融資
(ユウシ)

独立開業や新規事業起業するにあたり、どうしても自己資金が不足した場合、不足分は友人や親族から借金する、あるいは銀行などから借りることになります。
個人からの独立開業は銀行からの融資は難しく、実際には親族や、日本政策金融公庫(以前の国民金融公庫)などから融資してもらうことが多いようです。
銀行からの融資に関しては、個人の独立開業の場合には相応の担保でもないかぎり難しいのですが、フランチャイズで独立開業すると言えば信用がつく場合があり、不足資金を調達し易いとも言えます。フランチャイズの有利性がここにもあります。
この場合、金融機関は個人の独立開業希望者(FC加盟希望者)を信用したのではなく、「このFC本部に加盟するのならご融資しましょう。」となったと言えます。フランチャイズチェーンも大手になると関係会社に金融会社を持っていて、そこから開業費用を融資する場合もありますが、いずれも条件は相当に厳しいようです。
FC本部は加盟店を増やしたいので、資金に余裕のない加盟希望者に対して、直接融資してでも彼らを加盟させ、店舗数を増やそうとする場合もあります。
本部の中にはいわゆる「転貸資金(てんたいしきん)」のような形で、本来の目的ではない融資を銀行から受け、加盟店を増やそうとする場合もあるようです。
過去に、あるラーメンチェーンやセキュリティサービスのチェーンが融資のしすぎでFC本部倒産したことがありました。 融資を行った結果、FC店舗数は増えたのですが思ったように加盟店の売上げは伸びず、多くの加盟店の返済が同時に滞ったために本部の資金繰りがつかなくなったのが原因でした。

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