株式会社文苑堂書店 代表取締役専務 吉岡 幸治
エックスモバイルのロゴ

大型書店にエックスモバイルを併設——異業種から格安スマホ業界に参入したワケとは?

富山県初の大型書店としてオープンした「文苑堂書店」。県内はもちろん、全国的に有名な書店ですが、じつは書店以外にもTSUTAYAやオリジナルの事業であるおもちゃ店など、全6業態28店舗を展開しています。そんな文苑堂が格安スマホ事業のエックスモバイルに加盟した理由を代表取締役専務・吉岡幸治がお話します。

1955年創業、あの藤子不二雄も通った有名書店

創業当初から富山県・高岡の駅前にある「文苑堂書店 駅前店」

「文苑堂書店」は富山県内で11店舗を展開している大型書店。じつは、高岡市出身で「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄(藤本 弘)と「まんが道」の作者、藤子不二雄A(安孫子 素雄)の2人が学生時代によく手塚漫画を買いに走った書店でもあります。「まんが道」にも、自身の少年時代に通った本屋として文苑堂書店が登場するなど、県内はもちろん、全国的にも有名な書店です。

そんな文苑堂書店は、今から70年以上も前の1946年に、富山県は高岡の駅前に“街の本屋”として産声をあげました。その後、増資や玩具・文房具販売業などの業容拡大を進め、1981年に現在の社長に代替わりすると、富山県内で初となる郊外型大型書店(文苑堂書店 横田店)の立ち上げを皮切りに急激な拡大を見せるのです。

「いわゆる大通りに面したロードサイド店ですね。当時は30坪や50坪など、商店街の一角でこぢんまりと営業している書店が多いなか、150坪ある大型店としてロードサイドにオープンしました」(吉岡)

その後も拡大し続け、1986年にTSUTAYAのフランチャイズに加盟。今となっては全国展開しているTSUTAYAですが、当時はまだチェーン展開がスタートしたばかりのころ。

「実質、富山県内では初めてのTSUTAYA加盟でした。とてもおこがましいんですが、当時から非常に先進的な考えの会社だったと自負しています」(吉岡)

文苑堂書店やTSUTAYAの店舗数を拡大していくと共に、オリジナル事業として「おもちゃのバンビ」、雑貨ショップの「B&Bハウス」を新規でオープン。そして、10年前から中古ゴルフ販売「ゴルフパートナー」や中古書店といったフランチャイズチェーンに加盟するなど、勢いを緩めることなく事業の多角化を進めます。

文英堂書店がエックスモバイルに着目したワケとは?

文苑堂書店の外観
オリジナル事業だけでなく、TSUTAYAなどのフランチャイズにも加盟して事業を拡大している文苑堂書店

創業から70年以上が経過した現在、文苑堂の11店舗をメインに、6業態でじつに28店舗を展開、年商59億円(平成29年6月期末)の企業に成長しました。富山県に住んでいる方なら、「文苑堂書店」や「おもちゃのバンビ」「B&Bショップ」という名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そんな文苑堂書店が次に狙いを定めたのは、格安スマホ事業を展開する「エックスモバイル」でした。TSUTAYAやゴルフショップのフランチャイズに加盟して会社を拡大してきた文苑堂書店にとっては、「エックスモバイルへの代理店加盟」という選択肢は、自然なことなのかもしれません。

「現在展開しているゴルフショップと中古書店などはそもそもフランチャイズですし、新しい事業をスタートさせる際に、フランチャイズや代理店に加盟することに関しては、前向きに捉えて検討しています。オリジナルの事業をはじめることが、相当な労力や時間がかかる大変なことということも熟知している分、すばやくノウハウを享受できるフランチャイズは、事業を多角化するうえで有効な手段と考えています」(吉岡)

とはいえ、書店などの「モノを売る」事業とは一変、エックスモバイルは「サービスを提供する」事業。文苑堂書店にとっては、従来展開しているものとは似て非なる事業ですが、どのような経緯、きっかけでエックスモバイルに加盟したのでしょうか。

「モノを売るのか、サービスを提供するのか――。弊社としてはそこに対する境界線はありません。田舎と言われる富山ですけど、だからってモノを買えなかったりサービスを受けられない、という機会損失はしていただきたくないんですよね。なので、富山県の方々にとって必要となるものであれば、弊社が事業を進めていければな、と」(吉岡)

そんな思いで着目したのがエックスモバイルだったのです。文苑堂書店やTSUTAYA、ゴルフショップなどすでに展開している店舗に、エックスモバイルを併設できる点も加盟の大きなきっかけになったといいます。

「あとは正直なところ、現在の人口減少などから考えても、富山県のようなローカルエリアにおいて、今後、所得がいまよりも上昇するのは考えにくいんですよ。であれば、生活コストを下げることで生活を豊かにしていく必要がある。そうなったときに格安スマホは富山県の方々にとっても必要なものになりうると考えたんです」(吉岡)

格安スマホの認知度がないエリアだからこそチャンス

プラン説明をする店頭スタッフ
対面販売で格安スマホに対するユーザーの不安を払拭

とはいえ、ローカルである富山県にとって、格安スマホの認知度はそう高いものではありません。事実、エックスモバイルの富山県第1号店となるのが、こちらの文苑堂書店ですが、そういった点でも不安はなかったと吉岡はいいます。

「むしろ、認知されていないからこそメリットなのかな、と。富山県で初となるロードサイド型の書店をオープンさせたときもそうですが、いまのうちに『格安スマホ=文苑堂書店』と周知させていくことで、将来的に格安スマホの認知度が上がれば、おのずと契約数も増えると考えています」(吉岡)

しかし、格安スマホはなにもエックスモバイルだけではありません。なぜ、数ある格安スマホ事業の中でも、エックスモバイルを選んだのでしょうか。それは、エックスモバイルの特徴でもあり、大手キャリアとは異なるビジネスモデルにありました。

「政府がSIMロック解除方針を打ち出したり、いわゆる2年縛りを見直したり。国としてエックスモバイルのような格安スマホを推奨する動きを見せていますが、大手キャリアの格安スマホは、スマホ本体とSIMのセット販売が基本。一方、エックスモバイルは必要があればセット販売もしますが、基本的にはSIM単体での販売です。これこそが国が意図していることで、今後のこの業界に対して本質的だと思いました」(吉岡)

すでに文苑堂書店という書店を富山県内に11店舗展開している点も加盟を後押しした理由の一つでもあるといいます。

「競合他社は申し込みからSIMの受け渡しまでWebで完結することが主流のなか、エックスモバイルは店舗を構えた対面販売にこだわっています。新たに公式ショップとしてオープンする加盟プランもありますが、弊社は11店舗の文苑堂書店をはじめ、全部で28店舗を展開している実績があるので、既存店舗を活用したプランで開業しました。スマホのことがよく分からないシニア世代や、機械が苦手な方の不安を解消してあげられますからね。富山県内であれば文苑堂の知名度は確かなものなので、お客さまからしたら安心感があるはず。そういった意味では、認知度の低い格安スマホ事業を展開していくうえで大きなメリットになると考えました」(吉岡)

基本先行投資!エックスモバイルへの加盟で目指すもの

エックスモバイル 文苑堂 藤の木店の店頭
文苑堂書店 藤の木店の一角にオープン

そうして文苑堂書店の一角にスペースを取り、2018年4月29日にオープンした「エックスモバイル 文苑堂 藤の木店」。

「正直、ここまで広いスペースは必要ないんですが、格安スマホ自体があまり知られていないので、せせこましいと怪しさも増すじゃないですか(笑)。しかも、今後はアクセサリーやスマホ本体なども販売予定なので、これくらいあってもいいかな、と」(吉岡)

エックスモバイルの収益モデルは、契約したお客さまの通信費のうち15パーセントが毎月手数料として得られるストック型ビジネス。さらに、回線契約に限らず、アクセサリー販売などでも収益を見込むことができるのです。

オープンからまだ数ヶ月しか経過していませんが、文苑堂書店を訪れるお客さまからは上々の反応を得ているといいます。

「契約数はそこまで多くありませんが、料金診断をしていただいた数は相当なもの。都心部に比べるとまだまだですが、富山のみなさんも格安スマホが気になっているんですよね。とはいえキャリアの利用傾向を見ても、スマホ料金に対する問題意識は低いように思います。ただ、今後はこれらが必ず解消されていくと思いますし、当社としてもPRをしていくので、契約数もそれに比例して増えると確信していますね」(吉岡)

あくまでも“先行投資”としてのオープンであるという吉岡。こうした考えは、富山県で初めて郊外型の大型書店をオープンするだけでなく、TSUTAYAに早期に加盟したときにもあった、先進的な考えがあるからかもしれません。

「もちろん、先進的というのもそうなんですが、そのときどきに合わせて常に経営戦略を考え、新規の事業をスタートさせたり、もしくは既存の事業の形態を変えたり。常に変革させていくことで、前に進んでいこうと考えています」(吉岡)

現在は「文苑堂書店 藤の木店」の1店舗だけですが、将来的には文苑堂書店11店舗だけでなく、28店舗全店での展開を目標にしています。富山県内ではまだまだ認知度の低いエックスモバイルですが、都心部を中心にして格安スマホがシェアを拡大していけば、そのときには「富山県の格安スマホ=文苑堂書店のエックスモバイル」という図式が成り立っていることでしょう。


携帯キャリアのLCC「エックスモバイル」法人加盟ストーリー (2018.7.29)
※掲載情報は取材当時のものです。



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