フランチャイズ加盟オーナー直撃インタビュー

高齢者向け配食サービスまごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナーにインタビュー

SVをしていて感じたビジネスへの信頼が、私の独立を後押ししてくれました

今回のインタビューは
高齢者向け配食サービスまごころ弁当/配食のふれ愛 小野オーナー

前職で大手宅配すしチェーンの店長を経て、配達員としてシルバーライフに入社後、都内で新規店舗の店長として立ち上げに携わる。本部でスーパーバイザーの経験もあり、社内独立制度を利用して開業。

 

― 独立・起業のきっかけ ―

SVをしていたからこそわかったビジネスへの安心感。引継ぎ店舗を利用して新しい人生のチャレンジ!

  1.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    元々スーパーバイザーをしていたとのことですが、どのような事をされていたのですか?

  2. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    全国飛び回っていましたね。オーナーの指導にあたったり、時には相談に乗ったり、多くのオーナーに接する仕事をしていました。

  3.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    なるほど。SVからオーナーへの転身を決意されたということは、それだけこのビジネスに魅力があったのでは・・と思うのですが、ズバリその決め手は何だったのでしょうか?

  4. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    そうですね、シルバーライフ自体が急成長しているビジネスでしたし、ここであればサポートも受けられますし、SVをしていたこともあり周りに対する安心感はありました。こちらの店舗は引継ぎ店舗でして、前オーナーがやめるタイミングで本部から声掛けがあり、手を挙げた形でした。

  5. 高齢者向け配食サービスまごころ弁当/配食のふれ愛のオーナーへのインタビュー風景
  6.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    引継ぎ店舗で開業されたんですね。こちらの店舗を見たところ以前は飲食店をしていたようですが、居抜き物件を活用してみて感じたことはありますか?

  7. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    初期投資がかからないという面はやはりメリットですね。

    ですが、今現在1人での作業に問題がなくても、売上が上がるにつれて人数も増えると、内装によっては導線の確保が難しかったりもします。そうすると途中で改装費が必要になるのでのちに費用がかかる場合もあります。居抜きを活用するかどうかは開業当初のその人の懐具合によるかなと思います。

    開業してから改装費用をためることも可能ですし、最近は居抜きも増えてきていますので個人的には居抜きの活用もオススメです。

― 独立前と、独立後の変化 ―

1人ですべてをしなければいけないプレッシャーも・・・。けれども、がんばった分だけ自分に帰ってきます!

  1.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    開業当初を振り返ってみて苦労したことはありますか?

  2. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    1人ですべてをしなければいけなかったので、時間を作るということに苦労しました。たとえば朝お弁当を作って配達に行って、トラブルが起きたとしても1人でしなければいけなかったのでそこにいかに優先順位をつけるのか考えながら動くので、臨機応変に立ちまわれるスキルは必要だと感じましたね。

  3. 高齢者向け配食サービスまごころ弁当/配食のふれ愛のオーナーへのインタビュー風景
  4.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    時間の使い方を考えていくこともオーナー様の重要なお仕事ですね。では、この独立をしてよかったことやビジネスのやりがいを教えてください。

  5. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    よかったことはやはり収入の面ですね。

    雇われている限りは上限がありますが、今はがんばればその分自分に帰ってきます。自分が幸せになれば周りも幸せになれますし、そうなると精神的な余裕もできてお客様にも優しくなれますし、相乗効果でお店も繁盛するんだと思います。

    普通の飲食店であれば、お客様に「ごちそうさま」といわれることが多いと思いますが、私たちは「ありがとう」といわれます。お客様自身がご飯を作れないからということもあると思いますが、なかなか「ありがとう」と感謝を伝えてもらえる仕事はないと思うのでこれはやりがいだと思います。

  6.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    生活がガラリと変わったと思いますが、ライフスタイルを築けるまでにどれくらいの時間がかかりましたか?

  7. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    私は前職で大手宅配ずしチェーンの店長をしていたこともあり、体力などに自信はありましたし、飲食関係には慣れていましたが、それでも3~6カ月はかかりましたかね。SV時代には全く違う業種の方や、もともと主婦をされていたオーナー様もいました。みなさん理想を掲げてなんとかやっていこうと奮闘していましたが、それでも半年間くらいはかなりの努力をされていたと思います。

  8. 独立エピソード

    お客様の中には毎日手紙を書いてくださる方がいたり、お弁当を持っていったら、お礼にお菓子やラーメン、時には瓶ビールを渡されたりしたこともあると笑顔で話してくださった小野オーナー。お客様のもとを訪問している小野オーナーの姿が目に浮かぶようですね。

― フランチャイズという選択 ―

スケールメリットを活かした定期レポートで成長スピードがUP!現場の大変さをカバーするサポートが魅力です。

  1.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    フランチャイズで独立するメリットの一つとして本部のサポートを受けられることが挙げられますが、今までのサポートで助かったことはありますか?

  2. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    定期的に送られてくる営業参考メールや、他店舗の事例はすごく助かっています。1人だけだと情報は限られていますし、フランチャイズのメリットはそこにあると思います。

    300から400店舗の情報が収集されて送られてくるので、成長スピードは速くなりますね。お店の規模やできる時間、資金によって合う、合わないはありますが、実際にできるものは利用して改善に努めています。

    あとは営業スタッフや配達スタッフも派遣していただけるのは魅力ですね。先にも話したように、人手不足は今後の課題にもなります。派遣されるスタッフは直営店で研修を受けた方なのでやはり仕事の流れがわかっていますし、何も知らない方よりは辞めづらいということはあると思います。1人でやるのもいいのですが、もし体調を崩してしまうとルートに穴をあけてしまうので、そういった意味でもこういう制度があるのはありがたいですね。休むことはできますが、評判を落としたり、やめられたりしてしまうこともあるので。。。

    おそらく代表の清水がもともと店長をしていて、現場の大変さやつらさを分かっているからこそということもあり、加盟店さんも共感できるんだと思います。私もまだ利用はしていませんがもうそろそろ検討しようかなというところです。

  3. 高齢者向け配食サービスまごころ弁当/配食のふれ愛のオーナーへのインタビュー風景
  4.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    代表の清水様が現場を経験しているということは大きいですね。小野オーナーが思うフランチャイズを独立の手法の一つとして選ぶメリットは何だと思いますか?

  5. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    本部のノウハウや教育システムが整っていることで異業種から参入できるということはメリットだと思います。また、特に飲食などではスケールメリットが大きいですね。価格が高騰していく中でこれだけ低価格でお弁当の販売を続けられるのはこのシステムの最大のメリットだと思います。

― 今後の目標を教えてください ―

まずは売上をしっかり積み上げて、いつかは複数店舗経営へステップアップ

  1.  フランチャイズWEBリポート編集部


    フランチャイズWEBリポート編集部

    独立から2年半ほど経過したとのことですが、今後の目標はなにかありますか?

  2. まごころ弁当/配食のふれ愛の小野オーナー

    まごころ弁当/配食のふれ愛 板橋南店
    小野オーナー

    複数店舗には魅力を感じていますね。

    ただ先程も話していたように人手不足が心配ですね。一番してはいけないことはルートに穴をあけてしまうことで、隣の地区もすることになると配達員が2人は必要です。ただ1人雇うだけでは、その人の休みや急な欠勤もある可能性があるので、そうするともう一人雇う必要があります。そうするとそれだけの資金が必要になりますが、このビジネスは一気に売上が上がるビジネスではなく積み上げ型なので、いくらかスピードは速めることが出来てもいきなり従業員2人分の売上が上がることはまずあり得ないので、その時に資金が耐えられるかどうかによるかなというところです。そのため、少し資金に余裕を持ってからの検討になるかなと思います。

  3. 独立を検討中のみなさまへメッセージ

    理想を言えば私のように少し勉強されてから独立する方が、失敗する可能性は減らせると思います。一番早いのは社内独立制度ですが、たとえば似たような業態で働いてみるなど体感してみることは大事かなと思います。特に飲食などは最初体力仕事だと思うので、軌道に乗るまではその覚悟も必要かなと思います。情報収拾も大事ですね。その辺も踏まえて加盟を検討された方がいいかなと思いますね。