人生100年時代に求められるビジネス!「リハビリ特化型デイサービス」の魅力とは?

フランチャイズWEBリポート編集部 |2023年10月20日 公開 (2023年10月23日 最終更新)
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高齢者人口が増加し続ける日本社会において、「健康寿命」の延伸は社会的にも重視されています。高齢者や障害者の身体機能の回復や維持・介護予防を目的に「リハビリ特化型デイサービス」が誕生し、徐々に注目を集めていることをご存じでしょうか。
本記事では、リハビリ特化型デイサービスがどのような施設なのかという説明とあわせて、市場性やビジネス面での魅力、さらに、異業種からの開業方法について紹介します。今後さらに需要が高まる業態ですので、新規事業や事業多角化を検討している方は是非ご一読ください。

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リハビリ特化型デイサービスとは

まずはリハビリ特化型デイサービスがどのような施設か、市場性とあわせて解説します。

リハビリ特化型デイサービスとは?

「自分の足でいつまでも元気に歩きたい」「健康のために運動したい」など、体力維持や身体機能の向上を目的としたデイサービスが「リハビリ特化型デイサービス」です。
リハビリ特化型デイサービスは、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士などさまざまな分野のリハビリ専門スタッフが在籍しており、利用者個人の状態に合わせたプログラムでリハビリや訓練を行なえるように工夫されているのが特徴です。

デイケアとの違い

リハビリ特化型デイサービスと似た施設として、デイケアがあります。デイケアは「通所リハビリテーション」、「介護老人保健施設」と呼ばれることもあり、主に退院後、機能回復のためにリハビリを継続したい方や、医療ケアが必要な方が利用しており、最大の特徴は医師の指示のもとで訓練の計画書が作成されていることです。
デイケアでは食事や入浴、排せつ介助もサービスに含まれていますが、リハビリ特化型デイサービスでは、介護度の低い利用者が多く、健康維持を目的に利用されるため、身体介護はなく、リハビリに特化している点が特徴です。

リハビリ特化型デイサービスの市場性

厚生労働省の統計によると、2000年と2022年3月を比較した際に65歳以上の被保険者は1.7倍、要介護認定者は3.2倍、サービス利用者は1.8倍にまで増加しています。

【65歳以上被保険者の増加】

2000年4月末 2022年3月末 倍率
第1号被保険者数 2,165万人 3,589万人 1.7倍


【要介護(要支援)認定者の増加】

2000年4月末 2022年3月末 倍率
認定者数 2,18万人 690万人 3.2倍


【サービス利用者の増加】

2000年4月末 2022年3月末 倍率
サービス利用者数計 149万人 516万人※ 3.5倍

(参考:厚生労働省 介護分野の最近の動向について)
※ 居宅介護支援、介護予防支援、小規模多機能型サービス、複合型サービスを足し合わせたもの、並びに、介護保険施設、地域密着型介護老人福祉施設、特定施設入居者生活介護(地域密着型含む)、及び認知症対応型共同生活介護の合計。在宅サービス利用者数、施設サービス利用者数及び地域密着型サービス利用者数を合計した、延べ利用者数は592万人。

高齢者の増加に伴い、リハビリ特化型デイサービスといった介護福祉サービスを利用する方は、今後ますます増えていくでしょう。

リハビリ特化型デイサービスを経営する魅力とは?

続いて、リハビリ特化型デイサービスを経営する魅力やメリットをこちらでご紹介します。

利用者個人に合わせた訓練ができる

リハビリ特化型デイサービスは1人ひとりに合わせたプログラムを作成するので、利用者個人に合ったサービスを提供することができます。

利用しやすいサービス内容

家族に介護が必要な高齢者がおり、介護認定を受けることができたのに、「デイサービスには行きたくない」など、本人に介護サービスの利用を拒否されてしまい、家族の介護負担が軽減されないというのはよくある話です。
介護を受ける側としては、デイサービスでのお風呂や食事の世話などの介護に対する抵抗感があったり、レクリエーションなどを子供扱いのように感じてしまうことがあるようです。その点、リハビリ特化型デイサービスはジムのような感覚で通いやすいでしょう。

従業員の負担が少なく働きやすい

先述したように、リハビリ特化型デイサービスでは介護度の低い人のみが利用するので、他の介護施設のようにつきっきりで介護をするような状況はありません。また、入浴や食事を行なわず、短時間の訓練を行なうところも従業員の負担が少なく、働きやすいと言えるでしょう。

リハビリ特化型デイサービスの参入はフランチャイズで!

フランチャイズでリハビリ特化型デイサービスの事業を始めると、以下のようなメリットがあります。

未経験でも安心して開業できる

異業種や業界未経験であっても、フランチャイズ本部には経営ノウハウが集められており、安心して開業することができます。とくに、デイサービスを含む介護施設などは開業するための申請にも手間がかかり、素人が1人で対応するのは容易ではありません。本部からのサポートを受けることで、開業までスムーズに準備を進めていくことができるでしょう。

手厚い本部からのサポートが受けられる

開業時以外にも、本部からさまざまなサポートを受けることができます。たとえば、リハビリ特化型デイサービスは医療同様に介護報酬制度なので、点数計算をしなくてはなりません。また、利用者が健康保険療養費の支給を受ける際も定められた申請が必要です。
フランチャイズ加盟をすると、本部が点数計算や申請を代行してくれるところが多いので、経営の負担を減らすことができるでしょう。

ブランド力がある

フランチャイズは同一の名前の店舗が複数あるので、既に開業している店舗の知名度や人気を引き継ぐことができます。とくに介護施設は人を預かるため、実績がある施設のほうが安心して利用できると考える人も多いでしょう。フランチャイズなら別の店舗の経営ノウハウも知ることができ、安定した経営ができます。

新しく掲載開始したオーナー募集情報まとめ

フランチャイズで開業するリハビリ特化型デイサービス業態

元氣ジム

フィットネスを中心に全国展開している株式会社ルネサンスが経営するリハビリ特化型デイサービスです。東証プライム市場にも上場している企業で、介護に関するノウハウも十分にあります。フィットネスの業界売上高は2022年3月末時点で世界10位を誇り、デイサービスらしくないおしゃれな施設で楽しんで取り組めるようなプログラムを提供しています。

コンパスウォーク

リハプライム株式会社が運営するリハビリ特化型デイサービスです。2023年8月にはTV東京系列のカンブリア宮殿で紹介された話題性が高い施設で、全国に130店舗以上の出店実績があります。理学療法士による科学的根拠のあるリハビリ手法を取り入れており、歩行特化型のプログラムを提供しているのが特徴です

ブリッジライフ

株式会社ほっとステーションが経営するリハビリ特化型デイサービスです。ブリッジライフ最大の特徴は「IADL訓練型デイサービス」であり、一般的なデイサービスとは異なり、実動作訓練が軸になっています。そのため、入浴やトイレ以外にも料理や買い物など生活に必要な生活力を引き出すことができるプログラムが用意されています。
また、日常生活のサポートだけでなく認知症予防のプログラムもあります

健康寿命を延ばすリハビリ特化型デイサービスは今後も需要拡大

超高齢社会の日本では、健康寿命の延伸が大きな課題となっており、国の政策のひとつにもなっています。
身体機能の維持や回復を目的としたリハビリ特化型デイサービスは今後ますます必要とされ、利用希望者は増加していくでしょう。ビジネス面としての魅力だけでなく、社会貢献の意味でも注目度が高い業態です。
デイサービスの開業にはさまざまな手続きや申請が必要になるため、開業ハードルを下げるにはフランチャイズの加盟がおすすめです。ぜひこの機会に、フランチャイズブランドの資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか。

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