ローソンのフランチャイズはサポートが充実!加盟のメリットを解説

フランチャイズWEBリポート編集部 |2022年04月05日 公開 (2024年03月19日 最終更新)
ローソン フランチャイズ

青い看板のコンビニといえばすぐにローソンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。コンビニ大手3社の1つであるローソンはフランチャイズ展開もしており、これからコンビニ経営を考えているなら契約内容を知っておくとよいかもしれません。

今回はローソンのフランチャイズ契約についてご紹介します。

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ローソンとは

ローソン 誕生 フランチャイズシステム

まずはローソンがどのようなコンビニなのかをご紹介します。

ローソンとは?

ローソンは株式会社ローソンが経営する日本のコンビニです。日本のコンビニ大手3社の1社であり、コンビニチェーン店3位の店舗数を誇ります。日本国内の店舗数は14,476店で、日本だけでなく海外にもローソンは進出しています。1996年に日本のコンビニとして初めて中国大陸に出店しました。中国のローソンは現在、現地子会社が運営しています。中国のローソンは現在4,000店以上にも上ります。 中国以外にはインドネシア、タイ、ハワイ、フィリピンに出店しています。特にタイの店舗数が多く、海外の店舗は3,621店です。

ローソンの歴史

ローソンはもともと1939年にアメリカ合衆国のオハイオ州でJ.J.ローソン氏が経営していたミルクショップが由来です。そのため、ローソンの看板はミルクが目印になっています。最初は牛乳のみの扱いでしたが、次第に客からの要望で日用品や牛乳以外の食料品を取り扱うようになりました。その後、アメリカ合衆国のシカゴ周辺でローソンミルク社のチェーン展開を始めました。

1959年にはアメリカの大手企業であるコンソリデーテッドフーズ社に買収されました。アメリカにローソンは現存していません。

日本では1974年に株式会社ダイエーがコンソリデーテッドフーズ社とコンサルティング契約を締結し、翌年にはダイエーローソン株式会社が誕生しました。日本の第1号店は1975年6月14日に大阪府豊中市にオープンした桜塚店です。フランチャイズ店は9月にオープンした桃山店が第1号店でした。

ローソンの特徴

ローソンの店舗のうち98%はフランチャイズ店です。オーナーの人数は5,000人程度なので、店舗数を考えると複数店舗の経営をしているオーナーも多いことが窺えます。

また、ローソンは通常のコンビニ以外にもさまざまなスタイルの店舗があることも特徴です。原材料や食品添加物にこだわったナチュラルローソン、食料品や日用品などをほとんど100円均一で購入できるローソン100、生鮮食品や日配食品を強化した生鮮強化型ローソンのような店舗は他のコンビニチェーン店にはありません。

ローソンでのポイントカードであるPontaカードによって消費者の購買データを分析し、高いニーズの商品開発に活かしているため、人気のある商品が多いことも特徴です。

ローソンのフランチャイズ概要

ローソンのフランチャイズ概要

ローソンのフランチャイズがどのようなものか、こちらで詳しくご紹介します。

ローソンのフランチャイズの契約概要

ローソンのフランチャイズ契約には3種類あります。店舗や土地をローソン側が用意する、または土地や建物を所持している場合で分かれます。さらに店舗と土地を本部が用意する場合、契約期間が5年と10年の2種類があります。
それぞれの概要は下記のとおりです。

契約タイプ FC-Cnタイプ FC-5nタイプ FC-Bnタイプ
土地・建物 本部 本部 オーナー負担
必要資金 310万円 310万円 210万円
対象地域 全国 全国 全国
対象 個人・法人 個人・法人 個人・法人
転居支援金 110万円 110万円 なし
契約期間 10年間 5年間 10年間
ロイヤリティー ・300万円以下:45%
・300万円~450万円以下:70%
・450万円以上:60%
・300万円以下:46%
・300~450万円以下:71%
・450万円以上:61%
・300万円以下:41%
・300~450万円以下:36%
・450~600万円以下:31%
・600万円以上:21%

※営業時間が24時間に満たない場合、上記各チャージ率に3%加算したものがチャージ率になります。

ローソンのフランチャイズ加盟の流れ

ローソンのフランチャイズ契約までの流れは下記のとおりです。

1.説明会に参加する
2.個別面談による相談
3.面接と審査
4.フランチャイズの説明
5.契約店舗の紹介(土地・建物を本部が用意する場合)
6.フランチャイズ契約の説明と締結
7.オープン前研修(1ヶ月)
8.オープン前準備
9.オープン

説明会は複数名のオーナー希望者と行なわれますが、終了後に個別相談も対応しています。そのため、気になることや不安なことがある場合は個別相談にも申し込んでおくことをオススメします。

ローソンのフランチャイズに加盟するメリット

最後にローソンのフランチャイズのメリットについてご紹介します。

独立支援制度

ローソンには契約社員から独立できる支援制度があります。

FCオーナー・インターン制度

契約社員としてローソン本部に1~3ヶ月のあいだ入社し、店舗でじっさいに業務を積みながら店舗経営について学びます。毎月30万円の給与が保証されており、契約期間の収入が不安な方も安心して研修に励むことができます。

また、独立支援制度には加盟金110万円の免除、加盟奨励金が支払われ、転居や住居費の一部支援が受けられるなど、手厚いサポートが設けられているので費用を抑えて回転させることができるでしょう。

ローソンキャリア制度

およそ1年間、契約社員としてローソンに入社してからじっさいの店舗で店舗運営について学ぶ制度です。こちらもFCオーナー・インターン制度と同じく毎月25万円の給与と賞与年2回を受け取ることができます。こちらも同様に加盟金110万円が免除、加盟奨励金が支払われ、家族の転居資金が受け取れるようになっています。

低資金での開店が可能

フランチャイズでの開業の場合、膨大な費用が必要になると思っている方もおられるのではないでしょうか。

ローソンの場合、初期費用が建物や土地があれば210万円から、建物や土地がなくても310万円からと低資金での開店が可能です。
コンビニでは食料品が賞味期限を迎えると処分しなくてはならず、それらの費用も負担しなくてはなりません。しかしフランチャイズ加盟をしていると商品売上高に対して一部の費用が本部負担になります。そのため、廃棄での費用が不安と感じている場合も安心です。

高い知名度

ローソンは日本国内で大手コンビニチェーン店3社のうち1社でもあり、メディア露出も頻繁に行なわれています。そのためオーナー自ら宣伝広告費用をかけなくても集客を期待できます。

特にローソンではオリジナルスイーツブランドのマチカフェの人気が高く、新商品が発売されるとメディアやSNSで多くの投稿がされています。100円とリーズナブルで飲むことができるコーヒーも人気があるため、特に社会人が多い場所に出店することができれば需要も高まるでしょう。

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大手コンビニのローソンは充実のサポート

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ローソンは開店後もスーパーバイザーによるアドバイスを受けることができ、店舗経営を改善させることができます。ローソンの店舗はほとんどがフランチャイズなので、フランチャイズのノウハウも多く、円滑な店舗経営で大いに役立ってくれるでしょう。

これからコンビニの経営を目指している方は一度ローソンのフランチャイズ説明会に参加してみてはどうでしょうか。


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