株式会社アセンティア・ホールディングス CEO土屋 晃
2015-09-30 専門家が語る。フランチャイズ・独立開業コラム
株式会社アセンティア・ホールディングス CEO 土屋 晃

日本のフランチャイズよ、世界へ出よう!

 このコラムのポイント

例えば日本の和食チェーンが海外にも出店されている風景・・ご覧になったことありませんか?日系チェーンの海外進出を支援する土屋晃氏が日系チェーン海外進出の現状について語ってもらいました。

フランチャイズWEBリポート編集部


海外のフランチャイズ支援を通して。海外進出した日系企業の状況は・・

2010年から私が代表をつとめる企業、アセンティア・ホールディングスでスタートした海外進出プロジェクトですが、2015年8月現在で支援先の出店した店舗数の合計が50店舗となりました!

まだまだよちよち歩きですが、全くの異国の地でこの店舗数を出店できたことは一定の評価を得られるのではないかと考えています。

出店した国はシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、香港。業態は、カフェ、うどん、らーめん、洋服お直し、アパレル、居酒屋等々。。
今まで一店舗の閉店も移転もありません!

これは業態力もさることながら、マーケティング、立地選定とその情報の賜だと思います。
しっかりとしてパートナーがいれば、海外出店は、夢の話ではなく現実的なものになるのです。

ところが海外に進出した日系企業はまだまだ少ない。。。
今現在、世界には88,000店舗の和食店があると言われています。しかしそのうち日本人経営は実に3%しかありません。いわゆる「なんちゃって和食」が世界を席巻しています。

なんちゃって和食が世界を座巻している理由

なぜか?

それは世界では、それほどまでに日本食、和食の人気が高くニーズがあるからです。

ドバイに行ったときも衝撃の高級回転寿司店に遭遇しました。。。
パリに行ったときも食べれないほどに美味しくないラーメン屋に遭遇しました。。。

それでも経営していけるほどに、人気がある和食。
日本にいる限りその世界のニーズに気付くことはないでしょう。

それほどまでにニーズのある海外での日本食ビジネス。
なぜ出店しないのでしょうか?
その理由を私の視点から述べたいと思います。

・信用できる海外のパートナーがいない。
・海外のマーケットがわからない。
・立地がわからない。
・語学のできる人材がいない。
etc

海外出店に悩みを持つ方がすべきことはやはり意思決定

今までお手伝いして海外に出店をしてきた企業も同じ悩みを持っていました。それらを弊社と一緒に解決してきました。

結局はやるかやらないか?

この意思決定しかありません。

海外の視察ツアーも開催しています。

本気で展開したいと思っている方、この機会に是非情報収集をしてみてください。また、海外で仕事したい人も募集しています。

弊社が支援している各企業、各店舗で仕事したいと思う人、是非一度お問い合せください。

海外で働いてみたい、海外進出へのご質問は、株式会社アセンティア・ホールディングスまでお待ちしています。

株式会社アセンティア・ホールディングス CEO 土屋 晃

同志社大学法学部卒。1991年ベンチャー・リンクの母体となる日本LCA入社、ベンチャーリンクに部門ごと転籍。1995年株式会社プライム・リンク(持株会社アスラポートダイニングの100%子会社)創業。2006年同社代表を退任後、株式会社アセンティア・ホールディングスを設立し、2010年には現地法人をシンガポールに立ち上げ、アジアのフランチャイズ支援に携わる。