ミニストップ 守口橋波西之町店 オーナー 佐藤 花香
ミニストップのロゴ

女性が活躍する働き場所! 25歳でミニストップに加盟したオーナーのリアル

2015年11月にオープンした「ミニストップ守口橋波西之町店」。オーナーである佐藤花香は当時弱冠25歳。そんな佐藤が「インターン独立契約社員制度」を利用し、選んだミニストップでのコンビニ経営者の道。その背景と、加盟後となる現在、2店舗目の開業に向け複数店経営を目指す彼女の活躍をお話します。

コンビニオーナーとしてのスキルを身につけたコンビニアルバイト時代

ミニストップ佐藤オーナー休日の一コマ
「きちんと休めてますよ」というミニストップ佐藤オーナーの休日の一コマ

「ミニストップ守口橋波西之町店」のオーナー・佐藤花香は現在27歳。休みの日には友だちとショッピングに行ったりカラオケでストレスを発散したり。世間一般の20代女性と変わらない日常を過ごしています。

「この間の休みは、友だちと昼間から串揚げを食べながら飲んで。そのあと、カラオケで散々歌ってからお寿司を食べにいって。夕方からは、違う友だちに誘われてゲームセンターでメダルゲームをしてって感じに過ごしました。毎週日曜日は固定で休みをもらっていますし、8月はお盆休みの関係で6日も休んじゃいました」(佐藤)

コンビニ経営は365日24時間、馬車馬のように働く——そうイメージしている方も少なくないかもしれません。ましてや、体力的に女性にはきつそう、というイメージがあるのではないでしょうか。しかし、佐藤のように十分に休めているオーナーさんは全国にもたくさんいます。むしろ、女性だから大変ではなく、女性オーナーだからこその利点をいかし、コンビニ経営に取り組んでいるのです。

「例えば、子ども連れの女性のお客さまには紙ナプキンを多めに渡すのはもちろんですが、ソフトクリームをご購入いただいたお子さま連れのお客さまには、お子さまがスプーンを落としてしまった時のことを想定して最初からスプーンを2つ入れるんです。言われる前に自主的にそうすることで、『いつもより多く入ってる……』と思ってもらえるかな、と。こういう気遣いができるのは女性の視点ならではなのかなって思います」(佐藤)

そんな佐藤がコンビニエンスストアで働くようになったのは、ミニストップのFCに加盟する1年前。当時24歳だった彼女がアルバイト先として働いていたのがコンビニエンスストアなのです。もちろん、この当時からコンビニオーナーを目指していたわけではありません。

むしろ店長とソリが合わず、アルバイトに対してネガティブな気持ちになることもあったほど。しかし、持ち前の負けず嫌いな性格が功を奏し、知らず知らずのうちにコンビニオーナーとしての資質を身につけていくのです。

「店長があまり仕事に積極的ではない人で……。他の従業員への影響が気になり、オーナーに指摘してもらうようにお願いしたんですが、それでも改善されることはありませんでした。再度オーナーにお願いしたら『店長と同じくらい仕事をできるようになれば、自分から指摘してもいい』と言われたんです」(佐藤)

この一言で挫折し、退職する道を選ぶこともできます。一般的には、この選択をする従業員が多いかもしれません。しかし、佐藤の場合は逆でした。この日を境に、「打倒、店長」を目指して彼女の闘争心が掻き立てられるのです。

「だったら、同じ業務レベルどころか店長を超えて自分から指摘しよう。それでも改善されないのであれば、自分でも納得がいくかな、と。なので、アルバイトでありながら発注作業まで担当させてもらって。勤務が終わってから2ヶ月くらい発注作業をしていたらできるようになったので、店長と同じレベルであることを証明する『リーダー試験』みたいなのを受けたんです。そうしたら合格しちゃいました」(佐藤)

アルバイト経験をいかしてミニストップの「インターン制度」に応募

ミニストップの研修風景の一コマ
ミニストップの研修風景の一コマ

店長と同じレベルまで到達したことで、晴れて自分から指摘できる——そう意気込んだ矢先のこと。時を同じくして家庭の事情で佐藤が引っ越しをすることに……。それに伴いアルバイト先であったコンビニを退職せざるを得なくなったのです。

店長を改心させることはできなかったものの、上に立つ従業員としてのスキルを着実に身につけた佐藤は、この経験を引っさげて、新天地でもコンビニエンスストアでアルバイトをスタートさせるのです。

「コンビニで働く前は『レジだけ打っていればいい』くらいに考えていたんです。頭を使わずにできる簡単そうな仕事だな、と。でも、発注する数にもそれぞれ理由があるなど、実際に働いてみたらイメージと全然違っていて……。そんなことも知らずにコンビニで買い物をしていたので、働いてみたらすごい楽しかったんです」(佐藤)

コンビニエンスストアでのアルバイトにやりがいを感じ、没頭する日々が続いた佐藤に転機が訪れるのです。

「ミニストップがインターンでオーナーを募集しているらしいよ?」

知り合いから言われたこの一言に迷わず飛びついた佐藤。これをきっかけに彼女の人生が180度違う方向に進むことになるのです。

「中学生くらいの頃から独立志向があったというか、一生雇われの身でいる自分が想像できなかったんですよね。父親がエンジニアで母親が看護師。私は4人兄弟の長女なんですが、2人とも忙しいと、兄弟の面倒を見るのはいつも私……。しかも両親は、仕事から帰ってくるといつもストレスを口にしていたので、会社員にいいイメージがありませんでした」(佐藤)

店長レベルの仕事はできるので、私にも務まるはず——そう強い自信を持ってミニストップの本部に問い合わせた佐藤は、後日、詳細を聞きにいくことに。

「ミニストップではありませんが、コンビニの従業員としてずっと働いていたので、そこまで深く考えなかったんですよ(笑)。とりあえず話だけでも聞いてみようと思いました。そうしたら、単身でも加盟できるし、インターン期間中も給与はもらえるし。話を聞いてみたら私にもできると思ったので、インターン独立契約社員制度に応募させてもらうことにしたんです」(佐藤)

来店していただけるチャンスは1度だけ——基本を徹底することで日販が上昇

ソフトクリームをスムーズに作成するスタッフ
インターンのかいもあり、オープン時でも店内調理の商品もスムーズに提供

「研修が始まってもそこまで不安はありませんでした。そのためのインターン独立契約社員制度ですから。座学はもちろん、実技や実践なども研修内容に組み込まれていたので、頭の中でいろいろシミュレーションしながら研修を受けていました」(佐藤)

そうして2016年11月にオープンしたのが「ミニストップ守口橋波西之町店」なのです。コンビニ2店舗でのアルバイト経験、そして研修で身につけたスキルをもとに意気揚々とオープンを迎えた佐藤でしたが、オープン後は日販が上がらずに悩む日々を過ごすこともありました。

「事前に本部から聞いていましたが、季節的なことも関係してオープン後の日販が想定よりも上がらなくて……。だから、できることからやっていこう、と。オーナーによって販売するか否か決められる『手作りおにぎり』ももちろん販売しました。これだけで日販が違ってくるんですよ。他にもソフトクリームやパフェなど、ミニストップの特徴とも言える店内調理の商品がたくさんあるので、調理を覚える意味でもインターンがあって良かったですね」(佐藤)

慣れないオーナー業に四苦八苦しながらも、基本を徹底したお店作りが奏功し、次第に日販が上がっていきます。オープンからおよそ3〜4ヶ月が経過した頃です。

「オープンする前は、この場所がずっと空き地だったということもあり、周辺住民にお店の存在を知られていませんでしたが、次第に認知されてきました。人通りの多い駅前ではない上に近所に競合となるコンビニが何軒かあるので、ご来店いただいた時に買いたいものがないと2度とご来店いただけない。来店していただけるチャンスは1回しかない。そういう気持ちで取り組んでいます」(佐藤)

日販、ひいては自身の生活への不安が拭いきれた佐藤でしたが、コンビニ経営のおもしろさは、日販や自身の収入だけではない——日々、彼女はそう感じています。

女性オーナーだからこその利点を生かしてやりがいにつなげていく

ミニストップ守口橋波西之町店の店舗前にて
「ミニストップ守口橋波西之町店」の店舗前にて

2015年のオープンから2年が経過した現在、アルバイト時代よりも多くの業務を抱えながらも大きなやりがいを感じている佐藤。そんな彼女が日販や自身の収入と同じくらい大切にしていることがあります。それは、いかに楽しく働けるか。それはもちろん同じ場所で働く従業員へも同じです。

「アルバイトの時にすごい楽しく働かせてもらっていました。なので、従業員にもそういう気持ちで働いて欲しい。実際どうなのかは分かりませんが、オープンから辞めずに働いてくれている従業員が半分近くいるので、少しは楽しんでもらえてるんですかね(笑)」(佐藤)

また、オーナーとして従業員を教育するのも佐藤の仕事。教えたことが実際にできた時にも大きなやりがいを感じると言います。

「新商品が発売された時はお客さんにおすすめするんですが、もちろん毎回ご購入いただけるわけではありません。そういう場合、『次はこう言ってみたら?』って感じで教えるんですが、それが購入につながるとすごい喜んでくれるんです。この笑顔を見ると、とてもやりがいを感じますね」(佐藤)

独立やコンビニ経営と聞くと30代40代を想像しがちなように、直近8年間でミニストップのフランチャイズに加盟したオーナーさんの年齢は平均45歳。30代と40代で6割以上を占めます。しかしそんな中、佐藤のような20代という若年で加盟するオーナーさんも実は少なくありません。ミニストップでは、『インターン独立契約社員制度』などで若い世代の独立を後押ししているのです。

このストーリーの主役である佐藤も、2018年には2店舗目のオープンが決定済み。更なる活躍のための準備をすでに始めているのです。

「体が2つあるわけではないので、私がお店にいない時でも問題ないように従業員1人ひとりに植え付けているところです。私もアルバイト時代はそうでしたが、人間なのでどこか甘えてしまうところがあるはず。そうならないためにも、責任を持って業務に取り組んでもらえるようにしています」(佐藤)

将来的には4〜5店舗のオーナーになる——この目標を胸に、彼女の長きにわたる挑戦はまだまだ始まったばかりですが、20代だからこそ、女性オーナーだからこそ、一歩ずつ笑顔で踏み進めていきます。


女性が活躍する働き場所! 25歳でミニストップに加盟したオーナーのリアル(2017.12.8公開)
※掲載情報は取材当時のものです。



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