FC検討者はコロナ前より120%増加!2021年のフランチャイズ加盟検討トレンド

フランチャイズWEBリポート編集部 |2021年12月29日 公開
フランチャイズWEBリポートのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

ども、ウェブリポ編集部の浅野です。2021年もいよいよ残りわずか。今回は、フランチャイズ比較メディア『フランチャイズWEBリポート』に掲載している100を超えるビジネスの中で、2021年に注目を集めたビジネスを紹介します。

独立開業・新規事業を検討している方がどの業種業態に注目していたのか、など、コロナ元年の2020年との傾向も比較しました。2022年の新規事業検討にお役立てください。

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2021年最も注目を集めたフランチャイズ

まずは今年ウェブリポでもっとも注目を集めたビジネスを5位までご紹介します。

2021年1月1日~2021年12月20日までの約1年間、フランチャイズWEBリポートを通しての資料請求・説明会応募といったお問い合わせ回数や閲覧回数などを独自の採点基準で集計

最も注目を集めたのは、ペット共生型の障害者グループホーム「わおん」。全国的に拠点が不足している障害者グループホームを展開しているだけでなく、ペットと共に過ごすことができる介護福祉施設で、障害者と保護犬・猫の両方を救うビジネスです。

続く「ライフデリ」もわおんと同カテゴリの福祉ビジネスで、高齢者に弁当を届ける配食サービスです。ひとり暮らしの高齢者を見守る役割も担っていたりと、高齢社会でご家族からの需要も高くなっています。飲食店ではないのでキッチンスペースのみの開業ができ、毎日配達する定期依頼が基本となるのでストック型ビジネスであることなどが注目のポイントとなっているでしょう。

3位のお弁当チェーン「ほっともっと」は昨年に引き続きランクイン。中食ビジネスの需要の高さとほっともっとの知名度が合わさり検討者が増えたのでしょう。

そして4位に入ったのは、地域活性化事業「まいぷれ」です。地元の情報を発信する地域ポータルサイトを運営する事業を通じて、地元に貢献できるのはもちろん、地域のつながりを構築もできます。本業とのシナジーを見込んで加盟を検討する方もいます。ウェブリポでも愛媛県の四国中央市や、北海道の千歳で活躍しているオーナーを取材しました。

続く5位にはスマホ修理の「スマホなおし太郎」がランクイン。昨年も注目を集めていましたが、生活必需品であるスマホに関わるビジネスであり、利益率の高さや小スペースで始められることから既存店舗に併設する形での開業ができることも注目のポイントでしょう。

5位以降のブランドについて、独立開業検討者に注目されたビジネス30選をまとめていますので、2021年の傾向としてこちらもチェックしてみてください!

直近3年間でのビジネス検討の変化

2021年も引き続き、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本格的な経済活動復活はお預けとなりましたが、2021年10月以降は感染状況も落ち着き、規制緩和が進みはじめたことで徐々に回復していくものと思われます。

独立や新規事業検討については、過去3年間の問い合わせ数を比較すると年々増加。2021年も幾度となく感染増加の波はありましたが、個人の独立や法人の事業多角化、業態転換のためにフランチャイズの加盟検討者については、コロナ前の2019年と比較すると問い合わせ数は約120%に増加しました。

流行や経済の流れが年々早くなっていくなか、ノウハウが無くても比較的短期間で開業をすることができ、他店舗で培ったノウハウを直ぐに享受できるフランチャイズは現代に適している経営方法として高い関心を集めているといえるでしょう。

業種業態ごとの問い合わせ数の変動(前年比較)

昨年対比でみた2021年の各業種業態への問い合わせの変動割合(※年間通して各業種の掲載数の変動がありますので参考として御覧ください)

昨年に引き続き注目の的は中食ビジネス

ウェブリポのお問い合わせを業種業態で分類し、もっともプラスの変動が大きかったのは中食ビジネスで、62.56%の成長となりました。テイクアウト・デリバリーの盛り上がりは続いており、昨年から引き続き中食ビジネスの検討者は増加しているようです。

キッチン設備だけを所持し、複数の飲食ブランドを一つの店舗で取り扱うゴーストレストランの店舗が一般に認知されるようになり、需要が増加していることも検討者が増えている理由の一つではあるでしょう。

自宅での自分磨きを応援する理美容・健康ビジネス

次に成長率が高かったのは、美容・健康ビジネスです。2021年に東京と大阪で開催されたフランチャイズの祭典「フランチャイズ・ショー2021」でも例年より出展が増えた印象があった理美容・健康ブランド。

なかでもエステ系は技術を提供するサロンだけでなく、技術と基礎化粧品など物販を取り扱うことで継続的な利益を見込めるブランドもあります。外出が減ったからこそ「自分磨き」に力を入れる人も増えており、そういった需要増加に対する供給としてビジネス検討をする人が増えているようです。ウェブリポ内では副業としてできる理美容ビジネスだけでなく、セルフ型の脱毛サロンなど自由度の高いサロン経営ができるブランドが多いこともお問い合わせが増えた理由の一つでしょう。

2023年に独立開業や新規事業検討者が選んだビジネスベスト30

経済活動の再開のいまが準備のチャンス

2021年はどのような年でしたか?2022年こそは!という方も少なくないのでは。年末年始は時間を有効活用し、気になるブランドの情報を集めるチャンスです。今のうちに予定を立てて開業準備を進めていきましょう ♪

そしてまだ加盟したいブランドや業種業態が決まっていないという方は、他の独立開業検討者が注目しているブランドから探して見るのはいかがでしょうか?

2021年に注目を集めたブランド30選」から、いまどんなビジネスが注目されているのか、その理由や傾向をつかんで独立開業・新規事業のビジネスを選ぶ際に参考にしてみてください!

フランチャイズWEBリポートのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

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