大人気の業務スーパーはフランチャイズ加盟ができる!フランチャイズの概要や人気の秘密とは

フランチャイズWEBリポート編集部 |2022年07月25日 公開 (2022年07月29日 最終更新)
業務スーパーの店舗

業務スーパーは日本全国にあり、業務用とはついていますが、一般家庭からも重宝されています。業務スーパーは通常のスーパーでは購入することができない輸入品やお得な商品があり、一部の商品はトレンドになるほど人気です。

今回は業務スーパーについてと、フランチャイズの契約についてご紹介します。

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業務スーパーとはどのようなスーパー?

スーパーで買い物する親子

まずは業務スーパーがどのようなスーパーかについてご紹介します。

業務スーパーとは

業務スーパーは緑色の看板が目印で、株式会社神戸物産が展開するチェーン店です。神戸物産は兵庫県加古川市に本社があり、業務スーパーの本店は現在同じ加古川市にあります。

業務スーパーで取り扱っている商品は冷凍食品や加工食品で、PB(プライベートブランド)に力を入れているところが特徴です。株式会社神戸物産では業務スーパー以外に飲食店やエコ再生エネルギー事業、人材育成事業など幅広く手掛けています。

業務スーパーで扱う商品は業務と名前がついているだけあって大容量なものが多いですが、その分コスパがいいと評判です。また、海外の食品も取り扱っているので、他のスーパーでは見られないようなレアな食品も購入することができます。

業務スーパーの店舗数

業務スーパーは全国の都道府県にあり、969店舗(2022年5月時点)にものぼります。2021年に900店舗を超えましたが、出店数はまだまだ増加しており、2025年には1,000店舗を目標にしています。

そのため新規に参入を考えている人でもまだまだ受け入れられやすい環境が整っていると考えられるでしょう。

業務スーパーの特徴

業務スーパーの主力になっている冷凍食品などは国内にある25の自社グループ保有の食品工場によって生産されています。

また、食品は国外およそ45ヶ国から直輸入しており、最近ではイスラム教徒が食べられるハラール認証食品も扱っていることから日本在住の外国人利用客にも需要が高いようです。

業務スーパーでは徹底的に無駄なコストを削減し、広告はWebチラシに掲載したり大量にまとめて直輸入したりすることで、いつでも低価格・高品質の商品が提供できるようになっています。

最近ではSNSやテレビでも低価格・高品質のさまざまな商品が紹介され、人気商品はトレンドにもなっています。有名人も好きな商品を発信するなど、業務スーパーの注目度の大きさや商品力の高さが分かります。

業務スーパーのフランチャイズとは

スーパーの店員

業務スーパーは直営店は3店舗あり、それ以外はフランチャイズによって店舗数を拡大しています。これから新たに業務スーパーでフランチャイズ加盟を考えている方はこちらの項目を参考にしてみてください。

業務スーパーのフランチャイズ概要

ブランド名 業務スーパー
加盟金 200万円 ※別途消費税が必要
保証金 1,000万円
発注システム使用料 月額28,571円 ※別途消費税が必要
設備費用 2,000~2,900万円
※常設棚および冷凍設備の工事費用
(上記は目安となり、物件により変動します)
別途:建築工事一式・POSレジ・その他準備金が必要
ロイヤリティ 仕入れの1%
※一部対象外の地域あり
店舗概要 店舗面積 130~180坪
売場面積 120~150坪
駐車場 20~30台分
※上記は標準的な業務スーパー(立地条件や物件により変動)

フランチャイズでは新規出店をする際、売り上げや収益予測をすることが一般的です。しかし、業務スーパーではそれを行なっていません。これは立地環境の変化や店舗の運営状況などの原因により、予測から大幅に外れた結果につながりかねない、という理由からです。

また、現在営業している業務スーパーのなかには、店内に100円ショップを併設しているところもあります。他にも、既存の事業と組み合わせた「酒&業務スーパー」「生鮮&業務スーパー」のようなフレシキブルな対応も可能としているところも大きな特徴です。

業務スーパーのフランチャイズ加盟からオープンまでの流れ

(1).問い合わせ
公式ホームページ内にあるお問い合わせフォーム、または電話で問い合わせをします。

(2).加盟相談
具体的に業務スーパーのフランチャイズについての説明があります。出店を希望する物件の確認も行われるので事前に情報をまとめておくとよいでしょう。物件の確認後は店舗レイアウトが作成され、出店の検討がされます。

(3).審査
加盟審査のために必要書類を提出します。

(4).契約締結
無事審査がとおり、契約内容について最後の確認が行なわれます。内容に問題がなければそのまま契約締結です。

(5).工事着工と研修
店舗の内外装の工事を行ないます。また、店舗での研修6日と本部での研修1日があり、合計1週間の研修が実施されます。

(6).商品の搬入
オープン前には商品の搬入と陳列を行ないます。本部から指導とサポートが入るので適切な売り場のディスプレイを作ることができるでしょう。

(7).オープン
オープン後は本部からのサポートを受けながらよりよい店舗づくりを目指します。

業務スーパーのフランチャイズのメリット

業務スーパーは、常温・冷凍商品をメインとして販売しているため、ロスが少ないことが特徴です。さらに一部エリアを除いて、ロイヤリティが仕入れの1%と低いことも魅力です。
既存事業として小売業を営んでいる場合、業務スーパーと併設することもできるので、これまで以上の収入が見込めるでしょう。

本部からのサポートは開店後も引き続き受けることができるので、初めて小売業に進出する人でも安心して挑戦することができます。

業務スーパーが人気になったのはなぜ?

スーパーでの在庫管理

業務スーパーが人気になったのは具体的にどのような理由があるのでしょうか。こちらでご紹介します。

調理の手間をなくした商品が購入できる

業務スーパーでは業務で使いやすい食材を扱っています。そのため冷凍野菜などはカットされている、パスタソースはパスタを絡めるだけで調理が完成するなど、料理の負担が少なく、家庭用でも使いやすいものになっています。忙しい現代人にとって、負担が少なくおいしい料理が作れることは重要です。

また、業務スーパーの公式ホームページには業務スーパーの商品を使った料理のレシピがたくさん掲載されているので、今まで使ったことがない商品でも挑戦がしやすくなっています。

コストコに比べて利用ハードルが低い

業務スーパーと同じように大容量の商品を扱うコストコも頻繁にメディアに取り上げられていますが、コストコを利用するには会員にならなくてはなりません。会員になるには年会費が必要です。また、コストコは郊外にあるケースが多いので移動手段を確保することが難しい方もいるのではないでしょうか。

しかし業務スーパーは同じように大容量の商品を扱っていながら年会費や入場料などは一切必要ありません。業務スーパーは国内に900店舗以上もあり、日常で使いやすいです。そのため、コストコの利用ハードルが高いと感じている人が、業務スーパーを愛用するというケースがあるようです。

業務スーパーの人気商品3選

業務スーパーではどのような商品が人気なのか、こちらで3つご紹介します。

リッチチーズケーキ

リッチチーズケーキはメディアでも何度も紹介されている人気商品です。500gで税込340円前後なので、シェアして食べることもできます。チーズケーキ以外に抹茶ケーキとチョコレートケーキも人気です。

冷凍野菜

忙しい主婦の時短料理に欠かすことができない冷凍野菜は種類も豊富で高い人気があります。特にカットほうれん草の人気が高く、500gで税込160円前後と買いやすい価格です。

トリノで作ったトマト&イタリアンチーズパスタソース

業務スーパーの従業員からも根強い人気を誇るパスタソースです。687gで税込297円前後とコスパも抜群で、イタリアから輸入した本格的な味わいが楽しめます。こちらもメディアで何度も取り上げられている、業務スーパーの代表ともいえる商品です。

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スーパーの店員

フランチャイズ加盟のなかでも業務スーパーほどフレキシブルな対応が可能なブランドは非常に少ないです。
経営も安定しており、今後もさらなる店舗数拡大や、人気の高いオリジナル商品が登場することが期待できます。

新規事業を立ち上げたい、異業種に参入したいと考えている方であればフランチャイズの加盟を検討してみてはいかがでしょうか。


業務スーパーの店舗

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