salon de B〜美意〜 オーナー 河瀬 浩昭
KAIZENBODYのロゴ

早期退職でFC加盟!女性がやりがいを持って働ける職場を目指すサロン経営者

新卒で入社後、31年間務めた会社を早期退職してバービーダイエットに加盟。2017年10月に「KAIZEN BODY」というダイエットプログラムを提供する「salon de B〜美意〜」をオープンさせた河瀬浩昭。加盟の一つのきっかけでもあり、彼がバービーダイエット(現ブランド名:KAIZENBODY、以下省略)で解決したかった、労働者を取り巻くある問題とは。

54歳のときにおとずれた2つの転機

大学卒業後、プログラムの開発者として大企業に勤める

大企業ゆえの窮屈さに我慢できず、31年間務めた会社を退職しました——。

そう語るのは、2017年10月、バービーダイエットに加盟して神奈川県小田原市に「salon de B〜美意〜」を開業したオーナーの河瀬。それまでは、コンピューター関連のシステム機器を製造・販売する大手企業に勤務していました。

「神奈川県内の大学を卒業後、新卒で入社しました。入社後はプログラムの開発だけでなく、システムを導入するときの初期設定や立ち上げ設定などを担当するソリューション開発にも携わっていました」(河瀬)

課長職にのぼりつめるなど、会社の拡大に少なからず貢献してきた河瀬でしたが、入社から31年が経った54歳のときに退職するのです。

「大企業など大きな組織にありがちなことですが、以前から自分の意見が尊重されないことに疑問を感じることがしばしばあって……。それでも、女房と23歳の長女、10歳の次女を養わないといけないので耐えてきたんですが、退職する2年前の2013年、合併により組織の規模がさらに拡大したんです。その結果、それが顕著になったんですよね。合併と同時に早期退職者を募っていたので、それに手を挙げる形で退職しました」(河瀬)

かくして2015年、31年務めた会社を退職するに至った河瀬。とはいえ、その時点ではまだ転職先を決めていたわけでもなければ、独立・開業するための事業構想を練っていたわけでもありません。そこで、次なる活躍の場が見つかるまでは、親戚が経営する会社でプログラム開発の業務を手伝うことになったのです。

「早期退職して親戚の会社で週3日ほど働きはじめたんですが、その矢先に親父が他界したんです。そうして、いま『salon de B〜美意〜』の店舗になっているこの場所が空くということで、ここを使って何かできないか考えました」(河瀬)

「フランチャイズはやめた方がいい」

ベッドを整えるスタッフ
女性(スタッフ)が輝ける、成長できる事業であることを重要視した河瀬

父親が住んでいた一軒家を使って事業をスタートさせたい——そういう思いでフランチャイズに的を絞って事業を探しはじめた河瀬。しかし、相談した友人や前職の同僚たちのなかで、フランチャイズでの起業について賛成する声は決して多くはありませんでした。

「特別な技術を持って独立しようとしていたわけではないので、起業するならフランチャイズでと考えていました。相談した人からは『フランチャイズはやめたほうがいい』という声ばかりで……。この間まであったコンビニがなくなるなんてことはよくある話で、私も含めてフランチャイズは長続きしないというイメージが根付いているんですよね。でも、使い方や考え方次第なのかな、と。実際、成功している人が1人もいないわけではありませんからね」(河瀬)

そうして、周囲の反対を気にも止めず、フランチャイズWEBリポートをはじめとしたフランチャイズ募集サイトで情報収集をスタートさせた河瀬。父親が生前住んでいた一軒家で開業できることを条件に、マッサージ系やネイル、まつげエクステ、塾などのフランチャイズ本部から資料を取り寄せます。

そのなかでも彼が重要視したのは、オーナーや本部、お客さまだけでなく、雇用するスタッフも満足できる事業であること。しかし、詳しい話を聞いたある塾のフランチャイズ本部から、「利益を出すためにスタッフを安く雇う」と説明された河瀬は、大きな違和感を拭えずにいたのです。

「前職時代は年間1000万円近く、またはそれ以上の給料をいただいていたんですが、全員がそういうわけではない。特に顕著なのが女性で、200万円代の年収で働いている方もいて……。私の給料でも特に裕福な生活をしているとは思っていなかったので、それが200万円代になったら生きていくのも厳しいなって思っていたんです。なので、スタッフには給料面はもちろん、技術的なステップアップや独立を目指せる環境を提供でき、仕事にやりがいを持てる職場が理想だな、と」(河瀬)

バービーダイエットに加盟を決めた理由

ダイエットプログラム「KAIZEN BODY」の研修風景
ダイエットプログラム「KAIZEN BODY」の研修風景

そんな河瀬の思いとリンクしたのが、オールハンドトリートメント「KAIZEN BODY」を使ったダイエットプログラムを提供するバービーダイエットでした。バービーダイエットは「女性の雇用創出」「女性の独立開業の支援」など、社会貢献を推進しているのも特徴の一つ。

女性にとってより良い労働環境を作っていきたいと河瀬が考えているように、バービーダイエットのフランチャイズ本部も、女性の働く環境を創り出すことが幸せの追求につながるとしています。そのためには、全国に「KAIZEN BODY」を取り扱う店舗を増やすことが必要だと考えているのです。

また、バービーダイエットでは、「KAIZEN BODY」の技術者なら誰が施術しても同じ品質を提供できるのが特徴。それを実現しているのは、独自の研修システムを実施しているからにほかなりません。

「オーナーである私は「KAIZEN BODY」の技術者ではないので研修を受けてはいませんが、スタッフは全員研修スタジオで技術を習得しているので安心して任せています」(河瀬)

通常、フランチャイズ本部が開催するサロンの技術研修は、「1週間」「14日間」などの期間が設定されている場合がほとんどですが、バービーダイエットではチケット制を導入。加盟すると基本研修24枚、オプション研修30枚、経営研修6枚、トータル60枚のチケットを渡されます。この枚数内で合格するまで研修を受けることができるので、早いと1ヶ月で合格する加盟者もいる一方で、3ヶ月や4ヶ月を要する方もいるのです。

もしチケットを手元に残して合格した場合は、開業後に技術を再確認したいときや、技術向上のために使うことも可能。よって、常に同じクオリティで施術することができるのです。その結果、本部独自のアンケート調査では、98パーセントにもおよぶお客さまが「満足」と回答しています。

「全員が同じ研修日数や日程で終了してしまっては、全国のお店で技術力を均一にできるとは思えません。サービス業を展開するには、お客さまからのクレームを含めリスクを極力おさえないといけない。どの店舗でも技術力を均一にするのは、リスクを減らす要因の一つになると感じました」(河瀬)

遠方からの来店多数! バービーダイエットが誇る集客の仕組み

「salon de B〜美意〜」店舗外観
河瀬がオーナーを務める「salon de B〜美意〜」

そうして、2017年11月に「KAIZEN BODY」を展開するバービーダイエットに加盟。河瀬の父親が生前、住んでいた一軒家を改装してオープンしたのが「salon de B〜美意〜」なのです。

最寄り駅のJR東海道線「鴨宮駅(神奈川県)」からは徒歩25分で、決して駅前とはいえない、住宅が立ち並ぶようなエリア。立地に関して少なからず不安を抱えてオープンを迎えた河瀬でしたが、想定していなかった出来事が起きるのです。

「実際に開業してみたら、近所の方はもちろん、40〜50分かけて熱海から来ていただく方もいれば、同じようなサービスを提供しているお店があるにもかかわらず横浜市内から来ていただく方も。開業前はここまで遠方からお越しいただけるとは考えもしませんでした。これもバービーダイエットに加盟してよかった点ですね」(河瀬)

このようにわざわざ遠方からも訪れるのは、バービーダイエットが提供する高い技術力はもちろん、リピート顧客を生むための独自の集客の仕組みがあるから。新規顧客も重要ですが、キャンペーンの実施やクーポンの発行を繰り返すだけでは、莫大な広告費用を垂れ流すことになりかねません。サロン経営においてもっとも重要なのは、リピート顧客をいかに育てるかという点です。

バービーダイエットでは、売上のおよそ88パーセントがリピート顧客によるもの。本部のWeb集客サポートと独自のポイント(美コイン)システムによる仕掛けがリピート顧客を生む秘訣になっています。口コミや顧客紹介も増える傾向にあるので、一見、不利に思える住宅街という立地でも集客面での不安が解消されるのです。

「salon de B〜美意〜」が、スタッフが独立するための一歩を踏み出せる場となることを願っている河瀬。新たに事業をスタートさせようと考えても、何からどのように手をつければいいか分からない方も決して少なくありません。そんな方の一つの選択肢として「salon de B〜美意〜」で経験を積み、新たな扉を開ける女性が増えることを祈っています。


早期退職でFC加盟!女性がやりがいを持って働ける職場を目指すサロン経営者(2018.9.2公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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