対マスコミ懇親会2007

社団法人日本フランチャイズチェーン協会(以下JFA)主催の懇親会に出席してきた。
タイトルがちょっと付けにくかったのだが、正確に言うとJFAとマスコミ各社、あるいはマスコミ各社同士の懇親会ということになるだろうか。
JFAとマスコミ各社が一同に集まり話を交わすことで、お互いに親睦を深め、フランチャイズシステムのより健全な発展を目指そうというものなのだろう。
出席人数はJFA発表で70人。
ふだん目にするフランチャイズ関係の記事からすると、出席人数の多いのに驚いたが、各新聞社、雑誌社のフランチャイズと関わりのあるセクションということで、経済・流通局あたりの方々が出席するとそれくらいになるのかも知れない。

懇親会はJFA会長加藤充氏(株式会社ユニバーサルホーム代表)の統計発表から始まった。
日本国内のチェーン数や店舗数、売り上げなどの統計調査だ。
数字は2006年度のものだが、全体的な売上高で見ると小売業、外食業が微増、サービス業のみが微減といったところだ。
以上の数字はJFA会員も含めた日本全体の数字だが、発表内容にはJFA会員のみに言及した数字も含まれていた。
それによると、まず、JFA会員は総チェーン数でみると、全体の24.2%を占めているそうだ。これだけを見ると意外な感じがする。
会員は4社に1社ということになり、JFAの活動や知名度からいうと少ない印象をうけるのだ。
しかし、これを売り上げ別にみると58.0%ということになり、日本全体の半数以上がJFAの会員チェーンにより上げられていることに気づく。
これは、なるほど合点のいく数字だ。しかし、JFAの場合正会員になるのには、本部として、チェーンとしてある一定レベルのものが求められるところから当然とも言える。
会長の発表が終わると、別室で懇親会が始まった。

懇親会は、JFA副会長の櫻田厚氏(株式会社モスフードサービス代表取締役社長CEO)の乾杯の音頭で始まるわけだが、その前に各役員の紹介があった。
顔ぶれを拝見すると、日本のフランチャイズ本部を代表する蒼々たるメンバーだ。
今後の取材活動を考えると、我々にはやはりとても貴重な機会だと思える。
2001年から開始した企画ということだから、まだ7回目ということになる。
来年は協会設立35周年ということでさまざまな企画が設けられているらしいが、こういった機会はどんどん提供していただきたいものだ。
乾杯が終わると、あとはそれこそ懇親会。本部代表者に話を聞くもよし、同じ記者仲間に業界の動向を尋ねるもよしだ。
会は一時間半の後、閉会となった。