わおん西国分寺/横山オーナー
障害者グループホーム わおんのロゴ

福祉事業一筋の女性社長が惚れた!ペット共生型の障害者グループホーム「わおん」

訪問介護を中心に事業展開する「アリスの介護」の代表を務める横山オーナー。訪問介護以外の事業を考えていた彼女は、障害者と保護犬・猫が共に暮らすペット共生型障害者グループホーム「わおん」に参画します。もともとはレベニューシェアやFCにはネガティブなイメージを抱いていた彼女の思いを180度変えた「わおん」の魅力とは?

介護の道に進むきっかけとなった祖父の一言

横山オーナーと祖父
学生時代に進路の相談をしたりと祖父(右)と仲が良かったという横山オーナー(右から2人目)

「人脈やお金がなくてもイチから起業したプライドがあったので、もともとフランチャイズやレベニューシェアは検討していなかったんです。本部からロイヤリティなどを搾取され、実際はあまり収益があがらずに苦労するんだろうと思っていました」

そう語るのは、2018年11月に保護犬・猫と一緒に暮らす障害者グループホーム「わおん」のレベニューシェアに参画し、「わおん西国分寺」「わおん西国分寺2」の2店舗を運営する横山オーナー。神奈川県川崎市で訪問介護事業を展開する「株式会社アリスの介護」の代表取締役を務める人物でもあります。

わおん西国分寺
2月1日にオープンした「わおん西国分寺」(左)の開業について語る横山里美オーナー(右)

「弊社で検討していて実現できなかった事業のアイデアが『わおん』の事業には詰まっていたんですよ。なので、事業内容を聞いたときは、『これだ!』と思う以上に悔しい気持ちにもなりました」(横山オーナー)

そんな彼女が介護に携わるようになったきっかけは、高校2年生の頃まで遡ります。

「怪我で長期入院をして進路に迷っていたときに、祖父から気分転換に『畑に遊びにおいで』と言われ、実際に祖父の畑に行って力仕事などを手伝っていました。農作業を通じて祖父からいろいろなことを教わることを楽しむ自分がそこにいるだけでなく、孫に会えることで祖父も心なしか元気になっていっているような気がしました」(横山オーナー)

そんな日々を過ごすなか、まだ打ち明けられずにいた進路の悩みについて、祖父に相談するのです。

「進路について相談すると、“高齢者”と“子ども”に関する資格を取って起業したらいいんじゃないかとアドバイスをもらいました。そのとき祖父が起業するなら力を貸してくれると言ってくれていたんですが、実際に私が起業する前に亡くなってしまい、その夢は実現できませんでした……。でも相談をしたことで悩んでいた進路が見え始めたんです」(横山オーナー)

自らの経験と祖父からのアドバイスが重なり、高校を卒業後は保育福祉専門学校へ進学して保育を専攻。保育士の資格を取得して卒業すると、今度は別の保育福祉専門学校に再度入学し、介護福祉士の資格を取得するために勉学に励むのです。

一番いい環境で最期を迎える手助けができる訪問介護員の魅力

施設時代の横山オーナー
10年ちかく介護福祉士として老人ホームに勤務していた横山オーナー

祖父のアドバイス通り、“子ども”と“高齢者”に関する2つの資格を取得。卒業後は、複数の特別老人ホームを運営する会社に入社し、介護福祉士の資格を活かしながら7年のキャリアを積んだ横山オーナー。その後、有料老人ホームを事業とする会社に転職。3年ほど働き、あることをきっかけに訪問介護をメインとする会社に再び転職することになるのです。

「特別養護老人ホームと有料老人ホームなど、ずっと施設の経験しかなかったんですが、ご利用者さんの多くが、『施設ではなく自宅で最期を迎えたい』とおっしゃってたんです。施設には限られたものしか持ってくることができないので、自宅に大切なものを置いてきたみたいな話をいっぱい聞いていて……。いったい、利用者さんの自宅には何があるんだろうと思っていたんです」(横山オーナー)

それまで身を置いた施設を飛び出し、訪問介護員としての新たなキャリアを歩みはじめた横山オーナー。すると、それまで彼女が決して見ることのできなかった“新たな世界”を垣間見ることになるのです。

「在宅での介護の場合、利用者さんが大事にしているものを実際に見れるだけでなく、一緒に大事にしていけるというのが一番の魅力だと感じました。みなさん最期に過ごす場所がすごい立派な家とか、きれいな施設じゃなくてもいいと思っていらっしゃるんです。長年暮らした空気もそうですし、生活の音っていうんですかね……。なんか、自宅には絶妙な空気感や音があって、そういった環境の中で亡くなりたいんだって気づいたと同時に、介護職員としての新たな魅力に気づくことができました(横山オーナー)

訪問介護員として3年のキャリアを歩んだのち、祖父からのアドバイス通り起業を検討。そうして2015年に誕生したのが、訪問介護をメイン事業とする「アリスの介護」なのです。

超高齢化社会に対する不安から新たな事業の柱を模索

新規事業で悩んでいた横山オーナーに希望をもたらした、「わおん」の創業者・藤田英明社長が登壇するセミナー

そうして起業した横山オーナーですが、じつは起業する以前から介護業界の将来に不安を感じることもあったといいます。

「個人的な見解ですが、今後さらに高齢者が増えると、国の予算では負担しきれなくなるんじゃないかと不安になることがあって……。もちろん、すぐにそうなるわけではないですし、そうなる確証もないんですが、そうなった時のためにも訪問介護以外の大きな柱となる事業をずっと模索していました」(横山オーナー)

ますます深刻さを増す日本の高齢化問題……。内閣府が発表した「平成30年版高齢社会白書(※参照)」によると、2017年10月1日の時点で、我が国における総人口1億2671人のうち、65歳以上の人口は3515万人で、高齢化率は27.7パーセント。今後はさらに増え続けると推定されているのです。

そういった超高齢化社会を前に、介護関係の事業に注目が集まるのは当然のこと。一方で、国の介護保険を収入とする制度ビジネスであるため、横山オーナーが感じているように、将来を不安視することも忘れてはいけないのです。

「3年に1度の法改正で収益が安定しないこともあり、複数の事業をやる必要があると思いました。起業した2年後には高齢者だけではなく、障害を持っているかたのご自宅を訪問してお手伝いするサービスもはじめたんです」(横山オーナー)

その後も立ち止まることなく、新たな事業を模索し続けてきたと振り返ります。

「起業してからずっと独自のサービスを生み出したいと考えてました。利用者さんから『いま困っていること』についてアンケートを取るなどしてアイデアを出し続けていたんです。でも、それを実際に事業として成立させるのは、そう簡単なことではないんですよね……」(横山オーナー)

試行錯誤するものの、訪問介護以外に事業の柱を作れずにいた彼女に、ある日、一筋の光が見えるのです。それは、ペット共生型の障害者グループホーム「わおん」の生みの親でもあり、デイサービスやペットの訪問介護を破竹の勢いで全国に展開している藤田氏との出会いがきっかけでした。

「事業案に行き詰まっているときに、藤田社長が登壇するセミナーにたまたま参加したんです。正直、自分で起業した自負もありましたし、レベニューシェアにはあまりいい印象を持っていなかったので、本来であればオリジナルの事業で柱を作りたかったんです」(横山オーナー)

そんな彼女の思いを180度変えた「わおん」の事業。いったいどんな魅力を感じたのでしょうか。

点と点を結んでくれた「わおん」の事業に即決で参画

引き取った保護犬と入居者を迎える横山オーナー
「わおん西国分寺」で引き取った保護犬のハッピー君と入居者を歓迎する横山オーナー

「じつは、空き家を利用した事業案も考えていたんです。高齢者などのご自宅を訪問しているので、空き家がそこかしこにあることは知っていました。これをテナント用にしたら収益を上げられるんじゃないかなって。また、施設で働いていた時の経験から、アニマルセラピーの効果を知っていたので『レンタルにゃんこ』や『お散歩サービス』なども案に出てたんです。でも、力及ばず事業化には至りませんでした……」(横山オーナー)

たくさんの事業案が出ているものの、それを事業化することはできなかった横山オーナー。彼女が考えている事業案の点と点を結んでくれたのが、障害者と保護犬・猫が共に暮らすペット共生型の障害者グループホーム「わおん」だったのです。

「藤田社長から『わおん』の事業内容をお聞きした時は、本当に悔しかったですね。『どうして弊社で実現できなかったの~!』って(笑)。案があっても、実現しないと意味がないですから。わおんは従来のフランチャイズとは違い、レベニューシェアという契約で、事業収益を参画企業と本部が97%:3%の比率で分配するので、自分たちで期限を決めて開所できれば採算は取れる計算です。なにより『わおん』によって世の中が変わっていく様子を見てみたいと思い、参画しました」(横山オーナー)

そうして、2018年11月に「わおん」に参画。メインである訪問介護の事業も通常通り走らせつつ、2019年2月1日に「わおん西国分寺」をオープンします。

「物件が決まってからは特にキャッシュフローが大きくなるので期間を決めてスピーディーに進めていきましたね。そのためにも、本部に頼れるところは頼りつつ、できることは極力自分でやるようにしました。参画して思うのは、相談できるところがあって良かったということですね。経営者ってまわりに相談できないことが多いんです。相談できる場所があっても、そこに付け込まれる危険性もあるんですが、わおんの運営本部はみなさん実直な方ばっかりで、安心して相談させてもらっています」(横山オーナー)

すでに東京都の国分寺市内で「わおん西国分寺2」として2店舗目もオープンし、体験入居に来ている方もいるといいます。

保護犬のハッピー君
わおん西国分寺に入居者を出迎える保護犬のハッピー君(左)と保護猫のかりんちゃん(右)

「開設出来たのも、わおんの運営本部のサポートやアリスの介護で支えてくれたスタッフ皆のお陰です。わおんのビジネスをやってみて、新しい事をやるのでいろいろ大変なことはあります。でも本当に魅力的なビジネスなので、求人を打ったらスタッフは集まるし、利用検討者さんに話しやすいので、営業をはじめた初日に体験入居のご依頼を頂けました。とにかく、面白いです」(横山オーナー)

わおんの事前の研修による、求人や営業のノウハウ提供もあり順調に施設運営を進めているという横山オーナー。障害者の支援はもちろん、空き家対策や深刻化する動物の殺処分などといった社会問題も解決できる「わおん」で、世の中を変えるために走り続けます。


福祉事業一筋の女性社長が惚れた!ペット共生型の障害者グループホーム「わおん」(2019.3.24公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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