集客に重要なネームバリューを活用できる!フランチャイズに加盟するメリットとは

フランチャイズWEBリポート編集部 |2021年04月01日 公開 (2021年08月03日 最終更新)
フランチャイズのネームバリュー

フランチャイズ加盟をすることによって得られるメリットには様々なものがありますが、その中でも効果が大きいのがネームバリューです。収束の兆しが見え始めたとはいえ、まだまだ予断を許さないコロナ禍においても、フランチャイズの知名度・ネームバリューは大きな強みになります。

そこで今回は、フランチャイズのネームバリューとはどのようなものか、メリットデメリットなどと併せてご紹介いたします。

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フランチャイズで得られるネームバリューとはどんなもの?

フランチャイズのネームバリュー

まずはフランチャイズのネームバリューについてご紹介いたします。

そもそもネームバリューとは

ネームバリューは和製英語で、特定の名前が持つ世間での知名度や価値のことを指します。たとえば人気があるアスリートの名前を出すと「○○で優勝した人」といったように関連した事柄を連想することができます。

昨今はインターネットが普及することでSNSの利用者が増加しており、企業や店舗は自らPRするだけでなく、SNS上で影響力のある「インフルエンサー」を利用することもあります。企業などによっては案件としてインフルエンサー側に自社製品やサービスの紹介を依頼するケースもあります。

そうして企業や店舗、商品の知名度が上がっていけば利用者も増えていくので、現代社会ではマーケティングや、経営戦略にネームバリューは欠かせないといえるでしょう。

ネームバリューで期待できるハロー効果

社会心理学には「ハロー効果」と呼ばれるものがあります。ハロー効果とは対象への評価をする際に、特に目立つ特徴に引きずられることで他の特徴評価が歪むことを指します。なお、ハロー効果は「認知バイアス」と呼ばれるものの一種です。

たとえば、インフルエンサーによって紹介された商品は「○○さんが使っていた商品だから、ほかの商品よりも優れている」と考えられることがあります。影響力が強い人が宣伝をすることで、商品を使ったことがなくてもいいものだと考えられることがハロー効果です。企業が商品やサービスの広告・宣伝にタレントを起用するのも、その効果を得るためです。

なお、ハロー効果はポジティブな面とネガティブな面の両方を持つため、良い効果だけを得ることはできません。不祥事を起こした人がいると会社のイメージが悪くなるといったように、ネガティブなイメージも与えてしまいかねないので上手く活用することが大切です。 ネームバリューが大きくなればなるほど、ポジティブ・ハロー効果よりネガティブ・ハロー効果の影響を受けやすくなるため、規模が大きくなればその分注意が必要です。

ネームバリューが高いフランチャイズに加盟して得られるメリット

フランチャイズのネームバリュー

フランチャイズのネームバリューによってどのようなメリットが得られるのでしょうか。こちらで具体的にご紹介いたします。

顧客の自然流入が見込める

仮にフランチャイズを利用せずに自分一人で開業をする場合は、宣伝活動が十分でなければ消費者の利用は期待できません。

一方フランチャイズに加盟した場合、そのブランドの商品やサービスが有名なものであれば、新しい店舗ができるだけで近隣住民の話題になります。新規店舗で最初の大きな関門である顧客獲得をネームバリューによって多く得ることができるのです。

顧客による口コミ

顧客にとってもネームバリューのある有名な企業やブランドには高い信頼感を寄せやすく、利用者が安心してサービスを受けることができます。

飲食店であれば個人のブログやSNSからメニューや食材に関する情報が得やすいだけでなく、同じブランドの店舗を利用したことがある人達の口コミなどで情報を得られる点も顧客にとってのメリットになります。

知名度だけでなく、多くの人が共通のサービスを利用する機会が得られることで参考になる口コミが増え、自然と宣伝効果を持つようになるでしょう。現代はネット社会といわれており、ネットの宣伝は店舗にとって財産にもなります。

ネームバリュー以外にもあるフランチャイズ加盟のメリット

フランチャイズのネームバリュー

ネームバリューが高いことはフランチャイズ加盟を検討する際に重要視するポイントですが、ほかにもメリットはあります。

優れたサービスの提供

フランチャイズを利用しない場合、新しく開発した商品・サービスの提供は実際に販売を始めてからしばらく時間が経つまで利用者の反応が分かりません。いくら優れた商品やサービスを開発したと思っていても、利用者から支持されなければ開業後の店舗経営は難しくなってしまいます。商品・サービスの改善を行なうにしても、場合によっては費用や時間がかかってしまうこともあるでしょう。

しかし、フランチャイズ加盟すればすでに販売実績があり、成功している商品やサービスをすぐに提供することができます。改善が必要な場合も、運営本部が行なうことが多いため、自分でメニューや商品、サービスを変える場合よりも費用を抑えることができます。こういった商品開発・改善に関する費用はロイヤリティとして支払いことになります。

プロによる指導が受けられる

サポートにはフランチャイズ本部からの店舗視察などがあるケースもあります。さまざまな立地・条件の店舗監修をしてきたSV(スーパーバイザー)が店舗の視察を行なってくれるため、具体的な対策や改善点を見つけられ、より良い店舗づくりが可能です。

また、開業前にも本部による研修などが行われるため、業界未経験であっても安心して開業をすすめることができます。

効果的な宣伝

いくらネームバリューが高く自然流入が見込めるとはいっても、宣伝に手を抜くことはできません。しかし、業界未経験や宣伝の知識がなければ店舗にあったPRを行なうことは難しいでしょう。

そういった点でフランチャイズ加盟すれば、加盟した企業から集客や宣伝方法に関して手厚いサポートを受けることができる点も大きなメリットです。フランチャイズ本部ははすでに店舗経営のノウハウや成功・失敗事例を知っているため、店舗に合った効果的な宣伝の手助けも行なってくれます。これら広告宣伝費に関しても加盟店からフランチャイズ本部に対してロイヤリティとして支払うことになります。

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ネームバリューが高いことによるフランチャイズのデメリット

ネームバリューが高いということは一概にメリットだけではありません。SNSとスマホが普及しだした2010年頃から話題にあがるようになった「バイトテロ」など、ひとつの店舗で不祥事が起こればそれがブランド全体の悪いイメージにつながってしまいます。知名度を共有しているからこそ、自店舗の印象が他店舗にも影響を及ぼすことに注意しておくべきでしょう。

またネームバリューがあるということはその分広告費用などをフランチャイズ本部がかけているということです。その他の商品開発など本部がお金をかけているポイントは多数ありますが、それに対するロイヤリティを支払うことも人によってはデメリットと感じるかもしれません。

しかし、自身で開発や広告を行おうと思うとそれ以上の費用がかかったり、費用をかけてもうまくいかないということも往々にして起こり得ることです。フランチャイズ加盟を検討する際はロイヤリティの安さを比較するのではなく、サポート内容に見合ったロイヤリティ額であるのかを見極めるようにしましょう。

ネームバリューで集客を見込めるフランチャイズを検討しよう

フランチャイズのネームバリュー

フランチャイズだからといって経営が成功するとは限りませんが、ネームバリューがあるフランチャイズであれば開業の注目度も高まるため、個人経営を行うよりもリスクを低減できる可能性があります。

これから開業を目指している方は、フランチャイズの加盟を考えてみるのも一つの手段です。まずは支持されているフランチャイズの特徴を知るためにも、資料を請求してみると良いかもしれませんね。

フランチャイズのネームバリュー

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