
Divaluxe 創業者 中西 満 氏
「カラオケ」は既に日常風景化し、いつでもどこでもカラオケ、家庭でカラオケもネットの発達によりかなり浸透してきている。
海外でもKARAOKEという言葉でそのまま通じるほどになって久しい。マイク片手に好きな歌を熱唱するというスタイル、カラオケ文化というものが存在していると言っても良いだろう。
その文化の中でいくらかでも腕を磨こう、上達したいと思う人間がいるのは当然だし、実際、カラオケ教室などは各地に相当数存在する。
歌ったあとに、もうちょっと上手かったらいいのになと苦い思いでマイクを手放した経験は誰にでもあるのではないだろうか。
Divaluxe(ディーバリュクス)もそんなカラオケ教室のようなものと呼んでも間違いではない。
しかし、一歩教室に足を踏み入れると、その空間は明らかに従来イメージしているカラオケ教室とは違ったものであることが分かる。
実際、本部でもカラオケ教室ではなくボーカルスタジオとうたっている。
スタジオの名の通り、防音設備を施された幾つかのブースが並び、中ではセミプロ級の講師がマンツーマンで生徒にレッスンしている。
かといっていわゆるボイストレーニングのような本格的なものというわけではなく、それゆえに授業料も割安感があるため、手軽にファッション感覚で歌のレッスンが受けられるというのをビジネスモデルとしている。
Divaluxe(ディーバリュクス)創業者である中西氏によると、このモデルは学習塾などとビジネスモデルがほぼ同じため、同様の成長曲線が望めるのだという。
一方で学習塾はライバルの多さもあって教室の乱立により各地で生徒の奪い合いが発生しており年々商圏が狭くなってきているが、この業態はまだライバルがいないため、商圏も10Km程度は見込めるのだという。
加盟店もまだ少ないためそれだけの商圏を保障することも可能なのだ。
10kmと言えば駅で言うと2,3駅の距離になるがその程度は歌のレッスンのためならと通ってきてくれるものらしい。
レッスンスタジオと言えばまるでプロを目指す人間だけが集っているような印象を与えてしまい、小商圏で数の多さで勝負するフランチャイズパッケージには向かない。そういった意味で中西氏が言う、フィットネス感覚で通うことができるスクールというのはフランチャイズパッケージとしては正解なのだろう。
教室の中身としてもフィットネスジムのように手軽に始めることができるが、やっていることはプロも目指せるようなスクールということだ。
また、学習塾であれば講師の採用が年々厳しくなっており、質の高い講師の確保は悩みの種だ。
少子化問題はお客様である子どもを直撃しているわけだが、教える側の講師にも波及しているというのが現実だ。
ますます、質の高い講師の確保は難しくなってくるだろう。
しかし、このボーカルスタジオにおいては比較的質の高い講師を集めることはそれほど難しいことではないということだ。
このことはオーナーにとっては事業展開上の気苦労の一つが解消されると言って良い。
中西氏も、「フランチャイズ展開にとっては良いことだらけですが、まだまだ認知度は低いですし、確立していない業態であるため成長の可能性や事業内容を十分に分かってもらうことが私のやらなければならない重要な仕事です。」と話す。
中西 満(なかにし みつる)
1976年 京都府出身
慶応義塾大学 経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング勤務を経て、2005年1月 Divaluxeを創業。半年に1店舗のピッチにて展開
2008年9月 FC展開スタート
2011年 関西エリアでの面展開完成を目指す
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