約2週間の研修のなかでは開店準備も同時に進んでいましたので現場のスタッフは重圧を感じていたと思います。なので心構えがないと乗り越えられない部分もあると思います。 どんな仕事でもそうですが新しいことをしていこうと思うと大変さはありますからね。

オープンしてから2か月ほど経過しまして、ようやく一息ついて振り返りができ始めた段階です。これから改善なども考えていくのでまさに進行形という感じです。まだまだ課題も多いのでこれからがスタートだと思っています。

基本的には想像していた範囲内で運営ができているかなという印象です。 オープンした10月～12月は七五三などがあるので、こども写真館にとっては一番繁忙期でした。その一番忙しい時期にオープンが重なった状況だったので、フル稼働できていたわけではないのですが、ある程度の数字の予想を初めに立てていただき、管理していただいたので、運営面や売り上げという面でも自分の描いていたプランを大きく逸脱してはいなかったという状況ですかね。

オープン前はそれこそ毎日のように会っていましたし、オープンしてからも頻繁にお会いさせていただいています。どちらかというと現在進行形で運営をしながらこれからの計画を考えておりますし、開けてみないと分からない業界でもあるので、打ち合わせをしながら進めているという感じですね。より密にという意味では今後もっともっとお会いしていくとは思います。

今の難しさというよりは今後の難しさとして考えています。より似た業態がでてきたりすると競争が激しくなるのではと思いますので。

ただ本部もそれを想定して動いて行かれると思いますし、通常のフランチャイズ加盟店は近隣に違う加盟店が出店することは顧客の取り合いになるため嫌がることが普通だと思いますが、プレシュスタジオは商圏が半径20〜30kmと非常に広いため近隣に店舗ができても共栄が可能なのが魅力の一つです。

また、プレシュスタジオは本部がweb広告などにも力をいれていて、近隣に店舗が増えた方が広告費も増えるため結果自店の集客につながるという強みもあるんです。

これから類似他社がでてくる可能性はあるのでその時に難しさを感じるかもしれませんが、一緒に切磋琢磨していきたいなと思っています。キャッチフレーズで第三世代とうたっていますが、まさにその通りでニーズもありますので面白い業界だと感じています。

大変さはもちろんありますが、頑張った分だけお客様からかえってくるビジネスですので、やりがいがある仕事だと思っていますし、スタッフからもやりがいが持てるという言葉をよく耳にしています。スタッフがそう思える業態は将来があるなと思っています。 今後人材を確保していこうと考えた時も、前向きにお勧めできる仕事ですし、そういう面でもいいなと感じています。

実際にお客様としていらしたお母さまが泣いて喜んで帰られた姿をこの2か月の間に見たりもして、私自身もやりがいを感じています。

プレシュスタジオでいうと、集客を100％担っていて、なおかつ効率的に動かれているので非常に助かっています。集客というのは企業にとっては一番大切な部分ですのでそこをお任せできるというのは楽ではありますね。言葉を返せば抑えられているということにもなりますので頼りがいもありますし、頼らざるをえないということにもなるかもしれないですね笑

そうですね。共存共栄といいますか、売り上げが上がれば本部も加盟店もしっかり集客を上げていけるシステムですし、広告や集客を一括管理しているというやり方は新しく加盟店にとっても魅力的だと思います。 フランチャイズは一般的に言われているように本部がいなければ立ち行かないという不安もありますが、そうならないように私たちも共存共栄できる道を模索し続けていますし、本部との連携をも密にとっています。実際にプレシュスタジオもそれに応えてくれていると感じています。

やはり複数店舗展開も視野に入れて3店舗ほど増やしていきたいなと思っていますし、私たちの中の人材とノウハウもしっかり固めていきたいなと考えています。雇用の拡大ではないですが、やりがいをもって仕事に取り組める人材を増やしたいとは思ています。

また、もう一点、プレシュスタジオグループとしての拡大にも貢献し、一緒に共感できるポジションでやっていきたいと思っています。