中食ビジネス特集

社会ニーズの変化にあっている中食市場

テイクアウトや持ち帰り、宅配などの「中食」は、近年市場規模が10兆円を超え、外食市場の25兆円に迫る勢いです。その成長背景として、共働き世帯や高齢世帯が増加したことで、食事の用意が困難になったことが挙げられます。さらには家庭内でも各人が好きなメニューを食べたいといった「個食」需要もあります。外食ほど高価ではなく、内食のような作る手間はいらないため、忙しい現代社会のニーズにはまり、9年連続で成長を続けているのが中食市場です。

同じ料理でも外食は10%、中食なら8%の消費税

市場を拡大している中食ですが、さらに勢いを加速させるきっかけとなったのが、2019年10月からはじまった消費税増税。8%から10%への税率変更による家計の圧迫は厳しく、3人に2人が増税後の節約したい項目として「食費」を挙げていると言います。(ホットペッパーグルメ外食総研調べ)。なかでも「外食が減ると思う」といった声が多くなっています。 しかし、増税後も外食とお酒以外の飲食料品に関しては、軽減税率によって8%のまま据え置きとなります。そのため、テイクアウトやお持ち帰り、宅配などは増税の対象外です。

競争が激化する中食市場で成功するためのカギ

今後は消費増税の影響で、外食産業が中食にぞくぞくと参入することが見込まれ、中食市場は外食市場を取り込みながら、さらに拡大していくことが予測されます。 そんな拡大市場であり、競争の激化する中食市場で独立するのは容易ではありません。メニュー開発や運営ノウハウだけでなく、軽減税率やポイント還元に対応したシステムなどがすでに揃っているフランチャイズを活用して、早めに軌道に乗せることが中食ビジネス成功の鍵となるでしょう。