張替本舗「金沢屋」 先輩オーナーの声(青山オーナー)

景気の悪さを感じていたときに…

張替本舗「金沢屋」 張替本舗 金沢屋 逗子・金沢店 青山 オーナー

開業月:2012年7月 開業形態:法人 前職種:不動産業経営 活動地域:神奈川県逗子市周辺

加盟されたきっかけは?

もともと不動産会社を経営していた手前、業界のことはそれとなく理解していましたが、金沢屋さんを知った時、まさしくこれだと思い加盟させて頂きました。
リーマンショック以降、不動産業界はとても景気が悪くなりました。また建築業界も同じです。
しかしながらこの金沢屋がメイン商品としています、襖や障子、網戸の張替えというニーズだけは、私は景気に左右されることなく有り続けると思っていました。
なぜなら価格帯が安く、お気軽に頼めること、大手が参入しないこと、地元の職人が止めっていっていること、私自身も頼みたいのに、どこにお願いすればいいかわからなかったことなどです。

案外、襖がないから、和室が減っているからと、このニーズを勝手に少ないと判断するのは間違っていますね!その逆で、高齢化社会になり、本部さんの言うように、ほどんどが50代、60代、70代、80代がメインのお客様です。そのような年代のお客様は、実に和室を好む傾向にあります。ちょっとしたリフォームをすることで美観、趣味嗜好などの欲求が満たされるのです。
しかも、日本経済を支えているタンス預金を使って頂けるなによりも強力なサービスだと思っております。またこれをきっかけに信頼して頂き、リフォーム工事に発展することも多々ありますので、いち個人の張替専門店もいいのですが、法人の事業部として十分に機能します。将来的には私は多店舗展開も考えております。

実際に開業されてからの感想は?

これは技術職というより、サービス業ですね!私の最初のイメージは手に職と聞いて職人的な技術職かなと思っておりました。ところが、実際にお客様と接する中で、いろいろなコミュニケーションが大事だということが解ってきました。
ちょっとした気配りや趣味の話など営業職でもなく、技術職でもないなにか新たな職種?とでも思わせる感じです。

地元が好き、人が好きな方には打ってつけの商売だと思います。私もおかげさまで、どんどん地元に私共のファンを作ることができました。これからもどんどん増やしていき安定的な経営をしていくつもりです。

開業のきっかけ、アドバイス

いままでにないもので起業するか、あるもので起業するべきか?
私は後者を選びました。まったく今までにないサービスなどで開業するより、今まで商売として実在するものを形態を変えて開業するほうが確実に開業のリスクは減りますね。
例えば今はやりの業種などは、たしかにすごく儲かるなど派手な部分はあるので魅力的ですが、はやりすたりの商売ほどリスクは高いですね!また誰もが考える商売も競争が激しく、軌道にのせるまでには困難ですね!
そういった点ではまさにこの商売はスキマ商売です。競争もなく、軌道にのせやすい商売です。