フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ 2007会場リポート

フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ

フランチャイズ・ショー2007 会場リポート

わが国最大のフランチャイズショー「フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ2007」が、3月6日~3月8日にかけて東京ビッグサイトにて開催された。当社ではこの会場の様子を一人でも多くのFC関係者やFC加盟希望者の方にお伝えするため、全会期中にわたって各ブースをまわり出展社にインタビューを行った。

来場者数31550人

主催者側の発表では初日が8086人、二日目が10863人、三日目が12601人の合計で31550人ということだった。目標値が35000人であったことを考えるとそれを少し下回ったことになるが、会場にいたものとしては盛況という二文字がズバリ当てはまるように思えた。 ま、お祭りであるのだから人数は大いに超したことはないのだろうが。

フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ

フランチャイズVIDEOリポート

フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ当社では、期間中できるだけ多くのFC本部に対してVIDEO取材を試みた。取材内容は、どんなチェーンであるのか、FCショーに対しての感想などだ。

取材対象は各ブースの大小や盛況であるかどうかなどには関係なく、まんべんなく業種が偏ることないように選定した。できれば全ブースを回ることを目標としたが出展企業の半分弱の47社にとどまった。

いま、編集されたものを改めて眺めて見ると、自社で撮影していていうのも何だが映像というのは実に雄弁だと思える。社長がたまたまブースにいてビデオ取材に応じてくれた場合などは、チェーンの理念そのものが社長の言葉から、映像から伝わってきているのではないだろうか。チェーン展開間もないFC本部の場合などは社長そのものが理念とも言えるからだ。

担当者の方の場合でも別の側面を見ることができる。大きな企業の場合は何百人といる社員のうちの一人かもしれないが、映像にはちゃんとその会社の個性が表れているようなのだ。
しかもビデオで話している方々のほとんどは営業あるいは開発課の方々なので加盟希望者が会社訪問した場合の実際の窓口となる方々だ。ぜひ参考にしていただきたい。

FCショー概観

フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ(社)日本フランチャイズチェーン協会会長も歴任してきた日本フランチャイズ研究所 代表黒川氏のページに「フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ2007」を振り返るというタイトルでとても詳しく解説していますのでぜひそちらを参考にご覧下さい。
黒川氏は期間中セミナー講師もつとめ、多くの来場者が耳を傾けていました。
他にも、フランチャイズビジネスの総合コンサルタント会社アクアネットの代表民谷氏が自身のブログにコメントを載せています。
民谷氏も期間中本部向けセミナー講師をつとめていました。


個性いろいろ本部ブースのプレゼンテーション

小売業 |  フードサービス業 |  サービス業 |  FC支援ビジネス


小売業

タックルベリー
FC開発部 部長 倉持篤哉

中古釣り具の買取・販売店チェーン。釣り具の素人でもオーナーとして開業できるフランチャイズパッケージとして完成度の高いシステムが加盟者にとって心強い。 出展は5~6回目。ショーにはFCブランドの知名度アップや加盟希望者の募集が目的で出展しているとのこと。

ampm
店舗開発本部 法人開発部 マネージャー 門前壮俊氏

従来のコンビニチェーン形態だけではなく、利用者のさまざまなニーズに合わせて、独自の小型店舗、自動販売機などの新事業を展開している。出展は今回が初めて。新業態やブランドをアピールする場としていい機会になったとのこと。
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ホッパードリーム - ザ・香水屋
営業部 営業企画課 課長 新谷加恵氏

出展は昨年に続き今回が2回目。前回も反応はあって良かったのだが、自分たちの対応ができていなかったのが反省点。それをふまえて今回はやみくもに声をかけるのではなく、本当に自社チェーンに興味もってくれていそうな方にだけ対応したとのこと。扱う商材は香水のみ。それだけに加盟希望者からはブランドの信頼性や品質についての質問が多かったそうだ。 >> チェーンの詳細はコチラ

リサイクルブティックチェーン CoCo
会長 中村吉彦氏

単なるリサイクル店ではなく、あえてリサイクル「ブティック」と名乗る。従来とは違う一つ上のランクを狙った意味を込めての命名だ。実際、取り扱い商材も従来のリサイクル店とは一線を画し高級宝飾品なども扱う。 出展は、今回が初めて。経費を掛けてまで出展したのは、直営店としての実績、自信。周りからの期待などを考えFCでの店舗展開を決心。
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ChocolateGraphics
マネジメントコンサルタント 中野晰氏

オーストラリアから発信する一風変わったチョコレートを販売するFC。本物のチョコレートに印刷のようなデザインをほどこし、プレゼントや記念品・メッセージカードなどさまざまな用途に使うことができる。 出展は今回が初めて。目的は販売店の募集ということで、ブースにはたくさんの個性的なチョコレートが並んでいた。

わくわく広場
取締役社長 高品政明氏

今回がFCショーデビューだが、既に6年前から展開は開始しており直営店は地元の千葉県に50店ある。満を持してのFC開始ということだろうか。地産地消という時代のトレンドと小商圏でも成立するというフランチャイズには有利な条件で展開をはかる。加盟店は野菜の売上高の20%を各契約農家から受け取ることができる。

Family Mart
開発本部 店舗開発業務部 野村一彦氏

なんと言っても特筆すべきはストアスタッフの研修を行うための移動研修車をブース内に持ち込み展示していることだろう。これによって来場者の何人かはファミリーマートの本部ってここまで加盟店の面倒を見てくれるのかと思ってくれるという期待もあるのだろう。実際、ブースに立ち寄った来場者の多くは車内の充実した設備を興味深そうに見学していた。

ゴルフパートナー
FCサポート部 店舗開発課 課長 岡亨氏

中古ゴルフクラブの買取・販売店チェーン。市場シェアとしては業界ナンバーワンを誇る。ゴルフ用品の知識に精通していなくても買取査定ができるシステムや、加盟店同士が在庫を共有し合うことができるバーディーネットなどを通じて加盟店の売り上げサポートをはかる。ショーへの出展は2回目。完全な全国チェーン展開を目指し、新たな企業との出会いを求めての出展。
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フードサービス業

クレープハウス ユニ
代表取締役社長 嶋川弘氏

テイクアウトもできるクレープ専門ファーストフードチェーン。クレープの本場フランスのBALPE社が技術提携先ということで、高いブランド力をもつ。本部のセカンドライフプランは東京都経営革新計画に承認。ショーには第1回目から連続で23回目の出展。継続は力なり。法人主体で始まったビジネスモデルだがバブル期を境に、個人主体へと変わっていく。
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牛角
第2SS本部 事業開発1課 課長 鈴木泰宏氏

トータルでの出展は今回が4回目だが、今までの3回は全て業務提携先との共同出展ということもあり、単独での出展は今回が初めてとなる。ブース内で行われていた説明会では多くの人が耳を傾けていた。

イタリアントマト
開発部 課長 橋谷秀幸氏

フードサービスとして4業態を展開。加盟希望者はロケーションや条件に合わせた業態を選択できる。今回の出展は各業態のプレゼンテーションが目的。出展は2回目。昨年よりも来場者も多く、内容的にも有意義な話ができたとのこと。
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an.co
代表取締役 登佐拡通氏

社名もan.coならチェーン名もan.coそして扱う商材ももちろんアンコとわかりやすさではピカイチだ。代表の登佐氏自身が以前FC本部で営業活動を行っていた経験を持つ。そこでのスクラップアンドビルド的なフランチャイズ加盟店の展開に疑問をもちフランチャイズではなくライセンスビジネスとしての店舗展開をはかっているそうだ。

麺屋 空海
開発部チーム長 辻 聡氏

本業はインキュベーション支援という起業者向けのコンサルティングを行う会社。今回は自社展開するチェーン店の知名度の向上を目指しての出展とのこと。 店舗の特長は女性でも一人で安心して来店できる店作り。サポートの特長は発注後翌日到着する一括発注物流システム。

味千拉麺
営業部 店舗開発課リーダー中山雅光氏

海外でも好評な熊本生まれのラーメンチェーン。 今回18回目の出展ということでFCショーへの出店では最古参というところか。出展の目的は世界でも認められている商品力の高さを見ていただくこと。チェーン展開にあたっては加盟店の利益はもちろん重要なことだが、それだけではなく人のつながりを重視したビジネス作りを中心に加盟希望者とはお話したいとのこと。>> チェーンの詳細はコチラ

ヨーゲンフルーツ
代表取締役社長 山内英貴氏

1986年カナダ・トロントで生まれた、フローズンデザートのチェーン。フルーツの触感が残る商品は味の点でも独自性をもつ。 「加盟希望の方には全てをオープンにして、判断していただくよう説明するように心がけている」そうだ。出展3回目

ばくだん焼本舗
代表取締役 蓮尾篤氏

ブース内で試食を実施したところお客が殺到し長蛇の列を作ってしまったため、肝心の商談に割く時間がたりなくなってしまったとのこと。加盟希望者に一番訴えたいことは、平均2坪の店舗でも多い日は日商45万円を売り上げるというその効率の良さだそうだ。短い時間だが社長の人柄の良さがにじみ出るようなインタビューだった。
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大阪梅田お好み焼き本舗
FC開発部 アシスタントマネジャー 田村公一

お好み焼きの市場規模は1840億円あり牛丼の市場規模にほぼ匹敵するという。でありながら牛丼市場に比べ著名なチェーンが存在しないのも事実。そんな業界にいくつもの業態で成功をおさめてきた同社が参入してきた。もちろん同市場にチャンスありと見てのことだろう。自らが『清く正しいフランチャイザー』を標榜するその姿勢には注目が集まる。

赤から
代表取締役 水谷準氏

鳥の「セセリ焼」と甘辛の名物「赤から鍋」という2つの目玉商品を全面に押し出した名古屋発祥のフードチェーン。明確な商品とその商品力に対する自信が伝わってきた。一見関連性のない2つメイン商品の両立や、ロイヤリティがないライセンスパッケージという形態をとっているのもまた、ユニークだ。

半田屋
常務取締役 半田俊太郎氏

今回がFCショーは初出店だが、店舗数は既にFC、直営合わせて48店舗を展開している。ブースを訪れた見学者にとにかく見てもらいたいのはリーズナブルな価格設定と、豊富なメニューということだ。二日目を経過した時点で機会の多さに好感触を得ているようだ。

かぶら屋やきとん / わっはっはっ風月 / スープカレー心
RM事業部 リレーションシップマネージャー 丸山恭一氏

個人向として成功率の高い立ち飲み居酒屋や人気のスープカレー、本格的なお好み焼きなどを手がけるリンクワンだが、FC事業以外にも教育コンサルティング事業や人材採用支援事業なども行っている。多様な事業と複数のFCブランドを持つことでそれらが有機的に結びつき出店のスピード化や加盟店のサポートをより有効にしているのかも知れない。

ゴーゴーカレー
取締役 営業本部 本部長 小林健二郎氏

他に類のない独特の味で展開しているFC。昨年調査に来て是非次は出店したいと思い今回初出展。 反響は思っていた以上に良いとのこと。

味噌屋
店舗業務部 部長 松田等氏

一般的な塩や醤油味のラーメンは一切おかず、味噌ラーメンだけを提供することに的を絞った味噌専門ラーメンFC。工場で作った濃縮スープを各お店で薄めて提供するようなそんな簡素化された誰でもできるフランチャイズではないことを強調する。スープは各お店で一から作るため、FC展開もチェーン展開と言うよりも「のれんわけ」であるという。今回初出展。>> チェーンの詳細はコチラ

チャイナクイック
CQパワーキッチン事業部 課長 秋元孝治氏

本格中華厨房車CQパワーキッチンで移動販売で店舗と同じ中華料理を提供するFC 8コマのブースとCQパワーキッチンで注目を集めていた 出展2回目。
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サービス業

夢のベースボールクラブ
和田哲幸氏

リーグ等には属さず、技術ではなく野球という団体スポーツを通して子供にしつけや社会性を身につけてもらうことを目的とした日本初の野球チームFC。一昨年の11月に事業を立ち上げたばかりで、現在のFC店舗は2つ。まさにこれからといった勢いを感じた。 ショーには今回が初めての出展。めずらしい業態のFCということもあり、反響は上々のようだ。

TSUTAYA
FC事業本部 営業推進チーム マネージャー 中島研太氏

出展企業の中で最大の広さを確保していた同社のブースでは業種に相応しく、巨大なスクリーンには次々と魅力的な映像が映し出されていた。説明も分かりやすく多くの来場者が足をとめ映像を眺めていたようだった。スクリーンで主に訴えていたのはTSUTAYA単体ではなくCCCのグループとして加盟店をいかにバックアップしていくかということだった。

スペースクリエイト自遊空間
営業開発課 営業担当 係長 塚田康夫氏

複合カフェの業界で店舗数・売上高トップのFC 今回、6回目の出展でやる気を持っている方が多く来場されるので成約率も高く、絶好のPRの機会ですとFCショーについて語ってくれた。

ムービーバンクジャパン
代表取締役兼CEO ディノチェスタ氏

フランス・カナダ・スウェーデン・ノルウェー・デンマークなどで展開する多国籍企業グループとしての実績を持つ DVD自動レンタル機を使用した低いランニングコスト24HのDVDレンタルサービスを提供するFC。

インケ
雨宮二美男氏

インクジェットカートリッジの詰め替えサービスのFC まだまだ日本国内ではあまり認知されていないインクの詰め替えだが、 認知度を上げるために今回3回目の出展。

エステツィン
代表取締役 緒方奈美氏

エステティックサービスを全国展開するFC 5回目の出展だが例年に比べエステティックに対する意識が上がっており、複数の店舗を経営している方からの反応が多いとショーの感想を語ってくれた。

ダイオーズ
取締役 開発生産本部 本部長 依光啓介氏

エンジ色の統一カラーが際だつ作りのブースだ。フランチャイズ本部としての長い歴史を有する同社だが今回の出展は久しぶりとのこと。一つには東証一部への上場を記念しての出店ということもあるとのこと。FC本部としての同社の強みは、各都道府県に支店があることで加盟店のサポートに直接短時間で向かうことができる点だ。
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ベンリーチェーン
取締役社長室長 村中信介氏

45日間の集中合宿研修を行っており、技術研修、店舗運営研修や現場実習も取り入れている。「習うよりも慣れろ」をモットーにできるまでやってもらうという姿勢で加盟店と接する質の高い研修で有名。 今回が6回目の出展。このFCショーは法人の方の見学が多く、法人加盟に力を入れている同社としては最適のショーということだ

ダイコクヤ
FC事業本部 本部長 若林英之氏

今回が出展は連続2回目。前回は初めての出展ということもあり、十分に出展効果を 検証できなかったため、もう一度出展をしてみたとのこと。結果は上々と言うことだ。 加盟希望者から一番多く寄せられる質問は目利きの部分だそうだが、それに対しては自社での経験と1ヶ月半の研修で対応はできると自信まじりに語っていただいた。

コミックバスター
営業部長 田中陽輔氏

このFCショーは年間を通じて最大のイベントであるととらえている。100店舗の店があれば100通りのタイプが必要だが、それをうちは実現できることを訴えていきたいという。複合カフェとひとくくりにすることはできないそうだ。

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おそうじ本舗
加盟店開発部 次長 川上健一郎氏

全国に800店舗をかまえるハウスクリーニングサービスのFC。質の高いサービスと全国展開による対応力に自信あり。開業支援、オーナー支援といった専門の部署もあり、サポート体制も整っているようだ。 今回が3回目の出展。インタビューは初日の午前中だったが、早くも多数の反響があったようだ。

ITTO個別指導学院
開発事業本部 松井学氏

加盟金の発生は加盟店がある程度の成功(学習塾なので生徒数の確保)があってからというのが特長だ。最初から加盟金を取るというのではなく、一種の成功報酬的なやりかたをとっており、いわば本部と加盟店は一蓮托生的存在ということでお互いが適度な緊張感を生み出せるような姿勢で臨んでいるそうだ。

オーシーペットモービル
代表取締役 藤安義雄氏

米国、オーストラリア、カナダ、メキシコで展開されているペット出張グルーミング出張サービスのFC。 自身もペットが大好きということで、ペットが好きな方に加盟していただきたいと藤安代表 出展3回目。
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イレブンカット
FC事業部 部長
松渕和彦氏

ビジネスコンセプトとしてはカットに要する時間が11分で高回転を実現するという点を明確に打ち出す。本部のバックアップとしては直営店データを元にした的確な商圏や立地の提案、効率的な店作りが自信だそうだ。今回の出展は2回目。

ベンケイ
所長 石橋浩一氏

ほとんどの車椅子が自力で乗り越えることの出来ない2cmの段差を越えることが出来る車椅子などの福祉用具をレンタルするFC 実際に車椅子を体験できるスペースを設けていた 前回も数件成約があり今回2年連続の出展。

EXETE
営業統括マネージャー 内田兼司氏

女性向けスパ(サーキットトレーニング・ヨガスタジオ・岩盤浴)のFC。わずか一コマの出展スペースだったがブースデザインを工夫することで目立たせることができ多くの見学者、相談者を獲得できたという。今回初出展

明光義塾
FC事業部 開発課 課長代理 温品孝弘氏

教室数、生徒数では業界トップを誇るという。FCショーへの出展については出していない記憶がないというほどの常連。今年は例年以上に地方からブースを尋ねて来られた方が多く、こういった遠方の方と近くで話ができるのもFCショーの魅力だそうだ。
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スクールIE / WINBE / チャイルドアイズ
FC本部開発部 開発課課長 駒崎勇人氏

FCショーには毎回のように出展しているが、このショーの特長は法人の来場者が多いことだという。FCとしての特長は平均生徒数100名であることと、投下資本の回収が1年以内の11ヶ月で可能だという点だ。学習塾というのは一種の会員制のビジネスなので将来にわたってのプランがたてやすいということもこたえてもらった。
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はんこ屋さん21
取締役開発本部長 岡秀信氏

業界最大手のはんこ屋チェーン。 やはり日経主催のFCショーは、個人より法人での参加が多く、自分たちのような個人事業主をターゲットとするチェーンにとっては今ひとつ反応は良くないですよと正直に話してくれた。

フィットネスジム カーブス
営業推進部 小川光紀

アメリカ生まれの女性専用サーキットトレーニング・ジム。世界中で、現在400万人以上の会員がいるという。サポート体制について尋ねたところ、あえて徹底的なサポートを行うことはないとの答えだった。本部はノウハウや手法は十分に提供するので、それをどう活用するかは加盟店次第という考えだ。甘言で加盟希望者を釣ることがまま見られる業界にあっては潔いとも言えるのではないだろうか。

支援ビジネス

センターミール
取締役 事業統括本部長 垣本啓紀氏

同社と同じ高齢者向け宅配事業をFC展開しているのは同社を含めて3本部がある。同社のブースを訪れる見学者が一番ぶつけてくる質問はそれら3社の違いだそうだ。つまり、ブースを訪れる見学者は既に高齢者向けの宅配事業というものを事業として進めたいとのプランができあがっている人が多いということだ。
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ベンチャーリンク
WEBマーケティング課 統括マネージャー 小野崎記子氏

多くのフランチャイズ本部を上場に導きあるいは業績向上をもたらした同社も現在はフランチャイズファクトリーからフランチャイズメーカーへの大きな方向転換を図っているところだということだ。 自らがあるべきフランチャイズ本部像を求めながら、同時に行っているブース内でのセミナーのタイトルも「正しい本部の選び方」ということだ。

ベンチャーコントロール
事業推進室 星川陽祐氏

通常の本部であれば、壁に貼ってあるチェーンのポスターは一種類か多くても三種類までだ。しかしこちらのブースには壁一面に色んな業態の案内ポスターが貼ってある。飲食が多いようだが、エステなどのポスターもある。FC支援というブースのカテゴリー通り、自らがFC本部というわけではなく契約FC本部の加盟希望者の開発代行がメインのようだ。別の収録にもあるベンチャーリンクが以前行っていたという業務に近いようだ。