鳥こまちのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真
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友人を店長に迎えて飲食事業に挑戦! 飲食店経営が低リスクだと感じる理由

2014年7月にオープンした「鳥こまち古市店」。運営するのは、別会社で人材派遣事業を展開する株式会社ブランニューサーヴの町田社長です。一時は断念した憧れの飲食事業ですが、心強い友人を店長に迎え入れ、鳥こまちののれん分けに加盟。飲食経営未経験で鳥こまちを選んだ理由や、飲食事業に携わって感じたリアルをお話します。

起業から10年の時を経て飲食事業にチャレンジ

鳥こまちに加盟する前から人材派遣会社を経営していた町田社長

「一般的にいわれるほど飲食店ってリスクはないと思うんですよね。そもそも市場が大きいので、味や接客はもちろん、店内を清潔に保つといった基本を忠実に守れば、大きく成功はできなくても失敗することはないと感じています」(町田オーナー)

そう話すのは、群馬県前橋市で「鳥こまち古市店」を運営する株式会社ブランニューサーヴの代表取締役を務める町田信明オーナー。彼が独立を果たしたのは今からさかのぼること15年前、2004年のことでした。

「もともとは、人材派遣の事業で株式会社ブレーンストーミングを立ち上げたんです。その当時から漠然と飲食をやりたいという気持ちはあったんですが、知識も経験もなかったので経営は難しいと判断してしまって……。ちょっと大げさな表現ですが、時代の波に乗れる事業を考えた結果、人材派遣の事業で起業しました」(町田オーナー)

そうして、自身が38歳のときに会社を立ち上げた町田オーナー。それからおよそ10年の月日が流れたある日、思いがけない転機が訪れるのです。

「現在の鳥こまち古市店の店長を務める近藤は、16歳のころからつるんでいる同級生の友人なんです。ずっと飲食店で働いていて、店長としての経験もあった彼が県外の店舗に転勤になるというタイミングで、『死ぬ気で頑張るから店を任せてくれないか』という話をしてきました。私が以前から飲食店を経営したがっていたことを知っていましたし、死ぬ気で頑張ると宣言したので、彼に店長を任せて飲食事業をスタートしようと考えました」(町田オーナー)

高校生の頃から付き合いのある町田オーナーと近藤店長

「鳥こまち」の本店に食べにいき、味やサービスの質の高さを実感

町田オーナーの友人で、鳥こまち古市店の店長を務める近藤氏(左)

飲食店経験者という心強いパートナーとともに、飲食事業のスタートを決意した町田オーナー。しかし“飲食事業”と一口に言っても、業態や業種は実にさまざま。そのなかから彼らが「鳥こまち」を選んだのは、あらゆる理由があったのです。

「私にとって初めての飲食事業ということで、今後、複数店舗展開することを考えると、最初の1店舗目はフランチャイズにしようという方針になりました。そのうえで、まずは焼肉やラーメン店などの幅広い業態をフランチャイズ展開する本部から話を聞いたんです。規模なども踏まえてしっかりしている会社という印象は受けたんですが、近藤店長の向き不向きなどもあるので、即決はしませんでした」(町田オーナー)

そんなタイミングでたまたま出会ったのが、のれん分けを展開している「鳥こまち」でした。事業の細かい内容について詳しく調べていると、近所に「鳥こまち前橋本店」があることを知った2人。百聞は一見にしかずということで、実際に店舗に足を運んで食べにいくことにするのです。

「問い合わせをする前に、どんな感じか見てみたくて近藤店長と2人で食べにいったんです。リーズナブルな料金ながら焼き鳥はおいしいし、店舗も清潔に保たれていて好印象でした。なにより、働くスタッフさんの活気が溢れていていいお店だなって思ったんです。あとから聞いた話ですが、私が行った『鳥こまち前橋本店』は常連が8~9割を占める店舗で、平日・週末に関係なく混んでいるお店だそうです。あれだけのクオリティと雰囲気なら、常連のお客さんが多いのも納得ですね(笑)」(町田オーナー)

飲食店経営はリスクの低い事業だと実感。その理由は?

大通りに面した場所に位置する鳥こまち古市店

フランチャイズへの加盟を検討する場合、なにを理由に選択するかは十人十色。本部の規模感やブランド力を優先する加盟検討者もいれば、好きなブランドや、サービスを体験していいと感じたものに加盟する検討者もいます。町田オーナーは検討の初期段階こそ本部の規模感を気にしていましたが、自身が経験したことをもとに「鳥こまち」に加盟を決意するのです。

「その後に『鳥こまち』本部の北村社長と、開発業務を担当している有限会社シャイニングの宮原社長から話を聞いたら、お二方ともすごく人柄も良かったので、安心して運営していけるな、と。しかも、のれん分けなのである程度自由に経営できるということもあり、加盟させていただくことにしました」(町田オーナー)

のれん分けとは、1つの店舗で修行した人が、同じ看板を背負って独立できるシステム。フランチャイズと同様に、本部ブランドの看板やメニュー、ノウハウを使って店舗を運営できる一方で、柔軟に経営できるのがのれん分けの大きな特徴です。たとえば、鳥こまちはのれん分けチェーンとして展開しているため、各店舗でオリジナル商品を開発することも可能です。

そうして飲食事業を専門とする株式会社ブランニューサーヴを立ち上げ、2014年7月にオープンした「鳥こまち古市店」。町田オーナーが実際に足を運んだ「鳥こまち前橋本店」は、前橋市のなかでも代表的な駅のひとつである前橋駅から徒歩一分という立地。一方、古市店はその隣に位置する新前橋駅から徒歩10分という場所にあります。本店と比較すると立地的に不利であることから、多少不安もあったと振り返る町田オーナー。しかし実際にオープンしてみると、そんな不安は吹き飛んでしまうのです。

「オープンしてすぐに、たくさんのお客さんにご来店いただきました。駅から離れていることもあり、7~8割は車で来店するお客さま。駅に近ければ歩いて来る方が多いんでしょうけど、駅から離れているので車でいらっしゃるお客さんが多いんですよ。オープン後に駐車場の台数を増やしました」(町田オーナー)

のれん分けだからできる、柔軟性のある店舗づくり

店内の清潔さや雰囲気づくりなど基本を徹底しておこなっている

「オープン景気」という言葉があるように、オープンして間もない1~3ヶ月くらいは物珍しさからお客さんが多く訪れるもの。しかし、オープン景気が終わってからが、繁盛店として生き残っていけるかどうかの本当の勝負だと言われています。

「オープン景気が過ぎたあとも1年半くらいはずっと好調でした。その後に少し客入りは減りましたが、それでも売上の20~25%減くらいなので大きく落ち込んでいるイメージはなかったです。その後も特別なことはしていないんですが、商品のクオリティ維持や新メニューの導入、いい接客、清潔な店内など、基本を徹底して続けていたら1年もしないうちにまた売り上げは回復しました。いまはオープン時に追いつきつつあるくらいなのでかなり好調ですよ」(町田オーナー)

一度は売上が落ち込んだものの、オープンからの5年間は安定した収益を上げている鳥こまち古市店。じつは町田オーナー自身は、飲食店開業は低リスクだと考えています。

「鳥こまち古市店は土地代を除いて、5000万円ほどの開業資金でしたが、居抜きなどで資金を抑えてスタートすれば飲食店経営はかなりリスクの低い事業だと実感しています。これは飲食全般に言えることで、なにより市場が大きいですし、鳥こまち古市店が売上を回復させたように、基礎をしっかりしていれば問題はありませんね」(町田オーナー)

「飲食店経営はすべて掛け算」——これは、鳥こまち本部の宮原社長の考えです。たとえクオリティの高い焼き鳥を提供していても、接客や店内の雰囲気といった基本のうちどれかひとつが「0」になってしまったら、お客さんからの店舗への評価は「0」になってしまうもの。しかし、基本の全てを徹底することで「鳥こまち古市店」は本当の意味での繁盛店へと生まれ変わったのです。

町田オーナーが発案した鳥こまち古市店のオリジナルメニュー「しゃもっチー」

「基本の徹底は第一ですが、せっかくのれん分けに加盟したのでオリジナルメニューも提供しています。また、鳥こまちをベースとしたワンランク上の雰囲気の店を作りたくて、鳥こまちの本部と相談しているんです。こうした自由な提案ができるのがいいですね」(町田オーナー)

未経験ではじめた飲食事業ですが、近藤店長をはじめとしたスタッフとともに安定した経営を続けている町田オーナー。今後は複数店舗展開はもちろん、鳥こまちをベースとした新たなスタイルの店舗をオープンすることも視野に入れ、この調子で突き進みます。


友人を店長に迎えて飲食事業に挑戦! 飲食店経営が低リスクだと感じる理由(2019.5.12公開)
※掲載情報は取材当時のものです。

鳥こまちのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

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