不足している福祉サービスを補う!障害者デイサービス「ワーカウト」のフランチャイズとは

フランチャイズWEBリポート編集部 |2021年01月08日 公開 (2021年01月26日 最終更新)
運動する男女

現代社会ではASDやADHDといった新たな障害が多数発見されており、日本国内においても障害者の総数が年々増え続けています。しかしその一方で、そうした障害を治療したりサポートしたりするための施設はなかなか増えず、精神病院に至っては年々ベッド数が削減され、退院促進まで行われている現状も。

このような状況に対し、今までにない新しい取り組みで、障害を持つ人々を支えようとする事業があります。それが、日本初の運動療法をおこなう障害者デイサービス「ワーカウト」。今回はワーカウトについて、その特徴や事業としての展望をご紹介します。

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障害者福祉サービスや施設の必要性

日本における障害者の数は、年々増加の一途を辿っています。平成23年には790万人と言われていた障害者総数は、平成30年には990万人まで増加しており、約12人に1人が何らかの障害を抱えているという計算になります。ただ、そのうちの900万人は軽度の障害であり、正しいサポートや援助があれば、健常者と同じような日常生活を営むことは難しくありません。

しかし、障害者が増えている状況にもかかわらず、日本国内では障害者をサポートするための施設が圧倒的に少ないという現状があります。

例えば、軽度の障害者が少人数で共同生活をしながら社会生活を営む障害者グループホームは、約200万人分、約4万拠点が足りない状況とも言われるほど。その一方で、精神病院はベッド数削減や退院促進を積極的に行なっており、今後施設不足はますます大きな課題となっていくことは容易に想像できます。

日本の障害者問題へ立ち向かうアニスピホールディングス

ガッツポーズ

日本が向き合わなければならない、障害者支援への課題。そんな大きな壁に対し、真正面から取り組む企業があります。それが、株式会社アニスピホールディングスです。

アニスピホールディングスの代表的な事業が、ペット共生型障害者グループホーム「わおん」。わおんは、障害者とペットが共に過ごす事のできる介護福祉施設で、利用者が動物と触れ合うことで生活の質の向上が期待できます。さらに、施設内にいるのは保護犬・猫なので殺処分される小さな命を救うこともできる、人と動物のためのグループホームです。

2018年7月にレベニューシェア参画企業の募集を開始し、わずか3ヶ月で41社、約500拠点の出店計画ができるほど、注目の高いビジネスです。「人間福祉と動物福祉の追求」という高い志を掲げながら事業に取り組むその姿は、まさしくこれからの日本に求められる理想の企業像と言えるでしょう。

そして、アニスピホールディングスは、わおんだけではなく新たな障害者支援にも積極的にもチャレンジしています。その中の一つが、2020年よりスタートした生活介護障害者デイサービス「ワーカウト」。ワーカウトもまた、わおんと同じく、他にはない独自の魅力を持ったビジネスです。

アニスピの新しい業態のワーカウトとは

アニスピホールディングスが新たに始めた業態である「ワーカウト」は、フィットネスをデイサービスに取り入れることにより、脳へ良い刺激を与え体力の向上と心身の健康を保つことを目的とした新しいサービスです。

運動療法をメインに据えた障害者デイサービスは日本初。キックボクシング、ヨガ、パーソナルトレーニングスタジオ「3RD Place」を運営する株式会社エイチエルとタッグを組むことで、この福祉事業が誕生しました。運動のプロが開発したプログラムで、利用者の体力向上と心身の健康を保ち、グループレッスンによる精神症状の改善を狙っています。

「3RD Place」とのコラボ

障害者支援として、利用者に対するサービスの充実度も相当高いものではありますが、事業としての魅力も大いにあるのが、ワーカウト最大の特徴と言えるでしょう。売上の約9割は国からの介護給付費であり、さらに利用者は保険を活用することで低価格で利用できるため通いやすく、景気に左右されにくいビジネスといえます。投資回収は最短1年未満も期待できるので、コロナ禍で経済状況が懸念されるなか、安定経営が期待できる事業としての注目も集めています

フランチャイズ募集をスタートしてから、フィットネスジム経営や介護事業経営という近しい業態からの参入はもちろん、製造業や建築業、不動産業など、幅広い業態からの加盟検討企業が集まっています。「有望な新規事業として」「社会貢献事業として」「With コロナ対策事業として」など、それぞれ思いは異なりますが、多くの企業がワーカウトの事業性に確かな魅力を感じ、参入を決定しているのです。

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ワーカウトのフランチャイズ募集情報

フランチャイズ

最後に、社会貢献性が高いだけでなく、事業としての確かな優位性も併せ持つワーカウトのフランチャイズ募集情報について紹介しておきましょう。

ワーカウトのフランチャイズ契約情報は下記の通りです。

契約形態 フランチャイズ
ロイヤリティ 毎月の介護給付費(処遇改善加算は覗く)を売り上げとし、そのうち8%
自己資金 1750万円以上
契約期間 6年
開業までの日数 120日
契約更新 契約は6年間で、その後は自動更新

募集対象は個人、法人を問いません。ただし、ワーカウトではクオリティ担保のため、「毎月5社の加盟に限定」「適性審査および代表者面談の実施」があるため注意しましょう。

毎月5社の加盟に限定されてしまうのは、一見すると条件が厳しいように感じるかもしれません。しかし見方を変えれば、それだけ手厚いサポートが受けられるということでもあります。

障害者福祉事業の基礎から給付費の申請方法まで運営面をフォローした研修が実施され、現場の運動トレーナー向けの研修も用意されています。また、オンライン定期面談やマニュアル提供、勉強会開催など多彩なサポート制度などもあり、安心して運営することができるのです。

こうした手厚いサポート体制も、他業種からの参入が後を絶たない秘訣と言えるでしょう。いくら事業として優れていても、ノウハウやメソッドがなければ、参入の一歩を踏み出すことは難しいものです。しかしワーカウトならば、例え経営未経験や福祉事業未経験であっても、必ず事業を成功させることができるという自信すらも、身に付けることができるはずです。

ワーカウトで社会に貢献しつつ、安定した経営を実現しよう

日本国内の障害者福祉の現状と、それに真正面から立ち向かう株式会社アニスピホールディングス。そして同社が新たに取り組むワーカウトという業態について紹介してきました。

アニスピホールディングスは、わおんに代表されるように、これまでにない新たな取り組みで、日本社会にさまざまな価値を提供しています。またワーカウトは、まさしく今の日本が求める事業の一つであり、その社会貢献性は非常に高いと言えます。その一方で、ビジネスとして、さらにはフランチャイズとしての魅力もしっかりと詰まっており、単なる社会貢献以上の成功をもたらしてくれるでしょう。

ワーカウトわおんもビジネス参入者を募集しているので、コロナ禍によって先行き不透明な現状だからこそ、社会が求める事業に参入することで、新たな可能性としっかりとした安定の両方を探ってみてはいかがでしょうか。


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