ハウスドゥ!金沢八景 持田オーナー
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目指すは地域No.1!業界歴25年のオーナーがハウスドゥ加盟3年目にして新体制を作る理由

2016年に「ハウスドゥ」にフランチャイズ加盟し、2店舗を運営する株式会社ドリームプランニング。ハウスドゥ加盟以前から10年ほど不動産業を営んできた企業です。最近まで抵抗があったハウスドゥの営業スタイルを、あることをきっかけに心機一転し、取り入れるようになったといいます。そのきっかけとは?業界歴25年を誇る同社の持田代表取締役が語ります。

ハウスドゥのスタイルで心機一転を図るドリームプランニング

ハウスドゥにフランチャイズ加盟して、2店舗を運営しているドリームプランニング
ハウスドゥにフランチャイズ加盟して、2店舗を運営しているドリームプランニング

「加盟して3年になるんですが、これまでは『ハウスドゥのブランド力の恩恵さえ受けられればいいや』って思っていました。しかし、他の加盟店さんの話を聞くと、成功しているところは、ハウスドゥのスタイルを忠実に実行しているところばっかりなんですよ。それで、ようやくうちも3年目にして心機一転し、これからはハウスドゥのスタイルを取り入れていこうと新体制を作っているところです」(持田オーナー)

水を得た魚のように話すのは、2019年7月20日に2店舗目となる「ハウスドゥ 金沢八景(神奈川県)」を移転する形でオープンさせたばかりの持田浩司オーナー。2005年に不動産業で創業した「株式会社ドリームプランニング」の代表取締役を務める人物です。

ちなみに、彼のいう「ハウスドゥのスタイル」とは、情報の透明性を高めたお客さま目線のサービスを提供すること。通常、不動産業界では「いつ誰がいくらで売りに出した」などといった情報は開示されないのが一般的です。

しかし、不動産先進国のアメリカでは全ての情報がオープンな状態です。「ハウスドゥ」創業者の安藤代表がアメリカへ視察に訪れたときに、“日本でも情報の透明性が求められる時代に変わる。むしろ、自分たちが業界を革新させていかなければならない”という思いを抱いたことをきっかけに「ハウスドゥ」のスタイルが創り上げられました。

「お客さま目線のサービス」と聞くと、一見、当たり前のことのように感じますが、不動産業界ではそうでもないのが現状です……。しかし、「ハウスドゥ」では情報の透明性をひとつの競合優位性に、現在は全国に609店舗を展開するなど、加盟店舗数業界ナンバーワンとしての地位を築くまでに至りました。

売上が落ち始めたことでフランチャイズへの加盟を検討

ハウスドゥ
当初はハウスドゥの知名度を利用するためだけにフランチャイズ加盟を決めたという

現在47歳の持田オーナーが不動産業界に足を踏み入れたのは、専門学校を卒業してすぐの頃。じつに、業界歴25年を誇ります。

「専門学校を卒業してハウスメーカーに就職し、その後、マンション販売を経て地元で高いシェアを誇る不動産会社に転職しました。将来的には独立を考えていたので、不動産会社を経験しておいたほうがいいかな、と」(持田オーナー)

そうして、33歳のころに不動産売買仲介事業で創業したのが「株式会社ドリームプランニング」です。その3年後には賃貸仲介のフランチャイズに加盟し、賃貸仲介の専門店として2号店をオープン。賃貸経験のあるスタッフの活躍もあり、順調な起業ライフを送っていました。しかし、あるものが急激に普及したことにより、年々、賃貸仲介の売上が落ち込みはじめるのです。それは、いまでは当たり前となったスマートフォンでした。

「オリジナルの事業で起業しましたが、知名度の高い看板があったほうがやりやすいかと思い、賃貸仲介事業はフランチャイズに加盟しました。最初は売上も伸びていたのですが、スマートフォンが普及したことでどんどん落ちていって……。というのも、スマートフォンである程度、賃貸物件の情報を得られるようになったことで、我々のような仲介会社の必要性がなくなっていったんです。最終的には、全盛期と比べて半分くらいの売上まで落ち込みましたね(持田オーナー)

「不動産売買仲介」と「賃貸仲介」の二軸で事業を展開していたドリームプランニング。とはいえ、会社を支えていた賃貸仲介の売上に依存していた部分もあり、不動産売買仲介にも注力するよう方向転換します。

「1号店を閉店し、2号店のほうで売買と賃貸の両方を取り扱うようになりました。しかし、最初は集客すら全然できませんでしたね。というのも、賃貸仲介のフランチャイズの看板を掲げていても、売買のほうの集客はできないんですよ。しかも、賃貸の売上も落ち込み続け、ついには売買と売上が逆転して……。とはいえ、売買のほうも思うような集客はできていなかったので、苦肉の策としてフランチャイズに加盟しようと考えました」(持田オーナー)

その際に加盟したのが「ハウスドゥ」でした。数ある不動産売買仲介専門のフランチャイズから「ハウスドゥ」を選んだのは、いったいどういう理由があったのでしょうか。

ブランド力を頼りにハウスドゥにフランチャイズ加盟

ブランド知名度の高いハウスドゥ
イメージキャラクターの古田敦也氏の効果もあり、ブランド知名度の高いハウスドゥ

「じつは、加盟前は『ハウスドゥ』の名前すら知りませんでした(笑)。でも、別荘用に買った沖縄のマンションを売りに出すとき、たまたまハウスドゥのことを知って。ハウスドゥを含む3社で検討したんですが、最終的にはハウスドゥの熱意に押されて仲介してもらい、無事に希望の額で売ることができましたね」(持田オーナー)

そうして、不動産売買のフランチャイズを探しているタイミングで「ハウスドゥ」の存在を知った持田オーナー。その後、すでに神奈川県横浜市で「ハウスドゥ」にフランチャイズ加盟している知り合いの店舗があるということで、話を聞きにいったといいます。

「加盟する前に話を聞いたら、『ハウスドゥは首都圏では成功しないから、絶対に加盟しないほうがいい!』って言われました(笑)。その後、本当に首都圏で成功していないのか確かめるために、東京と千葉で展開しているハウスドゥの店舗にも話を聞きにいったんです。そしたら、事業自体はうまくいってるけど、それは別にハウスドゥ本来のノウハウや営業スタイルでやっているからではないらしくて……。要は、既存の店舗に『ハウスドゥ』のブランド力を上乗せしたことでうまくいっているだけなんだ、と」(持田オーナー)

そこで、話を聞いた店舗と同様、ブランド力だけを求めて「ハウスドゥ」に加盟することを決意。つまり、ハウスドゥが理念とする不動産情報のオープン化などは無視し、従来の営業スタイルにブランド力を上乗せすることで、集客を増やす作戦に打って出るのです。いまから3年前のことでした。

「一般のお客さまからの認知度が高まったのはもちろん、業者からの持ち込み案件も増えましたね。あとは、大手不動産会社としてみられるので、お客さまからしたら安心感がありますよね。とくに一括査定の際には選んでいただくことが増えたように感じます」(持田オーナー)

その後も「ハウスドゥ」のブランド力を活かし、再度、事業を軌道に乗せることに成功します。しかし、せっかく「ハウスドゥ」に加盟したのに、なぜ本部が推奨する本来のスタイルを実行しなかったのでしょうか。

「不動産業界で25年以上やってきた自分のやり方とまったく違うので、抵抗があったんですよね。しかも、ブランド力だけでもうまくいっていたんですよ。その結果として、2019年の7月の総合売上成績は、全国のハウスドゥで個人の部1位でしたからね。そのため、あえてハウスドゥのスタイルを取り入れる必要はないと思っていたんです」(持田オーナー)

そんな持田オーナーが考え方を一変。業界歴25年、ハウスドゥ加盟歴3年にして「株式会社ドリームプランニング」の第2章が幕をあけるのです。

マインドの変化で見えた地域ナンバーワンの座

ハウスドゥ本部のSVが臨店し、定期的に研修が行なわれている
ハウスドゥ本部のSVが臨店し、定期的に研修が行なわれている

ハウスドゥスタイルを取り入れることに一番抵抗を感じていたのは、紛れもなく持田オーナーです。

「抵抗しかなかったですね。それで3年間うまくいってましたから(笑)。でも、さらに高みを目指すには必要なんだな、と。スタッフもわたしと同じく抵抗があったようで、店長なんかは悔しくて泣いてましたからね。ようやく理解してもらいましたけど、バッチバチにぶつかりました」(持田オーナー)

そんな彼の考えが変わったのは、ハウスドゥの特徴のひとつでもあるフランチャイズ加盟店同士の横のつながりです。ハウスドゥでは、年に一度のハウスドゥ全国FC大会をはじめ、全国の加盟店と情報を共有する場が多く設けられているのです。

「ほかの加盟店さんと話をしていると、うまくいっている店舗はどこも業界本位ではなくお客さま本位といった、ハウスドゥのスタイルを忠実に実践しているんですよ。そのため、従来のドリームプランニングの営業スタイルは残しつつ、ハウスドゥ本来の営業スタイルも取り入れていこう、と」(持田オーナー)

そこで、新体制に向けて新たにスタッフを採用し、2019年8月から本部による研修がスタートしました。

「新しいスタッフを中心にハウスドゥのスタイルを実行してもらう予定です。いままでは人づてで入ってくるのが当たり前の業界でしたから、何百万円もかけてスタッフを採用することはもちろん、誰かに教育をしてもらうなんて考えもしませんでした。しかし、ハウスドゥが推奨するスタイルは、まったくの未経験の人でも、むしろ未経験のほうが抵抗なく実践できるというやり方ですからね」(持田オーナー)

さらに、新たなスタッフが加わったことで、会社の雰囲気もガラッと変わっていいことづくめだと満足気に話してくれた持田オーナー。

「今まではスタッフの平均年齢が40歳近かったんですが、20代の若くて未経験のスタッフを3人採用したので、会社の雰囲気も明るくなりましたね」(持田オーナー)

考えが一変したおかげで、ある思いが現実のものになるとも話してくれた持田オーナー。その思いとはいったいなんなのでしょうか。

「これまでは、地域ナンバーワンになれるとは思ってもいませんでした。しかし、不動産経験を活かした従来の営業スタイルと、お客さま本位を体現したハウスドゥの営業スタイルを組み合わせることで、大手を含めてどこの競合にも絶対に勝てるかなと。ただでさえ異業種から加盟した店舗がうまくいってるのに、うちはさらに物件もいっぱい持っている状態なので、アドバンテージがあるんです。絶対に地域ナンバーワンになれるって、考えるようになりましたね」(持田オーナー)

最終的には多店舗展開をすることで地域ナンバーワンを目指し、さらにドミナント式に店舗を増やしていくことを見据えている持田オーナー。マインドが一変した彼なら、25年の経験とハウスドゥのスタイルを組み合わせた新体制で、早々に達成してくれることでしょう。


目指すは地域No.1!業界歴25年のオーナーがハウスドゥ加盟3年目にして新体制を作る理由(2019.11.10公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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ハウスドゥは不動産売買仲介専門フランチャイズ。本部の(株)ハウスドゥ住宅販売は(株)And Doホールディングスの100%子会社です。全国700店舗超を展開中。急速な成長が注目され、TVで特集されるなどメディアからも注目されています。

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