タイとラオスに進出するコーヒーチェーン「カフェベネ」にせまる

フランチャイズWEBリポート編集部 |2015年01月08日 公開 (2021年11月18日 最終更新)
カフェベネ

カフェベネ』というカフェチェーン、皆さんご存知でしょうか?2008年に韓国でうまれた国内最大級のカフェチェーンで、今ではアメリカや中国、シンガポール、台湾、インドネシア、カンボジアなど世界で1100店舗以上を展開する巨大なチェーンです。海外進出に積極的なブランドです。

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韓国生まれのコーヒーチェーン。日本では羽田空港や赤坂に店舗

日本には1号店が、羽田空港第一ターミナル出発ロビーにあります。全部で3店舗ですが、あと一店舗は同じ羽田空港構内に。そしてもう一店舗は、2014年6月に赤坂にオープンしています。洋書100冊がブックカフェとで、シンプルモダンな佇まいということで静かにカフェを楽しみたい方向けなのでは。

カフェベネジャパン株式会社という企業が、日本で展開する権利を韓国の本部から取得し、マスターフランチャイザーとして日本では展開しているようです。

日本では、M.M.C.(三本コーヒー)というメーカーと共同開発したドリップコーヒーを提供しているようです。マグカップは岐阜県多治見産、クロックムッシュなどのフードメニューは、パン屋チェーンを展開するメゾンカイザーという企業とのコラボなど、日本の企業で育んだものが多いため、かなり日本でローカライズされているという印象です。韓国らしさというのはあまり表に出ていないような。

タイとラオスでマスターフランチャイズ契約を結んだのは大手メディアグループらしい

ラオスといえば、タイやミャンマー、カンボジア、ベトナムに隣接する国。

「アンコールワットのように壮大な遺跡があるわけでなし。エメラルドグリーンの海が広がっているわけでもなし。タイのトムヤンクンのような名の知れた料理があるわけでもない。かつて、ランサン王国として統一されたこの国は、その後、フランスのインドシナ連邦に編入された。フランスによる統治やインドシナの戦火に巻き込まれるという歴史を経て、1975年「ラオス人民民主共和国」は誕生した。今もなお、海外からの経済援助に頼っているが、この国で暮らす人々の心は豊かさで満ちており、溢れんばかりの微笑みで、いつも私達を迎えてくれる。」 (ラオス情報文化観光省HPより引用)

タイといえば、言わずもがなの観光都市ですが、ラオスは特別何かがある国ではない。 国内の8割が農業をしている自然豊かな場所ではあるようですが、意外と幅広い種類のカフェがあるようです。ラオスでノマドをしていたという方のブログなどは、ラオスという国を知るのになかなか参考になりました。

カフェベネは、ラオスやタイに海外展開するにあたって、タイの現地企業とマスターフランチャイザー契約を結ぶのですが、JKNグローバルメディアというタイ最大のメディアグループのようです。

2013年の韓国フランチャイズビジネスエキスポにも出展

実はフランチャイズWEBリポートでは、2年前に開催された韓国フランチャイズビジネスエキスポで、カフェベネ本部にインタビューをしていました。韓国のフランチャイズフェアは、KFAという韓国のフランチャイズ協会が主催社となっているのですが、15年ほどの歴史があるようですね。

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カフェベネ

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