ビジネス成功の鍵は理念?「クレド経営」と「フランチャイズ」がテーマの理念共有ビジネスセミナー振り返り

フランチャイズWEBリポート編集部 |2015年12月08日 公開 (2021年11月19日 最終更新)
ビジネス成功の鍵は理念?「クレド経営」と「フランチャイズ」がテーマの理念共有ビジネスセミナー振り返り

2014/11/24(火)にフランチャイズWEBリポート会員様限定のビジネスセミナー「理念共有ビジネスセミナー」を梅田スカイビルで開催致しました。

2022年に独立開業や新規事業検討者が選んだビジネスベスト30

「クレド経営」と「創業者による成功モデル紹介」そして「創業融資」

当セミナーは、所属しているトリプルグッドにてクレドを実践している一般社団法人士業フランチャイズ支援協会 原川氏、100店舗達成した海鮮居酒屋「浜焼太郎」の渡辺CEO、格安スマホで大手キャリアに挑戦を掲げる「もしもシークス」の木野CEO、日本政策金融公庫、池田泉州銀行にご講演いただきました。

参加者には既にFCに加盟している方、新規事業を検討している方も。 聞いたことはあるけどイマイチ理解していなかったクレド経営、創業者にしか語れないビジネスへの思い、知らないと損する融資制度のご紹介も。

平日にも関わらず15名もの方に来場いただきました。

経営者も、これから経営者になる方も知っておきたい「クレド経営」

まず、クレドとはラテン語を起源とする言葉で「信条」という意味があります。近年では、企業の「経営理念」を表す言葉となっています。ただしこれは経営者の頭にあるだけではダメです。「経営理念」を言語化しカード化したものを従業員が携帯するーここまできてクレド経営を実現しているといえます。

経営者も、これから経営者になる方も知っておきたい「クレド経営」

このクレド経営を実践し、会計事務所業界の大会である「会計事務所甲子園」で日本一の会計事務所として選ばれた企業としてトリプルグッドグループがあります。今回基調講演を当セミナーで務めたのが同社代表理事の原川健氏。クレドとの出会い、理念を共有することで起こる働き方の変化、組織の在り方など、クレド経営の極意についてセミナーでは語っていただきました。

会場ではクレドの講演が良かったという声もチラホラ。

ビジネスだけじゃない創業者の思いも聴く!

その1:初期投資も調理コストも最小限!海鮮居酒屋をチェーン展開した渡辺大河氏の成功談

全国100店舗を達成した海鮮居酒屋チェーン「浜焼太郎」。これを創業した渡辺大河氏。焼き肉チェーン「牛角」でおなじみの株式会社レインズインターナショナルで店舗開発(フランチャイズ店のオーナーを募るお仕事)をしていた人物です。そこで彼が感じたのは「飲食業を開業しようとすると投資が高い・・」ということ。

そこで立ち上げたのが、海鮮居酒屋「浜焼太郎」。居抜き物件OKで大がかりな厨房も不要なスタイルにしたのです!初期投資も最小限に、複雑な調理コストも省き(お客が自席で海鮮を焼くスタイルに)飲食未経験の方でも開業できるような成功モデルを作り上げました。それから多店舗展開を実現すべく、渡辺大河氏はフランチャイズの手段を活用したのだそうです。

その2:格安スマホで大手3社に挑戦!ベンチャー企業のカリスマ、木野将徳氏の成功談

「格安スマホ」「MVNO」といえば、最近メディアでも見聞きするような単語なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。携帯業界といえばいわずと知れた大手3社がが君臨していますが、それ以外の携帯キャリアが今後は進出してくることが見込まれています。

それに先駆けて格安スマホビジネスに参入していたのが、エックスモバイル株式会社の木野将徳氏。彼は創業わずか2年で約500店舗もの代理店を全国展開。創業の経緯、実は京都で起業していた話、もっとも刺激を受けたマレーシアでの経験など。木野氏自身のストーリーを交え、ビジネスモデルの魅力を語っていただきました。

編集部厳選!注目フランチャイズ特集

大事な「お金」の話は、日本政策金融公庫と池田泉州銀行が登壇

日本政策金融公庫といえば、国の政策金融機関。起業を希望している方、事業多角化を検討している法人の方にはなじみある組織ではないでしょうか。初期投資が足りないというときにはこうした融資制度を活用する機会があると思いますが、審査に通るためにはやはり事業計画書が必須になる、というお話でした。

大事な「お金」の話は、日本政策金融公庫と池田泉州銀行が登壇

そして次に池田泉州銀行ですが、こちらは初登場。今年9月から開始した創業支援の新サービスを紹介していました。こちらは日本政策金融公庫との業務連携サービス。大阪府など関西ならではの支援制度ということで、こうした有益な話が聞けるという意味でレアな機会だったと思います。

大事な「お金」の話は、日本政策金融公庫と池田泉州銀行が登壇

ビジネスでやはり大事にしたい「理念」の共有

フランチャイズは活用するもの。 自分のビジョンにあったビジネスを選び、うまく活用することが求められますが、理念に共感できるかどうかも、パートナーとなるFC本部の大きな選定要因です。収益モデルの数字が高い、将来性がある、というだけでなく創業者の思いに共感できないと信頼関係にも影響を及ぼします。

また、経営者になるなら自身の「経営理念」を持つだけでなく、「クレド経営」を意識した創業を意識してみてはいかがでしょうか。

そういった視点から、ビジネス選びをしてみてください。

ビジネス成功の鍵は理念?「クレド経営」と「フランチャイズ」がテーマの理念共有ビジネスセミナー振り返り

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