ファミリーマート、中堅コンビニ「ココストア」を買収へ。2015年9月8日正式発表
ファミリーマートは東海地方を地盤とする中堅コンビニエンスストア「ココストア」を買収することが決定しました。
ファミリーマート、am/pm以来6年ぶりのコンビニ買収
ファミリーマートは東海地方を地盤とする中堅コンビニエンスストア「ココストア」を買収することが決定しました。2015年9月8日に正式発表。ココストアを130億円で買収、10月1日に全株式を取得するとのことです。 ファミリーマートの他コンビニチェーン買収は、am/pm以来6年ぶりで、買収されると、看板がすべてファミリーマートに順次変えられますが、ココストア店舗数は全国600余りになるようです。 ファミリーマート店舗にすべて転換されるのは2016年9月までにと見られています。
今年3月に買収交渉に入ったとフランチャイズWEBリポートの編集部コラムでもお伝えしましたが、ココストアの詳細はこちらに取り上げられているのでチェックしてみてください。 当時はローソンも買収交渉という話がありましたが、最終的にファミリーマートが優先交渉権を獲得し、今に至ります。
ファミリーマートとローソンが渦の中心に。コンビニ業界再編の今
ここ最近、ローソン×スリーエフ資本提携についてのニュースもとりあげましたが、ここで改めて振り返りをしておきましょう。日経新聞の電子版(2015年9月8日)に簡略化された図があったので紹介しておきます。
ファミリーマートとローソンが渦の中心となって業界再編に向けて積極的に動いていますが、現在、業界トップの店舗数をほこるセブン-イレブンはこの渦には入っていません。
また、ファミリーマートは現在業界4位のサークルKサンクスと経営統合することが見込まれているので、そうなるとセブン-イレブン単体を上回る店舗数になることが見込まれています。 この経営統合完了も2016年9月とされているので、来年の9月。業界がどうなっているのか・・こちらにも目が離せません。