石川県金沢市でローソンを3店舗経営する永吉斉オーナー
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理想の店舗を作り上げる! 元SVがローソンオーナーとして独立した理由

石川県金沢市でローソンを3店舗経営する永吉斉オーナーは、前職で大手小売りチェーンのSVや店舗開発を務めてきた人物です。自分自身で理想のお店を作り上げたい、そう考えた彼が、独立してローソンのフランチャイズに加盟した理由とは。その経緯と、成功のために必要だと考える秘訣を語ります。

溜まっていくフラストレーションが、独立の原動力に

店舗改善のアドバイスをするうちに、自分自身で理想とする店を作りたくなったという永吉オーナー
SVとして店舗改善のアドバイスをするうちに、自分自身で理想とする店を作りたくなったという永吉オーナー

「こうすればもっと良いお店ができるのに……。自分のお店ではなくても、独立する前はそんなことばかり考えていましたね」(永吉オーナー)

2017年に「ローソン 金沢神宮寺二丁目店」をオープンし、現在石川県で3店舗を運営する永吉斉オーナーは当時のじれったさを、こう振り返ります。ローソンにフランチャイズ加盟する以前は、証券会社の営業職を経て、大手小売チェーンのSVや店舗開発担当を務めていた永吉オーナー。仕事柄、さまざまな店舗の様子や営業の仕方を見る機会が多くありました。そこで感じたのは、理想を現実にできていないことへのもどかしさです。

「店舗指導という形で、各店舗には色々とアドバイスはさせて頂きましたが、どうしてもそのすべてを反映することができません。もちろん、店長自身の考え方や想いのようなものはありますから、必ずしも私の指導が正しいわけではないかもしれませんが、やっぱり歯がゆかったですよ」(永吉オーナー)

SVとして店舗を見ていくうちに、自分の理想通りにならないことに対してフラストレーションが溜まっていった永吉オーナー。そこで思い至ったのが自身で理想とするお店を作ることでした。

「SVとして働きはじめて10年くらい経ったころには独立を意識し始めていましたが、もう気持ちが抑えられなかったんでしょうね。地元の金沢で理想のお店を経営しようということで、ちょうど入社から20年が経つ2017年に、独立を決意したんです」(永吉オーナー)

自分の力を100%発揮し、理想とするお店を作るためにはどうすれば良いか。さまざまな条件から永吉オーナーが選んだのは、ローソンのフランチャイズでの独立でした。

「ローソンは他のコンビニチェーンよりも、商品選びや陳列のレイアウトなどで自分の色を出せる自由度があったんですよね。それに、ゼロから独立しようと思えばどうしてもコストが高くなりますが、ローソンなら初期費用を抑えて開業できるのも魅力的でした」(永吉オーナー)

これまでの経験を活かし、選ばれる店舗づくりに邁進する

クルーの教育にはかなり力を入れて取り組んだという永吉オーナー
良い店舗をつくるためには、良いクルーを育てることが大切

こうして2019年7月に1店舗目となる「ローソン 金沢神宮寺二丁目店」をオープンした永吉オーナー。経営は未経験ながら、不安はなかったといいます。

「元々小売店の現場を長年経験していましたから、仕事の基本的な流れやコツといったものは身に付いていました。むしろ、やっと自分の想いを形にできるという期待感の方が大きかったですね」(永吉オーナー)

理想とする店舗のために永吉オーナーが最初に目指したのが、明るく元気な雰囲気にあふれたお店。前職の経験から、雰囲気が暗い店舗はどんなに立地や条件が良くても、期待通りの成果を出すことができていなかったと感じていたためです。

「店舗全体の雰囲気を明るくするためには、私だけが明るい対応をしても意味がありません。だからこそ、まずは元気な挨拶が飛び交うお店にするため、クルーの教育にはかなり力を入れて取り組みましたね。もちろん、こちらから一方的にやれと言うだけではいけませんから、評価基準などを明確にすることによって、クルーにモチベーションアップしてもらえるよう仕組みも作っていきました。ステップアップのために何が必要なのか理解してもらうことが、クルーにとっても育成する側としても重要だと思っています」(永吉オーナー)

理想の店を作るために一歩ずつ進み、本当にお客様が求める店舗とは何かを追求した永吉オーナー。その他にも、近隣店舗よりも品数を増やすことで、差別化も図ったと言います。

「お店の立地や客層を見て、ある程度売上の予想を立てる仕事をしてきましたが、実際に自らのこうした取り組みが功を奏し、想像以上の売上を記録できた時は本当にうれしいです。お客さまに支持されていると感じて、こうした経験がモチベーションになり、もっと頑張ろうという気持ちになれるんです」(永吉オーナー)

お客様のことを第一に考えるのが、店舗づくりの基本

毎日働くことが楽しくて仕方がないと語る永吉オーナー
毎日働くことが楽しくて仕方がないと語る永吉オーナー

ローソンのオーナーとして順調なスタートを切ったことで、プライベートにも変化が起きたと永吉オーナーは語ります。

「会社員時代は忙しくなってくると、もっと休みたいと思うことも少なくありませんでした。しかし今はその逆で、忙しくなってくればくるほど、お客様が喜んでくれている、だからもっと働きたいと思うようになったんです」(永吉オーナー)

もっとお客様を喜ばせるためにはどうすれば良いか。やりたいことやアイデアが次から次へとあふれ出て、時間が足りないと感じることも多いと言います。

「本当はもっと働きたいけれど、身体のことを考えてしぶしぶ休んでいるぐらいですね(笑)。それにいつまでも今と同じ勤務体制を続けることはできないですから、その分、人財育成を強化しているところです」(永吉オーナー)

全国に15,000店舗近く展開するローソンのフランチャイズは、その店舗運営のノウハウを基にしたマニュアルがあるため、未経験でも一定の売上を見込むことはできます。しかし、永吉オーナーのように、やりたいことが多ければ多いほど工夫を重ねて売上を伸ばし、よりオーナー業を楽しく刺激的なものにすることもできるのです。

「オーナー業務は難しいものとイメージしている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。お客様が喜んでくれるお店とはどういったものか、それを追求していけば、売上も自然とついてくるんです。ある意味、究極的にシンプルな仕事と言えるかもしれませんよ」(永吉オーナー)

小手先のテクニックや、聞きかじった知識・理論を使うのではなく、ただ純粋にお客様のことを想う。それこそが、成功する店舗をつくるための一番の近道と言えるのかもしれません。

一つの成功を足掛かりに、さらなる成功を目指して

クルーやローソン本部のSVとともに理想の店舗づくりを目指す永吉オーナー
クルーやローソン本部のSVとともに理想の店舗づくりを目指す永吉オーナー

現在では3店舗の経営を行う永吉オーナーですが、その夢はまだまだ尽きません。

「ローソンのフランチャイズは、マニュアルに沿って行動すれば一定の数字は確保できます。だからこそ、どれだけ自分のやり方や夢、熱意を持つことができるかが大切。理想は高ければ高いほど、面白い仕事になりますからね。今後も店舗の拡大は積極的に行っていき、MO(マネジメントオーナー)になるのが直近の目標です」(永吉オーナー)

MOになるために、人財教育にもより力を注いでいきたいと考えているといいます

「今は私がしっかりとシフトに入り、現場でお店を運営していますが、多店舗経営者になるとそうはいきません。自分がいなくても問題なくお店が回るようにするのも、オーナーとしての重要な役割と言えるでしょう。クルーはもとより、店長の教育、戦力化にも注力していきたいですね」(永吉オーナー)

自分の理想とする店舗を実現し、お客様に心から喜んでもらうために挑戦を続ける永吉オーナーの挑戦。きっとこれからもたくさんの店舗での経営を成功させ、ローソンのフランチャイズはもちろんのこと、地域全体も大きく盛り上げていってくれることでしょう。


理想の店舗を作り上げる! 元SVがローソンオーナーとして独立した理由(2019.9.26公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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