トランクルームは需要拡大?経営するならどんなブランドがある?

フランチャイズWEBリポート編集部 |2023年02月02日 公開
トランクルーム

みなさん、普段使わないものはどこに収納していますか?自宅の収納スペースや空いた場所に収納している人が多いかもしれませんが、場合によっては自宅だけではスペースが足りなくなることもあるでしょう。また、企業や事務所の場合、収納したいものが多く、会社が雑多な印象になりかねません。そんなときに便利なのがトランクルームです。

トランクルームは近年、利用者が増加しており、ビジネスとしても注目されています。今回は、土地活用や、副業、投資型ビジネスとしても開業できるトランクルームについて解説しますので、興味がある方はぜひご一読ください。

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トランクルームの市場性

トランクルームを開けている様子

まずはトランクルームの市場性について解説します。

そもそもトランクルームとは

トランクルームは、家具や書類・衣類などの荷物を収納するためのレンタルスペースのことです。一般的には、月々の利用料金を支払うことで利用できるようになります。また、「レンタル収納」、「レンタル倉庫」などと呼ばれることもありますが、これらは「トランクルーム」とほとんど同じサービスです。

トランクルームには、屋外型や屋内型のほか、バイク専用のものや空調システムが完備されたもの、さらに近年では荷物の収納をすべて宅配業者が行なう「宅配型」などが登場しています。

トランクルームの使用状況

J-Net21が2022年6月に行なった調査によると、「トランクルームを1度も利用したことがない」人の割合は約93%と、圧倒的に高い結果となりました。

しかし、近年は新型コロナウイルスの流行と働き方改革にともない、テレワークをする人の割合が増加。とくに首都圏では、事務所の縮小や移転などで、会社の書類や備品を預ける法人からのニーズが増加傾向にあるようです。

トランクルームの市場性

トランクルームの使用状況から、あまりトランクルームをビジネスにすることは将来性がないと思った方もおられるかもしれません。しかし、2021年11月に株式会社キュラーズが発表した調査結果によると、トランクルーム市場は2008年に270億円となっていましたが、2021年時点では670億円と2倍以上の成長を見せています。

さらに、矢野経済研究所が2021年に発表した2020年度の市場調査では、近年は成長速度が鈍化しているものの、市場は緩やかに増加しているとしています。

つまり、消費者のニーズにこたえることができれば、トランクルームのビジネス性は高いといえるでしょう。

トランクルームを事業にするメリット

経営にメリットのあるトランクルーム

トランクルームを経営するメリットはどのようなものが挙げられるでしょうか。数ある魅力のなかから厳選した4点をご紹介します。

初期費用を抑えられる

とくにコンテナタイプのトランクルームは、土地にコンテナを設置するだけでも開業できます。
賃貸不動産や店舗経営に比べると初期費用がコンテナと土地の購入資金のみなので、かなり初期費用を抑えられるでしょう。

空調や照明といった設備を省く場合であれば、土地代や維持管理費以外でランニングコストが必要になることもありません。

管理の手間がかからない

同じ土地活用方法として賃貸用の不動産物件が挙げられますが、賃貸用の不動産物件はこまめな管理が必要です。敷地内の清掃、雑草の駆除、巡回など賃貸物件で必要な管理はトランクルームの場合、必要ありません。

また、賃貸物件は利用者の使用状況や経年劣化によって大規模な修繕は、当然出費もかさんでしまいます。トランクルームは基本的に荷物を置くための場所なので、人が常に生活している賃貸物件に比べて利用者同士のトラブルが少なく、修繕が必要になることもほとんどないため管理の手間がかかりません。手間がかからないので、副業や投資として開業するのにも適しています。

土地の有効活用ができる

トランクルームは荷物を置くための場所なので、住宅や店舗用の土地ほど立地は重視されません。郊外にある土地や、周辺の状況によって日当たりが悪い土地など住宅として好まれないような土地でも有効活用することができます。
狭小地や不整形地であっても十分活用することができるのは大きなメリットです。

ただし、荷物の運搬をするための移動がしやすいかは考えておく必要があるでしょう。

安定した収入が見込める

トランクルームの多くは利用するにあたって、月々の利用料金が必要です。長期利用者がいれば、長く安定した収入につながります。
一般的に、短期の場合は引っ越しのための荷物置き場、長期の場合は自宅などの収納で、半永久的な利用がトランクルームの主な目的であることが多いです。

賃貸物件は空室の場合でも管理費用が発生しますが、トランクルームは空室でも管理費用が発生しないため、出費を抑えることもできます。また、初期費用が賃貸物件に比べて安いため、投資回収も早くなるでしょう。

トランクルームへの参入はフランチャイズで!

車のトランクを開ける女性

トランクルームの経営を新たに考えている場合は、フランチャイズ参入を検討してみてはいかがでしょうか。

少ない費用で効果的な宣伝ができる

フランチャイズ参入の場合、宣伝など集客に必要なことは本部が行なってくれるケースが多く、宣伝にかける費用や手間を省くことができます。とくに複数のトランクルーム経営の実績があるフランチャイズでは、ネームバリューだけでも高い宣伝効果が期待できるでしょう。

一方、自分でイチから経営する場合は自分で宣伝などをしなければなりません。しかし、荷物を預ける業者が信頼できないと利用者は現れにくいでしょう。新規事業の場合、まずは信用できる業者かを証明することが必要です。その点、最初からブランドの知名度や実績を利用できるのがフランチャイズ参入のメリットであり、信頼を獲得するための近道にもなると言えるでしょう。

経営ノウハウを得られる

賃貸物件に比べて管理しやすいトランクルームでも、ほったらかしにしてよいわけではありません。フランチャイズでは、トランクルームの経営ノウハウが蓄積されているので、経営に必要なことを教えてもらえる点が最大のメリットといってもよいでしょう。

また、トラブル時の相談役がいることで、精神的安定にもつながります。

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フランチャイズで開業するトランクルーム業態

経営にメリットのあるトランクルーム

最後に、フランチャイズ加盟できるトランクルーム業態をご紹介します。

収納ピット

運営会社 株式会社アンビシャス
会社所在地 〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8階
初期費用 初期費用 650~1,200万円
店舗数 470店舗(2022年3月時点)

投資型トランクルームのフランチャイズです。業界で唯一店舗売却が可能であり、撤退ゼロ、出店スピード日本1を誇ります。

Space Plus

運営会社 株式会社ランドピア
会社所在地 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-18-2 中野オイスタービル 4階
初期費用
店舗数 385店舗(2023年1月時点)

レンタル収納スペースPiO

運営会社 押入れ産業株式会社
会社所在地 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2丁目1-23 神田東山ビル6階
初期費用 100万円~
店舗数 146店舗(2023年1月時点)

全国40都道府県に所在地があり、利用者ではなく作業員が荷物の出し入れを行なうフランチャイズです。ネットワーク体制が整っているので、顧客の対応などを任せることができます。

初めてのトランクルーム経営もフランチャイズなら安心!

空いた土地を活用できるトランクルームビジネス

トランクルームは土地活用ができ、管理の手間がかからないビジネスです。しかし、安定した経営には経営ノウハウが欠かせません。これから新しくトランクルームに参入するのであれば、経営実績が豊富なトランクルームのフランチャイズに加盟してはいかがでしょうか。

フランチャイズWEBリポートでは、土地活用ができるフランチャイズについて、詳しい情報を掲載中です!気になる方は、ぜひご覧ください!

トランクルーム

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