学習塾に「Ryu-kaマジック全脳活性教室」をミックス
幼児から大人までを対象とした「Ryu-kaマジック全脳活性教室」。評価の偏りがちな従来の教育ではなく、全脳活性教育にマジック教育を融合させたエンターテイメント性溢れる教育プログラムが特徴です。創業者の藤山守重代表は、七田式を実践し、0歳教育と右脳教育で注目を集めた七田チャイルドアカデミーの創業者でもあります。
2018年5月に「Ryu-kaマジック全脳活性教室」に加盟したのは、幼稚園から高校生までを対象としたオリジナルの学習塾「英和塾」を経営する大西オーナー。兵庫県加古川市で展開する3校の学習塾に「Ryu-kaマジック全脳活性教室」を取り入れ、生徒のさらなる可能性を広げるのが狙いです。そんな彼が独立をし、地元の加古川に「英和塾」を開講したのは2014年1月のことでした。
「英和塾を始める前もずっと塾で講師として働いていました。もともと独立志向があったので、前の職場に転職したときからその意向は伝えてて。前職時代の塾にはいろいろとお世話になりましたし、競合にならないように距離的にもちょっと離れた私の地元、加古川で開校させてもらうことにしたんです」(大西オーナー)
開校当初こそ、小・中学生を対象とした英語と数学(算数)の個別指導でスタートした「英和塾」でしたが、その後は、幼児を対象とした英語指導やリトミック(リズム・知育)、中学生の理科・社会映像授業、高校生の個別指導や映像授業を導入。時代の変化や子どもの新たなニーズに対応しながら、2015年12月には2教室目、2018年6月には3教室目を開校するなど、少しずつ拡大しています。
フランチャイズ1号教室としてRyu-kaマジック全脳活性教室に加盟
「開校してすぐに幼児教育を導入することになりましたが、経験もなかったので最初のうちから始めるつもりはなかったんですよ。でも、ある親御さんにどうしても3歳の女の子を入塾させたい、と頼み込まれたんです。それで試しに授業を受けていただいたんですが、あまり反応がなくてやっぱりダメだなって思ったんですが『うちの子どもが先生の授業を気に入った』と言っていただいて(笑)。なんと友だちも連れてきて、その年だけで幼児が10人以上も入塾してくれました。小学生になったいまでも通ってくれてますよ」(大西オーナー)
これを機会に、幼児や小学生を対象とした英語教育のフランチャイズに加盟することも検討したという大西オーナー。しかし、縁がなく加盟までは至らなかったといいます。
「結果的にすぐに幼児英語を始めることになりましたが、もともと将来的には幼児教育も展開することを視野に入れていました。1号教室は駐車場を大きめに用意したり、かわいらしい外観や内装にデザインしたり、シャワールームも作ったりしましたね」(大西オーナー)
それから数年の月日が経ち、「Ryu-kaマジック全脳活性教室」に加盟したのは2018年5月のこと。じつは、フランチャイズ加盟の第一号教室でもあるのです。
「ずっと七田式には興味があったんです。その七田式メソッドを全国に展開した藤山先生が新たに立ち上げたメソッドということで、まだ契約書すらできていない段階で加盟しました(笑)。契約番号は、藤山先生が直々に書いてくれた『00001』なんです」(大西オーナー)
そもそも、大西オーナーが「七田式」に興味を持ったのはどういったきっかけがあったのでしょうか。
子どもがもともと持っている能力を引き出すための教育
「15年くらい前にテレビで七田式のことを知ったんですが、とにかく子どもたちが楽しそうに授業を受けてるんですよ。こんな教育は他にはないなと興味を持ったんです。教育に関して私が問題視しているのが、能力の先取りをしてしまうことなんです。塾によっては中学生の時に、本来高校1、2年生で使う分のエネルギーを使ってまでむりやり受験勉強をさせ、結果的に入学してから勉強をしなくなるケースもあります。そうならないためにも、先につながる土台作りが重要なんです。七田式のメソッドは知識を詰め込むのではなく、子どもが自ら学んで考える、心とか感性を育てる教育メソッドなんです」(大西オーナー)
大学を卒業してすぐ教育業界に携わりはじめた大西オーナー。かねて、教育について疑問に思っていることがあったとも振り返ります。
「いくら勉強を頑張っても、なかなか成績が伸びずに困っている子がたくさんいます。だから、どうすればもともと持っている力を引き出してあげられるのかってことに興味がありました。幼児教育が大事と言われているので、子供がもっと小さいころから読み聞かせなどをしてたら良かったって悩んでいる親御さんも多かったんです。それなら、あとからでも可能性が広げられるような教育はできないかって考えてたんですよね」(大西オーナー)
そんなときに出会ったのが、七田式を全国に知らしめた藤山先生が展開する「Ryu-kaマジック全脳活性教室」だったのです。
成功体験も失敗体験もしやすいマジックで能力を鍛える
「もともとは、藤山先生のことを知っている友人がいて、大阪でフランチャイズ事業説明会があることを教えてくれたんです。正直『マジックってどうなの?』って思いながら行きました。ですが、実際のレッスンを見たら全脳活性教育にマジックを組み合わせることにより、発達障害などで心を閉ざしている子どもたちの心もパッと掴み、楽しみながら能力を引き出すことができていました。勉強ってコツコツやっても結果が出るか分からないなかで、マジックなら一瞬で結果が出るだけでなく、楽しみながらできるところが魅力的だと思います」(大西オーナー)
もちろん、勉強以外にも子どもの可能性を広げられるのが「Ryu-kaマジック全脳活性教室」のいいところ。それはどういった点なのでしょうか。
「マジック教育開発者のRyu-ka先生もおっしゃってたんですが、マジックはプレゼン能力の向上にも効果的なんです。というのも、例えば手を動かしながら話もして誘導していく必要がありますよね。人を惑わすわけではなく、自分のいいたいことを効果的に伝えないとマジックは成功しないんです。勉強だけでなく、話して伝えるといったコミュニケーションを鍛える教育も、これからは必要だと感じます」(大西オーナー)
また、大西オーナーは、「マジックによる失敗体験さえもさまざまな面でいい影響を与える」とも考えています。
「マジックって、簡単そうに見えますがやってみると非常に難しくて、分かったつもりになっても、実際にやってみたらミスをしてしまうんです。勉強も同じで、教えられたときには分かった気になって安心していても、テストではミスをしてしまいますよね。なので、失敗の体験をするという意味ではとても効果的なんです。それに、もしマジックを失敗してもフォローしあって笑いにつなげるなど、いい意味でのごまかし方も身につけられます。いまの子は一回失敗してしまうと立ち直れない子が多いですが、この教室を通して失敗を恐れずに発表したり高め合ったりできるようになると思います」(大西オーナー)
独立する以前から興味を持っていた七田式を広めた藤山代表のメソッドを取り入れることができた大西オーナー。これまでにない「マジック×全脳活性教育」という取り組みで、生徒の成績アップはもちろん、将来の可能性を広げる一助を担っていきます。
※掲載情報は取材当時のものです。