ローソン豊能町余野店/柳田肇オーナー
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ローソンオーナーとして得た家族と働く喜び! 組織化を目指し経営者としてさらなる挑戦へ

前職で27年間小売業を経験。その仕事を通して出会ったローソンオーナーの生き生きとした姿に憧れを抱き、独立を決意したという柳田オーナー。現在大阪府内で、ローソン豊能町余野店と他1店舗を経営している柳田オーナーが、ローソンのフランチャイズに加盟してから苦労したことや家族と働く喜びについて話します。

前職で出会った、いきいきと働くコンビニオーナー

ローソンを2店舗運営する柳田オーナー(左)と共に店舗運営を支える妻(右)

「家族と一緒に働けるというのは何より大きいです。同じ時間を過ごして、同じ場所を目指せるというのはなによりもやりがいだと感じています」(柳田オーナー)

そう嬉しそうに語るのは、大阪府でローソンを2店舗運営する柳田 肇オーナー。いまでこそ、柳田オーナーの妻、そして長女と次女とともに家族で働いていますが、もともと家族からは独立に反対されていたと言います。

「一緒に働いてもらおうと思っていた妻や家族、そして双方の実家に、ローソンのオーナーとして独立したいと相談した時には反対の意見もありました。 ですが、家族と一緒に夢に向かって仕事をしたいという私の強い気持ちと覚悟を理解してもらい、最終的には応援をしてくれるようになりましたね。 今では長女が店長、次女はクルーとして私と妻を支えてくれています」(柳田オーナー)

前職では会社員として勤めていた彼が、ローソンのフランチャイズで独立を考えたのは、前職でのある出会いがきっかけでした。

小売業の経験を活かせるローソンで独立開業を検討

家族4人で働けることがなによりのやりがいと嬉しそうに話す柳田オーナー

「両親が青果店を営んでいた影響で幼い頃から小売業に親しみを持っていた事もあり、新卒で小売企業に入社しました。小売業の難しさ、楽しさを学びながらやりがいを持って働いていましたが、そこの仕事を通して出会った、ローソンのオーナーの生き生きとした姿に憧れを持ちました」(柳田オーナー)

27年間、小売業の社員として勤めていた柳田オーナーですが、ローソンのオーナーに出会ったことにより、自らその運命を変えることを決意します。

「このまま定年まで会社員として働くのであれば、店舗運営や接客の経験を活かして独立してみたいと思いました。ただ、経験を活かせるといっても経営に関しては全くの未経験。会計などの後方業務ができるか不安でしたね」(柳田オーナー)

通常は開業前にそういった不安がある場合、本部の説明を聞くのが一般的ですが、柳田オーナーは違いました。

「私は、独立前に知り合ったローソンオーナーに相談する機会が得られた事も大きかったと思います。一番の不安であった後方業務について、実際に日々後方業務を続けているオーナーに直接話を聞けたのがよかったですね」(柳田オーナー)

そうしてFC加盟の不安要素を取り除いた上でローソンのフランチャイズに加盟し、ローソン 豊能町余野店をオープンした柳田オーナー。しかし、当初の不安も解消され、あとは経験をもとに順調に店舗運営ができる——とはなりませんでした。

大変さだけではない人財教育の喜びエピソード

オーナーになったばかりの頃はクルーとの接し方に戸惑ったという

「前職の小売業ではトレーニング担当もしてきたので、人財教育はうまくできると自信を持っていたんです。でも、ついつい会社員時代の癖が出てしまったのか、出来ていない部分の指摘ばかりしてしまってとても苦労しました。最初から高いレベルを求め過ぎてしまったので、私に不満を感じた多くのクルーさんが退職してしまう事態を招いてしまったんです」(柳田オーナー)

業種や業態はもちろん、ブランドが違うと集まる人財も変わってくるもの。しかし、実際に人財教育をおこなうとなると柳田オーナーのように経験に頼ってしまうことも少なくありません。

「そういった失敗を経験してきたので、現在はクルーさんと同じ目線に立ち、やってくれた仕事に対して認めて褒めるように意識しています。相手の出来ていない部分よりも出来ている部分を見るように意識してコミュニケーションを取っていますね」(柳田オーナー)

そう語る柳田オーナー。一度は人財教育で失敗をしましたが、改善を積み重ねてきたことで嬉しいエピソードもあるといいます。

「1号店に入ってくれたクルーの方でとても印象に残っている方がいます。その方は未経験で入られた年配の女性で、最初は仕事を覚えるのも大変そうでしたが性格がとても明るく前向きで、多くのお客様から愛されるクルーさんでした。私たちも頼りにしていて、いずれはお店を任せたいと思っていたのですが、娘さんとの同居を機に退職すると伝えられたんです」(柳田オーナー)

頼りにしていたクルーから退職を知らされた柳田オーナー。しかし、そのタイミングでオーナーとしてのやりがいともいえる、最高のひと言を告げられるのです。

「その報告の際に『ローソンで働くのが生きがいでした』と言っていただきました。今まで将来の店長候補として色々無理をお願いしてしまったのに楽しんで働いてくれていた事を知り、とても嬉しく思ったと共に、もっと感謝すべきだったと思いました。

その後しばらくはそのクルーさんの存在の大きさを痛感する日々が続きましたが、最近その方から連絡があったんです『娘が転勤で大阪に住む事になりそうなので、その際はまた働かせてもらえますか?』という連絡で、家族一同大変嬉しくありがたい気持ちになりました」(柳田オーナー)

多店舗展開を進めて経営者として高みを目指す

いま現在は自身が店頭に立って働くことを楽しんでいる柳田オーナーだが、組織を統括する経営者をこれから目指していくと語る

「じつは、人財教育以外にも失敗してしまったことがあって、オーナーとして仕事を始めた当初は休日を入れずに働いていたのですが、疲れから仕事の精度が落ちてしまったんです。労働時間を増やす事が必ずしも成果に繋がるわけでは無いと感じたので、今はミスなく良い仕事をするために、週1日はしっかり休みを取るようにシフトを調整しています」(柳田オーナー)

会社員時代とは違う人財教育の困難さを経験したり、自身の体調管理に関する失敗もしてきましたが、徐々にうまくまわりはじめて現在は2店舗目の運営もしている柳田オーナー。オーナーとして働くことに、2つのやりがいを強く感じているといいます。

「一つは、やはり家族と働けるということですね。家族で同じ時間を過ごして同じ場所を目指せる。ミスがあっても家族ならお互いの至らない点を気兼ねなく指摘できますし、良い結果が出た時は全員で喜んでいます」(柳田オーナー)

家族が応援してくれて、さらに一緒に働いてくれる。それは独立する前に必死で説得した柳田オーナーからするととても嬉しいことでしょう。しかし、オーナーはその先も見据えているといいます。

「もう一つとして、前職時代も店舗勤務でお客様との交流はあったのですが、オーナーとして”自分のお店”という実感を持ってお客様に向き合うと、同じ接客でも気分が全く違いますね。

ただ、今感じているやりがいは「家族経営の個人事業主」としてのやりがいだと思っているので、これからは更に「組織を牽引する経営者」としてのやりがいを感じられるように努力を続けていきたいです」(柳田オーナー)

ローソンのフランチャイズに加盟し組織化を目指している柳田オーナー。オリジナル事業を立ち上げる場合と比較すると、ローソンに加盟するメリットを実感しています。

「独立してから、個人で商売をしている方は本当にすごいと改めて実感しましたね。個人でやる場合は、営業活動も商品開発も輸送も全て自分で考える必要がありますし、それを続けていくというのは大変な労力だと思います。私も同じ自営業という立場ではありますが、ローソンのフランチャイズに加盟しているのでしっかりしたFCのバックアップ体制を受けることができています。 個人で全てをやらなければいけないケースの独立と比べれば何もかもがスムーズだと感じますね」(柳田オーナー)

現在2店舗を運営している柳田オーナーは、ローソンのサポートを活用しつつ、今後は3店舗4店舗とさらなる多店舗展開を進めていきたいと語ります。

「今はまだ胸を張ってMO(マネジメントオーナー)を目指すと言える状況ではありませんが、仕組みづくりを進めてビジョンを明確にし、人財育成を進めていった先に見えてくると思っています。理論立てて制度化・明文化したり実際の行動に移せていないと感じる事が多いので、ただやりたいと思うだけではなくしっかりアウトプットして目標に向かって計画的に進めていきたいと思います」(柳田オーナー)

家族と働く夢を叶え、壁にぶつかっても乗り越えてきた柳田オーナー。人財教育やワークライフバランスの大切さを学んだ現在、組織の経営者となることを目指しています。これまでも自ら課題を解決してきたように、今後は組織化を進めて多店舗展開を実現してくれることでしょう。


ローソンオーナーとして得た家族と働く喜び! 組織化を目指し経営者としてさらなる挑戦へ(2019.6.21公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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