コンパスウォーク 先輩オーナーの声(中村 務 様オーナー)

整骨院×介護業界

コンパスウォーク コンパスウォーク夕凪、みなと通り 中村 務 様 オーナー

対談動画 https://www.youtube.com/watch?v=HcVUx7Cwui4

理念の「生涯幸福」を実現したかった

私は、大阪府大阪市でクチコミNO.1の整骨院ヒーリングハンドを経営しています。 整骨院を営む私がどうして介護業界それもデイサービスを開業したのかお話します。 17年目を迎える整骨院の理念が「美と健康の生涯幸福支援業」なんです。その当時仮に患者さんが70歳くらいの人のだったらもう87歳になるんです。でも、その間ずっとその方々が整骨院に通い続ける事はありません。理由は高齢になる転倒リスクが高まります。転倒すると大腿骨骨折をされる事が多いんです。そうすると近くの整形外科病院で手術をしてそのまま入院をしてという流れになるんです。その後は大体の病院がデイサービスを持っていますので、そのデイサービスにお世話になる。そうなると私どもの整骨院からは離れていってしまいます。もうそのままずっと来院されない。理念で「生涯幸福」と言っているけれど結局は通えるうちだけだなという現実があって。そう思うと整骨院のその先にある介護もすぐではありませんが考えていました。

 またもう一つ。現在、整骨院は飽和状態であると思うんです。もう多すぎる。以前の状態であればどんどん展開していけましたが、今は逆に潰れてしまうところがあるぐらいなので。最初に開業した時からこれまでは順調にいきましたけど、この先もずっと同じようにいくのかと考えた時にその不安はずっとあったので。どこ見ても厳しいですし。

コロナで痛感した「ストック型ビジネス」の安定感

実際にデイサービスを始めてみて思ったのが、ビジネスモデルで言うとやっぱり整骨院というのは、今月凄く売上が良かったと思っていても来月の頭からはもう一回スタート、それの繰り返しなんです。一年前良かったといっても一年後が同じような数字が出るかと言うと違ってきたりするんです。

 介護は凄いなというのはストック型じゃないですか。ある程度の人数が契約してくれたら急に今月ガタンと落ちる事がなく継続して貰える。立ち上げて軌道に乗るまではある程度の時間はありますけど、何より先が計算できるというのがこれはやっぱり大きいなと思いましたね。

 今回、コロナがあった時にやっぱり整骨院の方はまあまあの打撃をうけました。特に中心地の方なんですよね。地域密着の方はそうではないんですけど。大阪の中心地というのはビジネス街で、皆さんテレワークで外に出ていないので、来れないというか人が歩いてなかった状態でした。介護の方をしていて良かったなというのが、コンパスの方はそんなに大きく下がらずいけていけた事です。近くでデイサービスやっていたFCの店舗が倒産してしまったんです。なんのチャンスかそこの利用者さんの受け入れをケアマネージャーさんから多数うちに紹介してくれ、あれよあれよという間に稼働率が増えていったんです。コロナでもコンパスがあったから良かったですね。2店舗目もこの流れにのって勢いよくいけたらと思っています。