事業再構築にはフランチャイズが好相性！補助金活用できる可能性のある今こそピンチをチャンスに

業種を変えずに業態を変化させることで売上向上を目指すのが業態転換です。例えばイートインの飲食店をテイクアウト専門のお弁当販売へ。実店舗のアパレルショップをネットショップ販売へ…など。販売方法やサービスの提供方法を変化させることで、既存の商品や人材など、手持ちのリソースを活用して売上向上を目指せます。

ひとつの業種や業態にこだわらず、ニーズのあるものに事業を変化させていくのが事業・業種転換です。その時々に求められるものを読み取って事業を展開するので早期の売上向上を目指します。目指す事業がある人にはおすすめできませんが、事業内容にこだわりなく短距離で売上を出したい人には向いています。

事業多角化の中でも、会社がすでにおこなっている事業と関連が多い事業を新たに立ち上げ、複数の事業を同時に運営するのが関連多角化といいます。本業と新たに始める事業とが助けあえるようなシナジー効果を狙っています。例えば、ガソリンスタンドとレンタカー事業、精肉店が焼肉店も経営など。どちらの事業にも良い影響が見込まれる業態を選びましょう。

本業以外に、本業とは関連性がない他業種で事業を立ち上げ運営するのが非関連多角化です。もしもに備えて、片方の業種が斜陽になったとしても、もう一方の業態が好調なら、支えあうことが可能です。例えば、印刷業をしつつ買取専門店も経営、コンビニ経営しつつハウスクリーニング事業など、本業とは関連がない、または関連の少ない業種を選びます。

店名を変え、ブランド力のある看板で集客したり、ニーズにあったサービス提供や商品改善で売上向上を目指せるのがリブランド。同業種・同業態だからこそ、イチからのスタートではなく、培ってきたスキルやノウハウも活かせます。例えば、旅館のノウハウを活かしてビジネスホテルを経営したり、個人のラーメン店から有名ラーメンチェーンへの加入などです。

新しい商品やサービスで起業するなら、実績ゼロからスタートです。さらに、他商品やサービスよりもいかに自社が優れているかアピールし、地道に実績を積みながら経営しなくてはいけません。ですが、フランチャイズでの起業なら、本部が加盟店と運営しながら確立させた、すでに実績のある商品・サービスを武器に起業できます。